19年7月8月


8月31日 飾磨港内の海水の色が青い海になっていた。何日ぶりかな?これからしばらくは青いだろう。

 今日で底曳き網漁は終わり、明日からノリ養殖の準備に入る。
8月30日 二日前の勉強会で、あさりを増やす為に海底を耕し有機物を分解さす事業に補助金が出ると言って、試験漁場の研究結果を発表していたが、あさりが減っていた漁場があったことから、ノリ養殖だけでは生活が出来ない魚もアサリも獲らなければならないのにあさりが減るような事は出来ないと怒っていた方がいた。

 兵庫県の取っている海底耕耘事業の疑問は誰でも思うものだろう。その根拠は、有明海での真似だが、その有明海で赤潮が発生し大量のあさりが死んでいるのをテレビ報道で見てしまった。

 兵庫県であさりを増やせば、赤潮が繁殖しないと言って、あさり(ウチムラサキ)の放流事業をしているが、一般に言われている事が否定された事になる。あさりが居ても植物プランクトンは繁殖するのは確実だという事だ。

 県は殆どの漁業者には、難しい事は分からないのを利用して、補助金をちらつかせ騙しの戦法を取っているが、いつか気が付く時が来るんだ。海が壊れてからでは遅い、早く有機物を流している施設(終末下水処理場)が悪いと言うべき時だと思う。

 海底を耕す道具を曳き回せば、あさりやタチ貝(タイラギ貝)などの貝は潰れて死んでしまうのは常識だ。

 兵庫県の水産に関わる専門家には期待できない事が裏付けされたと言うことだろう。
補助金では漁師は破滅すると言っておく・・・
8月29日 二日休んで沖へ出たら、あの赤潮は見えなかったが、引き潮になってから小さい塊が見えた。沖へ流れたか?希釈されたかも海水の色はモスグリーンだ。

 ちなみに、飾磨港の中は少し綺麗になっていた。夜には北風になっている時が多くなったのが原因だと思う。

 また、昨日の勉強会には多くの問題があったので近いうちに書き込んでみる。
8月28日 今日兵庫県水産技術センターで「平成一九年度兵庫県のり養殖技術研修会」が開かれたが関電の問題は議題にはなかった。残念だが予想は出来ていた。

 今、テレビで有明海で平成に入って最大の赤潮が発生魚やあさりが死んでいる所が写っていた。なんでも水温が高いからと言っている。

 水温だけで大量のプランクトンが発生するわけは無い。窒素、リンが流されているからであるのは確実だ。これで、今年の有明のノリ養殖はたぶん豊作だろう。

 しかし、あの海はアサリが育っていたから、まだましと思う私の海はあさりは育たない。影も見えない車海老も同じ結果だ。

 また、今日、私の家の横を流れる水尾川でアオコが発生しているようだ。川面が青い。このようになると水門を下げて川の水を海へ流してしまう。
8月27日 前日の赤潮は、流れて来たか、その場で発生したかは分からないが、この色になるまでの日数は一週間から10日は掛かる。これは「海からの手紙」の“赤潮”のページを参照したものだ。一週間前に何があったか、カミナリつきの大雨だが,雨が原因だと入っていませんよ処理できない下水排水を雨が運んだ結果だと言っているわけだ。

25日の解説
①の私が調べて分かった結果の説明。簡単に言うと下水排水を流さなくなったのが川から栄養塩が減少した。と言う事である。

 下水処理実施率が全国で82%を超えたと先日、新聞で見た。また、100%の所も一箇所あると言っている。この実施率が上がると川が綺麗になったと言う話ばかりで海の事を言っている所は無い。

 今月、初めに大阪の道頓堀川で清流に住む「ワカサギ」(だったかな)魚が確認されたとも言っていた。これらは下水処理実施率が上がったのが原因で勝手に綺麗になったものではない。

 今まで川に流していた下水排水は“何処へ”答えは“海である”昨年、大阪湾にコバルトブルーの海があると言っていたのは記憶にある。これは“硫化水素”の発生でこの色になっているのも常識の範囲だ。(台風の通過後に発生する)

