終末下水処理場による被害報告

バリカン症の被害原因を証明しているページ

2005・12・5(アップ)
下の写真は姫路市東部析水苑のパンフレットです。この施設の問題点を指摘します。
この施設は雨水と下水排水を分離して処理を行っているそうですが、これによって
汚濁の濃度が合流式と比べると高いその分次亜塩素酸ソーダの添加率が高くなるその分海域に
被害が多く出る。
 特に大きな問題は次亜塩素酸ソーダを添加してから放流する時間が問題だ。15分で放流している。
東京の下水処理場では次亜塩素酸ソーダを添加してから余裕のあるタンクに入れて残留塩素が
消えてから放流すると聞いている。
 姫路市の下水処理場のタンクは余分には無く100パーセント稼動している為次亜塩素酸ソーダを
添加後15分で放流している。
 残留塩素は24時間経過しても70パーセントしか分解されないそうだ。
(これはネット検索で探したデータです)それでも30パーセント残留している。
今年7月11日に市議会議員さんに連れられて下水施設に行った時に次亜塩素酸ソーダの添加率
は1ppm前後と言っていたが、1ppm分の残留塩素は出ている事をご存じないようです。特に東部析水苑
は分離式だからお濁水が濃いため次亜塩素酸ソーダの添加率も多い。被害も多く出る。
 平成10年ごろは20000トン程度の排水量でしたが現在は29000トンまで増えている。
今年2月3月に残留塩素を測定した結果は1ppm所の騒ぎではない。これの5倍程度の結果が出ている。
私が購入した水道水用の測定器で測定した写真を貼り付けてからは、次亜塩素酸ソーダを減らしている
ことは分かっているが、それまでは次亜塩素酸ソーダを垂れ流していたのは確実だ!!
08年9月23日 左の写真はNH4とCODの反応をパックテストで見たものである。水温28度、反応時間は5分である。

 アンモニアは少し少ないようだが、次亜塩素酸ナトリュウムの注入率を増やした事との関係が否定できない。

 CODは13から20ppmの間が読み取れる。普通の川のCOD濃度は5ppmが普通だ。明らかに、この海を壊している犯人が下水排水と分かる結果だ。

ゆだんしたな・・・姫路市、注入率を増やしたのは分かっていたんだよ北風も言うほど吹いてなかったのに港内がきれいになっていたから・・・
08年9月23日 左の写真は残留塩素DPD試薬を入れて30秒での発色だ。何時もならこの川は茶色に染まっているがこの日は比較的綺麗になっているから驚いたが、この発色で納得が行く、次亜塩素酸ナトリュウム注入率を上げた結果だ。一分では倍の八色度であったことを言っておきます。

 飾磨港内の赤潮が減少してきた原因は注入率アップがもたらした結果であった。
08年3月3日(アップ) 下水処理場の実態
 左のメールは、ある学校の湖沼の水質を調査をされている専門家から頂いたものである。
 このメールを頂いたのは、2002年1月4日だ。必要になる時があると思いしまっていたが、公害調停も出来なくなったし置いて置く必要も無くなったから、今回公開する。

 読んで頂いたら分かるだろうが、少し解説を。真ん中から下にBODとは川での有機物の測定方法ですが、海ではCOD になっている。

 いずれも汚濁に強い魚が生きていける数値は3ppmだ。(水質汚濁に係る環境基準による)私が姫路市の下水排水をCODで調べた時には、この下にある調査結果、中部析水苑2007年10月18日は10ppmである。

 また東部析水苑では2007年9月22日調査結果は20ppm もあった。この後で調査をしたときには、かなり改善されている事を確認している。

 いくら綺麗になっても、10ppmの数値は汚濁に強い魚でも生きて行けないと言うことになる。また、この有機物が植物プランクトンの繁殖を促している事は事実である。

 ちなみに、下水処理実施率は毎年上がっていることも事実で、年を追うごとに特に冬場で植物プランクトンが増えるのはこの施設が犯人だといえる。

 他にあるなら言ってみたまえ 姫路市・・・また、COD濃度7ppm前後は姫路市のデータでも確認済みだ。
 この施設は、海にとって最悪の施設だ。どうしてこのような施設が野放しになっているのか?
不思議でならない。海苔の流出被害これがすべてを物語っている。
この施設で殺菌に使っている。次亜塩素酸(塩素)を添加することにより、有機ハロゲン化合物
トリハロメタンが生成される。中でもクロラミン類による被害報告は、東京水産大学により発表されている。「都市下水の養殖海苔の生育に及ぼす影響に関する研究ーlV」1986年7月8日に受理とある

