2003年度〜2004年漁期栄養塩動態

 このページはお世話になっている大学から、04年12月20日に頂いたデータです。
昨漁期始めから今漁期12月9日までの栄養塩動態無機態三態窒素で表しています。
 (区画51号漁場内)

 今漁期はアンモニア態窒素が少なく硝酸態窒素が多い、考えられる事は、アンモニア態窒素を消費している
からこのような結果が出る。吸い込んだ海水から約半分アンモニア態窒素を消費している関電が原因である
関電が10年間40億円を使い造ったデータも同じ結果が出ていることは隠すことが出来ない事実である。
 
 また、裏づけ調査をしてくださった大学のデータとも一致している。栄養塩を減らしていないと言っている関電が大きな嘘をついている事は明白な事実、海水を電気分解して塩素を採りだし、その塩素を滅菌目的で使用して流しているのも事実である。取水している海水にはアンモニアが存在している。
 
その中に塩素を入れるのも事実である。その結果クロラミン類が発生する。この中のモノクロラミンとジクロラミンは、反応しアンモニアを消費する事も事実であることが判明している。
 
アンモニア態窒素がこのように少なくなるのは、二月後半から起きる現象である。雨が一番少なくなる渇水期には川の水が流れなくなる時期である。この時期にはアンモニア態窒素が減少するのは当然起きる現象だ。それと季節風が吹く時期と重なる季節風が強く吹くと分解速度も速まる。今の時期にアンモニア態窒素が減少するのは何か原因があるその原因は塩素を大量に使用している関電が犯人と言うことになる。これは姫路市下水局の説明だ。『平成12年に塩素なら関電の方がはるかに多い量を使っている』と言っている。

 逃げることは出来ない。毎日姫路第一と姫路第二の温排水は900万トンになる。
 これ以上のデータは要らないだろう関電まだ嘘をつき続けるのか関電

栄養塩類(μM/L)
アンモニア窒素 亜硝酸窒素 硝酸窒素 DIN(アンモニア+亜硝酸+硝酸態窒素)
2003.11.15 3.13 1.7 3.4 8.23
2003.12.13 0.4 3.8 6 10.2
2004.01.18 1.01 0.2 0.8 2.01
2004.02.27 0.32 0.05 0.75 1.12
2004.03.29 0.2 0 0.6 0.8
2004.11.13 2.8 0.8 10.6 14.2
2004.12.09 1.72 1.45 5.85 9.02
ケイ酸態ケイ素 リン酸態リン
2003.11.15 17.43 0.866
2003.12.13 20.52 0.91
2004.01.18 3.35 0.315
2004.02.27 3.2 0.13
2004.3.29 3.2 0.04
2004.11.13 26.71 0.501
2004.12.09 16.72 0.469