 川を綺麗にする為、汚染源を終末下水処理場に集めた結果である。これは姫路市の下水処理実施率を見て確認している。窒素、リンが一番多い排水は終末下水処理排水であるのは確認済みで水量もこの施設以外では関電の温排水しかない。

 ちなみに、私の勉強不足で今まで勘違いしていたものがある。それは、有機物だが姫路市の下水排水のCODは7ppm余りと言っているがこの排水を良く見ていたら固形物が混ざっている。これは有機物には入らないことが分かった。

 その結果、姫路市の終末下水処理場の排水はCOC7ppmを遥かに超えると言う事がわかった。

 硫化水素の発生は、窒素、リンが多いと植物プランクトンが大量に発生し、死んだものは海底にたまる溜まった死骸は分解されると、また、窒素、リンに返るが、海には深い所がある(大きな船を係留する所)港で大量に溜まった有機物は分解されない。 

 分解されない物質が積もり積もって硫化水素の発生に繋がるらしい。と言うよりそのものだ。終末下水処理場の排水は休み無く流されている以上、海が壊れていくのは間違いはない。と言える。

だから、川に栄養塩が少なくなっても、海には大量に栄養塩が流されているから、近年冬場に植物プランクトンが多くなったのと関係があるのは事実だ。

 終末下水処理場はバランスを崩す元凶だ。自然環境はバランスを保つ事が基本だと分かってない。(自然環境はバランスで成り立っている。理学博士より)
8月26日 沖合いで赤潮発生写真に写っている海域で赤黒い海の色になっていた。上島から南西沖約6キロで見た。

 この色だとシャットネラの時と変わらない色だった。(優先種は分からない)場所は北航路9番ブイの沖合いだ。一週間前のカミナリで大雨と北よりの風が強く吹いた時の窒素、とリンが今になって増えて来たと言う訳だ。

 あれだけの大雨では処理できない分をそのまま流した結果だ。たぶんもっと沖合いにも広がっていると思う。この日はこれ以上沖には出ていないから、沖の事は分からない。
8月25日 今日は、私の体験と言うか今まで会った方たちの中から特にノリの色落ちの原因について、私の言っている事に異論を唱える方々の共通する名言を紹介しておきます。

① 川の栄養塩量が減ったのが原因ではないのか。
② 埋め立てで水の流れが変わったのが原因ではないのか。 
③ 植物プランクトンが減らしているのが原因ではないのか。

 私に異論を唱える方達は、この三つは必ず言われる。それで何時も思うのが、関電が栄養塩を減らしている事を言った方はいなかった。なぜだ?

 毎日900万トンの海水から栄養塩のはじめの物質「アンモニア態窒素」を約半分に減らしている事は、ノリの色落ち被害の原因ではないのか?

 これからは、この三つに付いて解説を書き込む・・・
8月24日 この日、港の中は赤潮状態で港外約1キロは同じ状態、そこから沖には約2キロぐらいは海水が茶色で薄くなりながら広がっている。
8月23日 書き込みが一日飛んでしまった。その代わり今日は大きな出来事を報告します。
 家のご近所の方が市議会議員さんに連絡され、お見えになった。中でも中部析水苑の放水口まで行かれ遊離塩素の反応をご自身で確認されたと言う報告である。

 こんな強い証言者はいないだろう。写真の掲載など要らない確実なものである。水産用水基準では「検出されない事」だこれが見事にピンクに発色した。

 昨年姫路市が兵庫県姫路港管理事務所の「しおじ」で年4回の調査がでたらめであった事が市議会議員さんが確認されたと言う事になる。

 問題は、嘘を付かなければならない事情があったのは事実ということだ。今まで塩素で海を消毒していたのが証明された事は“海を壊してきた”と言う事になる。当然私に莫大な被害を与えた分は、弁償しなければならないのは当たり前だ。

 姫路市の問題は、市議会議員さんでいくらでも解決できると言う事である。頑張ってください。いくらでもお応援します。市長なんかヤッツケロ・・・何回も市長に抗議に言っているが無視を通しているぜ・・・資格がない奴だ
8月21日 今日は再生したノリ網を漁連に持ち込むのを二日かかって終わらした。
左の写真は昨日掲載すると言った「ミミイカ」このイカは一網に入っていたのは一匹かゼロ匹だったのが今年はこれだけ入ってくる。