@遊離塩素自体が強い殺菌力〜酸化力を有し、殺菌の機構は遊離塩素が細胞膜を透過して、細胞内酵素と反応、ないしは酵素を破壊する。
A海産の汚損付着生物の防除に利用され、効果を発揮している。
B活性汚泥処理水にはアンモニア性窒素化合物の他に多数の有機・無機物質が残存しており、これらと遊離塩素とが反応してクロラミンのような結合型有効塩素(以下、結合塩素と略記する)やクロロホルムをはじめとする多数の有機ハロゲン化合物を生成する。

残留塩素は低濃度で海産プランクトンの増殖に阻害を与え、また有機金属化合物の酸化分解によって金属が有害性を増すことが指摘されている。水産環境水基準では遊離塩素の海域での基準を0.02mg/lとし、米国カルフォルニア州の海域水質基準では全残留塩素濃度の望ましい濃度を0.002mg/lとしている。(東京水産大学“都市下水の養殖海苔の生育に及ぼす影響に関する研究ーlV」1986年7月8日”より抜粋)(水産水基準濃度0.02mg/lと成っていますが。平成17年4月12日に判明した。残留塩素は検出されないこと)と、成っていることが判明しました。

残念ながらわが国では、結合塩素の基準は定められていない。しかし、大きな被害が出ている。この海を壊しているのは、塩素を使ったために、遊離塩素よりも悪い物質に変わって海を壊している。被害を与えたら弁償するのは、常識だ。ほって置くと弁償額が増えるぞ・・・姫路市


 「バリカン症とは、バリカンで散髪をしたときと同じような長さになる症状です。根っこの硬い部分だけ残る」

07年12月15日(アップ)
上の写真は、07年
11月1日に写した種網で
順調に成長している事が
分かる。単張りを待つば
かりの状態。
07年11月2日PM1時には、この様なワイン色のプランクトンが現れペーハーが上がりノリの葉体に異変が現れ始め 07年11月8日に写している。バリカン症被害に遭い
ノリが消えた所に二次芽を
増やす為、干し上げて乾かし珪藻だけを殺した後、海水に戻しノリだけを生き返らす作業をしている。
いわゆる、種網再生作業だ。酷い事をする姫路市だ
07年11月17日(AM9時)
上のノリ網は5日に単張り
したものであるが、バリカン
症の被害にあった網。

この網は後に張り替えてい
るが全てではない。。被害
が酷い網だけであるがその
網も再生した種網だ。
海苔養殖場の位置関係
下水処理場の排水は、
八家川から出て来る,
雨が降り北東の風が吹
くと漁場全域で海苔芽
の流出被害が確認され
る昨年の秋にもこの被
害が確認されている。
雨の多い年H9・H10
も漁場全域で被害が出
ている。
この網は根元部分を
残して葉先が切れた
ように流れた網です。
下水処理場のある周
辺の河口と同じ現象だ。
培地での調査は海水
での毒性は長時間
に渡り認められる結果
が出ている。
八家川にある東部析水
苑の排水口から海側を
写した写真、白い物は
フジツボ、青海苔は付い
ていないのが見て取
れる。
排水口から約300メー
トル河口海側には根元
部分の青海苔が付いて
いる。特徴として伸びない
根元部分は葉体部分より
硬いため切れにくいためだ。
この川にはアサリ
の殻もない。船場川とお
なじだ。
2007年10月18日(アップ)左の写真は、中部析水苑の排水を
COD&NH4 パックテストで反応を見た。
 
 COD は10ppm 反応時間は4分である。「水質汚濁に係る環境基準」(抜粋)
によると『水産一級 2Ppm以下』また『水産2級 3ppm以下』となっている。
これが、植物プランクトンの異常繁殖の元凶だ!また、窒素元も大量に含まれて
いるよ、分解されたら栄養塩にかえる。分かっているのか?