 このイカが増えた原因は不明だがこの海で変わったことは残留塩素が減ったのは事実でその他に考えられるものは無い。海で何かが変わったのは事実と思う。

 昨年までは、窒素を減らす目的で下水処理場でも大量の塩素を使っていたが区画51号ノリ漁場で残留塩素が測定され、私が公開してからは関電と姫路市下水処理場は減らしてる。これは事実だ。

 また、栄養塩が戻らなければ元の海には程遠いものがある。
8月20日 今日はある情報が入ったので紹介。何処の場所かは分からないがタチ貝が獲れだしたという話を聞いた。私の操業区域で「ミミイカ」が増えたのは確実だ。これが毎年数が増えるのかは分からないが今の所は間違いない。今までは網に入っても一匹程度だったのが20~30匹は入ってくる。(明日その写真を掲載予定)

 これは信じるかどうかは分からないが、言っておく。残留塩素が減少したのは事実である。特に関電は昨年5月以前と比べると三分の一以上減らしているのは確実であるのは数字を見たら分かるだろう。(残留塩素測定結果)毎日姫一と姫二合わせて900万トンの海水からこれだけ減らせば海が変わるのは当然だ。

 関電もだんまりを通さず、減らしたら減らしたと言う事が大企業の責任だと自覚するべきだ。減らしたからと言って、それで海が蘇ると思ったら大間違いだ。海水を電気分解している限りアンモニア態窒素は減り続ける。

 左の写真の解説 今月15日に遊離塩素を調べに行った時ペットボトル(2ℓ)に汲んで帰ったものを写している(左の写真)今回は蓋をしたまま置いていたら、詳しくは分からないがカビが生えて来たようだ。(今日から蓋は開けておく)また昨年のペットボトルは未だに底に溜まったままだ。

 昨日の朝は底に溜まっていただけだが今日になるとコケか珪藻?カビ何だ!たぶん塩素に強い物質が繁殖したと考えるのが普通だろう。私は科学者ではないから真偽は?たぶんあたっていると思う。

 微生物と言うものは攻撃されるとより強い耐性が出来た微生物に変化すると言われるが同じ考えで見ても可笑しくはないだろう。特に塩素はなんにでも反応する物質だ。

 これが大問題だと思う。下水排水には様々な物質が含まれているからである。全てに反応して新しい物質を作り出す。海には無いものを作り出す。毒性がなければまだよいが、代表的なものはモノクロラミン類、トリハローメタン、有機ハロゲン化合物などだが、クロラミン類は特にモノクロラミンが藻類に強い毒性があるのは確実に分かっている。

 この物質はこれ以外に内分泌撹乱物質にも入っていると聞いている。下水排水は特にこの物質が多いらしい。詳しく知りたい方は検索をかければ出てくるだろう。

 またトリハローメタンは人間には発がん性が有ると言われているものだ。有機ハロゲン化合物は調べたものが無いがこれの方が悪いといっている文献がある。それとも調べて公開できないのかな?姫路市下水局が2005年に言った言葉を紹介しても良い・・・

 川を綺麗にする為、終末下水処理場を造り悪い物質を全て海に流せばよいと言う考えが“海を壊している”と言える。また、川が綺麗になっても魚が帰ってこないと言っている原因には、栄養塩が少なくなったのと水量が減ったのは確実だ。

 川や海を蘇らすには下水処理場を川の上流域と中流域、下流域の三箇所にするだけでも海に掛かる負担が三分の一に減るだろう。また、川には栄養塩も戻り水流もかえる。こんなものは子供でも分かる事だ。姫路市 わかっとうか・・・昨日の雨では処理できなかった分はそのまま海へ・・・
8月19日 今日は俺も終わりか!!と言う目にあった。今までにはお目に掛かった事は無い夕立に遭遇してしまった。これは沖での話しだが17時から網を入れたが途中から妖しげな雲と風その上、雨だ、これがまた凄い雨が降ったと言うより滝だな・・・

 ポンプで水をかけても吐けるだけの穴が開いているがこの雨は吐けない。また風が北風だったが途中から風向きが変わったようだ。風に向かって網を曳いていたが風に向かって舵が効かなくなってしまうと船が傾いたまま戻らなくなってしまった。

 仕方が無いから風が収まるまでクラッチをニュウトラルにして流している事にしたら船上にあった魚を入れるカゴから収納箱この蓋があっという間に飛んでしまった。

 船が風に向かっていたらブリッジの中には雨は入らないが流しているから後ろからの風と雨はブリッジの中に流れ込んでくる瞬く間に洪水だ。この中は電気系統の配線があるから浸からないようにしなければならないから排水作業だ。

 こんな事を約2時間やっていたら上手くおさまってきた網を上げて帰るのも、もったいないと思いもう一度網を入れたが今度は赤色灯を点滅させた船が近寄ってきた海上保安庁の巡視船だ。

 どうやらこの周辺でSOSを発信した船があるらしいことが分かった。俺の船も危機一髪だったから納得がいく・・・ほんまにヤバカッタ・・・色んな経験はあるが、はじめてだカミナリの音どころではなかったと言う事だ。
8月18日 今日は本題に入る。この港からは珪藻プランクトンが繁殖している事は良く分かるだろう。窒素、リンが流されている事は隠す事はできない。

 また、この窒素、リンはプランクトンがいくら繁殖していても一日では無くなる事は無いのも分かるだろう。分からない奴には分かるように言っておく。

 毎日窒素、リンの供給があると言うことだ。この水は間違いなく区画51号のノリ漁場に一日か二日以内には流れ込んでいるのは間違いないから、当然この漁場で窒素、リンがなくなる事は無いと明言できる。

 毎日窒素、リンが供給されていてプランクトンが毎日増えても窒素、リンはゼロにはならない事を言っておく。反論があるなら掲示板で文句を言ってみろ。

 私としてはどちらでも良いのだが嘘はつけない性格だから・・・
8月17日 昨日の海亀には驚いたが、また海亀も驚いたようだ。網から出たときは船に向かって泳いでいたが、次は網に向かって突っ込んだ一瞬フリーズした(少しの間だが)良く考えて向きを変えた(掲載写真はその瞬間を写している)

 次にとった行動は逃走だがこれが笑える。潜水逃走を二回試みたが、あえなく失敗 原因は浮きすぎにあった。大量に空気を吸い込んでいたようだ少し考えてから大量の空気を吐き出した。

 今度は簡単に潜って逃げた。海亀を驚かせてしまったらしい お礼はないな・・・竜宮城への招待を夢見ていたが・・・筋が違うか?

 港の中は相変わらず赤潮状態であるが、風向きが秋の様相を見せてきた。昼は南西からの風で夜になると北東の向きから吹いてくるようになってきた。

 これからは、赤潮が消えてくるだろう。(今日はアップが遅くなった)
8月16日 ちょっと見て 海亀が入ってきた場所は播磨灘北航路9番ブイの南西5キロから網を入れてく鞍掛島の東約3キロで網を揚げたら入っていた。

 本来ならお酒でも飲ましてから帰すのが常とうといったところだろうがこの暑さでは連れて帰ると死んでしまうからその場で海に帰した。

 体長は甲羅だけで1メートル
8月15日 今日、午前中の作業が早く終わったので中部析水苑の放流口の遊離塩素の反応を調べてきた。時間は11時半ごろで、DPD試薬を注入後2分でこの色だ。試薬は正常に反応している。帰ってから風呂の残り湯では反応しなかった事を言っておきます。

 カメラに挨拶をしておいたから録画テープは残しておくように言っておきます・・・姫路市

 また、この日も釣り師がいた釣果はハゼが二匹で釣れないと言っていた。帰りに見たものを写したので写真を左下に掲載しておきました。

 写した所は法流口の約50メートル河口だがトビエイがいたが赤潮が広がっている。下水排水は水温が低いから潜っているため水面の水はたぶん海水だと思う。

 またこの後午後の作業中に通りがかった方と少し立ち話をさせて頂いたが、ありがたい話しも頂いた。
8月14日 港の中はプランクトンが花盛りの色だ。南よりの風が連日吹いているがそれもあと少しだろう。夜になると北よりの風が吹き出すまでだ。