 NH4 は誰が見ても5ppm以上だ。これをDINに換算するとDIN 357μgat/l
になる。毎日20万トンの水量である。これが植物プランクトンの繁殖の元でも
あるが、周辺海域の栄養塩の元でもある。

 
2007年9月22日(アップ) この日ドックから帰ったノリ専用船の試運転のついでに姫路東部析水苑
の放水口の調査に行ってきた。結果はこの上の写真4枚が物語っている。
 
 写真1枚目 午前10時頃到着、流している水の色を見てビックリした。飾磨港の海水より茶色い上に濁って
いる証拠に写して来た。もともとこの排水は濁っているがこの色は珍しい。バルキングしているのか
(油断していたんだろう)

 写真2枚目 これは、アンモニア態窒素の試薬入りスポイトで排水を吸い込んで5分でこの色だが合う所が
無い測定不能だと思う。中部析水苑では予想どうりの結果が出ているが、余りにも濁っているからトラぶった
かも?(濁りすぎだがプランクトンの可能性もあるその場合はアンモニア態窒素はなくなっている可能性はある
しかし、これが姫路市の下水処理場の実態だ)

 写真3枚目 これは、遊離塩素試薬を入れ1分での発色だ30秒ではあまり色は出なかった。これも少し
可笑しいから、ミズミルで見たら、三つ目か四つ目までが点灯し止まってから五つ目も点灯する。
このような現象は長時間水道の水を使わなかった時、出始めの水道水をミズミルで調べたら同じ現象を
起こす事が分かっている。ゼロではないとはっきり言える。だから発色は鈍かったが、かなりの量はある
ようだ。

 写真4枚目 これには驚いた。姫路市に好きなところを言わせてやるよ、濁っているだけではなかった
CODは有機物に反応したものを言うが、大雨が降って川が濁っていた時でもこんな結果にはならなかった。
酸素で分解させて、より綺麗にしているようだが・・・言葉が出ない・・・姫路市を監督しているのは、兵庫県
だ。監督できないなら・・・国土交通省にチクルぞ・・・

2006/8/18/(アップ)
この日写した写真4枚
を掲載。この上は中部
析水苑放水口
この砂浜は中部析水苑
放水口の上流50メートル
にある唯一の干潟である
この浜にはアサリなどの
生き物は全滅しています。
原因は、残留塩素である
のは間違いのない事実だ。
この写真は、放水口下流
の約300メートル岸壁の
地点、青ノリが付いてい
るが伸びていないのが
分かる。モノクロラミンに
よるノリ芽の流出が確認
出来る写真です。
これも少し地点を変えて
写している。青ノリが伸びて
いないのが良く分かる。
塩素を減らしても駄目だと
言う事だ。
姫路市よ恥を知れ!!
2007年9月8日(アップは9日) この日家島の浄化センターへ目的は紫外線処理の排水をDPD遊離塩素試薬で何処まで発色するかと思い挑戦したが目的の放水口は下の写真だが・・・
左の写真に写っているのは家島浄化センター(下水処理場)の放水口のパイプがこの下から200メートル先の海底から流されている。

 これでは採水は不可能である為、施設の中で採水をと試みたが鍵が掛かっていて、インターホンにも応答がなかった。仕方がなく、この下の海水を汲んでCODと遊離塩素の反応を見て帰った。
左に写っているのはCODの反応を4分で写した所だが、5ppm以下であるのが読み取れる。