 また今日の予定は上手くこなす事は出来なかった。95枚だけしか重ねられなかったから、明日の作業が増える事になった。
8月13日 明日から市場が三日間休みに入る。当然私は休みになるが今日からだ一日早く休みになるが明日から二日間は、ノリ網を重ねる作業が待っている。もっと早く片付ける予定だったが、目先の金儲けに走った結果が遅れた理由だ。

 それにしても、魚は少ないし安い車海老など金額の上がるものがいないのが最大の問題だ。何とかしろよ 姫路市 市長最悪な奴だ!食の安全にも関わる上に周辺には海水浴場もあるのを分かっているのか・泳ぎに行って大腸菌を飲ますか有機ハロゲン化合物をはじめ20種類以上の化合物飲ますのか?どっちだ。残留塩素が検出されているから大腸菌は無いよな・・・

 こんな事を市民が知ったら泳ぎに行かなくなる可能性があるだろう。だから大事にしたくないと思っていたが、無視をされては仕方が無い・・・
8月12日 この日の飾磨港の外は市川河口から西は赤潮状態だったが東側は青い海だった。満ち潮で東の風が吹いていたのが原因だと思う、当然姫路第一火力の温排水も青い色だ。

 これを見ると飾磨港内の中間層から下はプランクトンの繁殖は少ないようだ。
もう一つ報告がある。播磨灘北航路のど真ん中で海亀を見た。写真を撮ろうと思ってカメラを向けたら姿が消えていた。惜しい事をした・・・かなり大きい奴だ
8月11日 今日は100万人署名について私の意見を述べておく。現在の瀬戸内海は窒素、リンの総量規制から外れているのは皆さんはご存知だと思いますが、この100万人署名の目的は瀬戸内海を綺麗な海にするためのものであると言う事もご存知かな?

 当然ご存知だと思います。しかし、良く考えなくてはならない。綺麗な海はプランクトンのいない海にすると言うことを、窒素、リンの総量規制が止まった理由は、環境省の判断が窒素、リンを減らしすぎたと気が付いたからであると言っておきます。

 環境省には私がずぅーと以前から報告をしているから当然関電(火力発電所)が減らしているのをご存知だ。だから神戸での会議で「問題は山済みだ」と締めくくっている。

 知事達が地中海の海を目指しているが、地中海ではノリは獲れないと言っておく。
8月10日 港の中の海水の色は二日前と変わらない。これ以上プランクトンが増える事はないようだ、引き潮時に港の中から出て行くのと関電が吸い込んで港外に吐き出すのが増えない原因だろう。

 そのおかげかも分からないが、チリメン漁がこの沖合い10キロから15キロ沖合いで操業していた。この沖で私が見たのは初めてだがプランクトンが増えたら出来るのか?は不明だ。

 今年のチリメン漁は話しにならないと言っていたが始めは家島の西で獲れていたらしい、その後は高砂の沖合いで操業しているのを見た。その次は南西の沖合いから帰ってくるのを見ている。そしてこの沖合いである。

 やはりプランクトンが必要なんだ。酸素がなくなるのは悪いが適当なプランクトンは要ると言うことだ。
8月9日 左の写真は今日の神戸新聞の記事だが、100万人署名が達成したのは良いが目的が問題だ。

 瀬戸内海に面した知事、市長達が取り組んだらしいがこの方達は本当に瀬戸内海を再生する気持ちがあるのか?

 あるはずは無いだろう。私の話はとっくの昔に聞いているが未だに下水排水と関電の温排水を影響はないと言っている。署名をされた方達が、瀬戸内海を壊している犯人は知事、市長達だと分かったら・・・なんと言うだろうか?

県水産課のコメントがあるが、私が平成9年に神戸の県庁に行った時に言われた言葉を紹介しておきます。

 「関電の事を言っていたら、あんたの漁協組合ぐらいつぶされてしまうよ」です。これは、水産課の言葉です。この時は広報を通じて行っているから記録があるでしょう。また証人は、生活排水係長様がご存知だ。この時に頂いた名刺があります。

 ちなみに、水産課の方の名刺はありません。文句だけを聞かされました。それにしても何を法整備するのかな?関電を告発するか?姫路市下水局か?
8月8日 飾磨港の海水の色、透明度1メートルは無い。中部析水苑の排水に塩素を大量に注入しても一日経つと効き目がなくなるなぁ姫路市、塩素を大量に注入すると塩素に強いプランクトンが発生するぞ、眠っているシャットネラのシストを起こすなよ・・・

 
8月7日 今日は南の風が少し強めに吹いていたから、港の中は一段とプランクトンが増えたらしい、あと一週間はこの天気が続くと言っている。どこまで増えるのか?