また、左の試験管は遊離塩素DPD試薬を約4分で写している。遊離塩素がなくてもこの色まで発色する事が分かったという事だ。

家島まで行った効果は少しはあったと言える。
2007/3/18(アップ)左の写真のデータは姫路市下水局が2005年7月25日に出して来たデータである。

 当日に出したものではない、忘れた頃に市議会議員さんから頂いたが測定された残留塩素量から見ると改ざんされたものとしか言いようが無い。

 水道用の測定器でも出てしまったものを認めない姫路市下水局を公文書偽造罪で告発する。
2006/7/31(アップ)このパンフレットは偶然見かけたもので
姫路市の大きさを比べるのに便利が良いので借用しました。
直接私が取り上げている問題とはまったく関係はありません。
 下水排水を他市と比べた場合、姫路市が多く流しているかこれを見て頂いたらよくお分かりになるでしょう。
 緑が姫路市です。
 新聞記事のページ2002・4・3日(真ん中あたり)の記事に飾磨沖が一番汚染されていると言う根拠です。
2006/6/19(アップ)「矛盾」
 左の写真上は昨年5月24日に東部析水苑の残留塩素測定に行ったときに写したもの。(私がミズミルで)
 また下の写真は今年5月29日に写したもの。この時は姫路市下水局が調査を行った時の水素イオン濃度が測定器に出ている。この時に測定したのは姫路市が連れて来た専門家と測定したが、測定器は私のものである。

 今年、姫路市下水局が行った調査と昨年の調査結果で分かるのは、今年の調査時は次亜塩素酸ソーダを添加してなかったと言われても仕方が無いだろう。
 残留塩素の測定に行っても塩素添加をしてないのにレベルの低い測定器でよく測定したものだ!

 今日、水素イオン濃度測定器で水道水を測定したらPH6.81であった。姫路市がでたらめな調査をしたと言えるだろう。
2006/6/3(アップ)
左二枚の写真は姫路港(飾磨)の赤灯台のケーソンに伸びた青ノリが生息しているのが分かると思います。
 この側を流れる水は野田川から流れてきた水が殆どだ。この水には残留塩素が入っていないから青ノリが伸びる決定的な証拠である。
2006/6/3(アップ)
左二枚の写真は姫路港(飾磨)の白灯台のケーソンに付いている伸びることの無い青海苔の生息が分かると思います。
 こちら側を流れている水は夢前川と船場川が合流して流れている水が流れている。この水には中部析水苑の排水もこちら側を流れる。どっちかと言うと、こちらは朝日が良くあたり青海苔などが好く付く好条件を備えているケーソンだが残留塩素の為に青ノリの根っこは付いても伸びることは無い。
 クロラミン類による被害であるのは確実な決定的な証拠だ。逃げ切ることは出来ません。早く認めなさい
2006/5/29(アップ)下の写真8枚は
姫路市が残留塩素測定調査を行っている
所の写真

 測定器の容器に試薬を入れても発色しな
かったと言うことは。
 これは排水中に塩素自体が入って
いないと言える。入れていれば必ず発色
する。

 塩素添加後15分や1時間では残留する
のは常識だと言うことを分かってないのか
自分で専門家だと言っているのに
この日姫路市から5人来ていた。それにしてもお粗末としか言いようの無い測定器を持ってきたものだ。この余分にもう一つ「ミルミズ」と言う測定器は水道用の一番安物である。昨年5月12日に私が中部析水苑の排水を測定した時に使ったものと同じものだが、この結果を貼り付け以降何回も測定に行ったが残留塩素の測定が出来てない。
 
 つまり、減らしているのは分かっている。この大きい船「しおじ」と船長入れて6人の調査関係者で、この測定器はちょっと恥ずかしいんではないの?
 昨年5月12日までならこの測定器で検出されるが、塩素を減らしてからの測定は、これらの測定器では始めから測定できません。こんなもので私を騙せるとでも思っているのか?ペナルティを与える。今週中に分かりやすい写真を掲載する。関電と同じ事をしたと言うことだ!!
撮影日2005
2月21日
撮影日2005
2月22日
左の写真は東部析水苑の吐き出し口に餌を求めて泳いでいる鴨、これは有機物が流されている証拠です。この有機物が沖へ流れたときに植物プランクトンが異常繁殖する原因である。また、硫化水素が発生する原因にもなっています。
 二枚目の写真は飾磨港に流れ込んでいる野田川河口の写真、青ノリが伸びる状態にある河口です。この位置は家島汽船桟橋がある300メートル上流です。この川にはアサリも取れる所があります。終末下水処理場の無い川では青ノリが伸びて、アサリも取れることが証明されている証拠です。

2005年7月11日撮影 左の写真は東部析水苑の次亜塩素酸の貯蔵タンク、手前にあるのは注入するポンプ3機使用しているのは奥にある2機手前にあるのは使ってないそうです、これは少し大きいポンプと言っていました。
2005年7月11日撮影 左の写真は塩素を注入して15分の接触から、この排水口から河口に流される、最終放水口。海水が逆流しないように落差がつけられている。底まで約5メートルぐらいありそうでした。写っているのは、中間です。底は写ってないようです。
左の写真は、姫路第二火力温排水吐き出し口です。04、03、16日撮影写真です。この時期に青海苔が付いていない。当然黒いノリも、この現象は姫路市下水排水口と同じ現象だ。クロラミン類による毒性の影響が謙虚に出ていることが読み取れる。

温排水が直接当たっている、周辺テトラポットも海苔類は生息していない。温排水と言っても影響の無い海域との温度差は最大で2度の違いだ海苔類は生息できる温度である。

左の写真は八家川河口西岸堤防から撮影、この浜は5つの漁業共同組合が海苔養殖を営んでいた浜である。現在は種網も出来ない浜になっている。
東部析水苑(終末下水処理場)が出来てから、4〜5年は確認されづ、排水量が増えてから年を追う後とに、ノリが流れる頻度が増えて来たそれが始まりだ。
このような、海になっても原因の追究もしない。関電と姫路市が海を壊している。これでよいのか?海はゴミ箱ではない・
上の写真は姫路市下水局
に抗議した時に調査費を
取られた時の証拠。
決算書の写し。

ひょうご環境創造協名目で
64.050円おまけに振り込み料まで、普通振り込んだら振込み料は差し引いて送るものだ。

何を調べたのか馬鹿にした金額だ。何もしていない証拠だ。これは詐欺だ!!
左の図は八家川とノリ漁場区画51号の位置関係とバリカン症が毎年のように頻繁に発生する区域を濃い水色で示したものである。雨が多い年は雨量により被害範囲が広がる。昨年のような年は雨量も雨の回数も多いこの年は全域で均等に海苔の葉体が流れ、見た目には分からない。多くの漁業者は雨で流れていると思っている。ノリの葉体は沖の漁場では雨により流れることは無い。河口域の漁場では雨水により細胞が膨れる事はあるが流れることは無い。

@ 発生する時期は、早い年で10月下旬から遅い年は11月初めにかけて発    生する。

A 特徴として暖かい年は遅く発生, 早く冷える年は早い。

B 早く西風が吹く年はバリカン症に罹らない。(水面の水は風が支配している   から八家川から出る下水処理水は真水である。比重の関係でこの水は水   面を漂う)


C 下水排水の影響の無い漁場と比較
   単張り時期に御津町の漁場と区画51号と同じ種網を同時期に張りこんで
   バリカン症に罹るのは区画51号だけであった。過去4年間御津町の漁場   に同じ種網を同時期に張りこんだが一度も無かった。


D バリカン症の被害を回避する対策は張りこんだ種網を水深50センチまで沈   めると回避できる。しかし沈めるとエビの付着が多く製品価値が下がり赤ぐ   され病が発生しやすく網の管理がうまく出来ない。などの弊害が出る。

E 明石市の大久保にある終末下水処理場は、塩素殺菌が悪いから紫外線殺   菌で行っている。その上、処理水を放水するとき海水を混ぜて放水している    。(紫外線殺菌でも毒性のある物質が出来ると姫路市下水局が言ってい   るが、塩素殺菌よりましだ。)

これらの理由により、バリカン症は東部析水苑の排水により被害を受けている事が明白だ。遊離塩素そのものが強い毒性があり。また、モノクロラミンが「・藻類の発生防止と殺藻に極めて効果的である。」と言うことが水道の文献にはっきり説明してある。
平成10年に抗議したが塩素なら関電のほうがはるかに多い量を使っていると下水局が言っている。が関電と下水の排水では条件が異なる。それなのに調査費を支払っている。これは姫路市が詐欺を働いている事になる。

関電と東部析水苑の違いは。
1、分解速度が違う
2、漁場までの距離の違いである。
関電の温排水は温度が高い分クロラミン類は早く分解されている。漁場までと下水の排水口との距離の長さは関電の温排水の方が約2キロは長い。このような事から下水の排水の影響が確実である。
と、思っていたが平成17年2月18日に関電も真犯人と判明した。だからと言って下水排水が問題無いとは言っていない。共同正犯だ!!