 プランクトンが多ければ豊かな海といっているが、多ければ酸素がなくなって酸欠が起きると生き物が死ぬのは当たり前だが、これを富栄養化と言っているが、南の風が吹いて起きた現象ではない。

 その昔から夏は南の風は吹いている。終末下水処理場は、その昔にはなかった。この施設が出来てから富栄養化が起きているのは事実である。

 活性汚泥処理だけでは有機物は止められない。これがプランクトンの繁殖の元であるのは確実で飾磨港を茶色にしている犯人だ。姫路市分かっているか?
8月6日 港の中はかなり色ずいた、りっぱに赤潮と言える色になっていた。また港外約1キロにも広がっている。一日で倍になるだけの事はある。

 今月で底曳き網漁は終わりの予定早いものだ、仕事をしただけと言ったところだ。“儲けたかって” 儲かる分けないでしょう 入れた経費も危ない燃料代がかさむ上、ノリの仕事をしながらでは無理だ。

 海に問題が無ければ少しは獲れると思うが、今の時期までは冬の栄養塩ゼロの後遺症で殆どの魚が少ない海だったからである。

 これからは毎年魚が増える時期と言っても秋の魚だ。梅雨に入ったらプランクトンが増え小魚の餌になる、これが豊かな海の基本だ。

 栄養塩を減らしているのはだ~れだ 残留塩素でプランクトンを殺しているのはだ~れだ
“恥じをしれ”
8月5日 飾磨港内の海水の色は少し綺麗になっていた。また、底曳き網漁は減っていたのは小エビで、増えていたのは蛸が少し多かったが、網が大破れ直るかな?
8月4日 昨日は関電の温排水には触れなかったが、南よりの風が強く吹くと、この排水の残留塩素は確実に沿岸部に流れ込む、下水排水よりは残留塩素濃度は低いが排水量はけた外れに多い。(姫路市下水局が言っている)

 関電の放水口での測定はしばらく行っていないが、姫路市のように「測定されず」と言う返事が無いから、流しているのを認めているという判断で測定をしていないだけである。

 アンモニアが存在する中へ次亜塩素酸ナトリュウムを注入すると確実にモノクロラミンは発生する。この物質は時間とともに減少するが、休みなく流されるから分解されるまで広がった範囲は被害が出るのは確実である。

 したがって、影響はないという言葉は“嘘”になる。分かっているか?関電・・・姫路市
少し姫路市下水局を調べたら中部では20万トンを超えていたやはり毎年大幅に増えているようだ。処理排水量が増えただけ海が壊れて行くのは確実である。と言う事は川の水も減少するから川も壊れている事を認識しているのかな?

 近年うなぎが減っているとよく言われているが、問題は同じだろう。川の水が減少し河口で残留塩素が流されては減っても増える事は無い。また鮎などは特に減少している。
8月3日 台風5号の一番、風が強かった時間帯はAM4時~9時であった。風向きは南から、この風が良く吹いた後の沖の状態は、夏の魚が減ると思うこれは沖へ出てみないと分からないが、通常は減るのが常識だが今年は分からない。

 ただ、車海老などが居った時はこの風でよく網に入っていたが、姫路市が塩素を流し出して車海老は完全に姿を消しているから獲れることは無い。

 車海老は通常は春と夏に湧くがこれがゼロだ。ただ秋には放流するから10月ごろには獲れ出す。この時には私はノリの養殖に掛かっているから獲れない。

 車海老が獲れていた時期には一日に1万円~2万円は車海老だけで騰がっていたが今はゼロである。姫路市どうしてくれる・・・
8月2日 台風は九州に上陸後日本海へ、九州の方には気の毒だが、出来るだけはなれて通ってくれた上に勢力が衰えてくれたが南の風が良く吹いてきた。
8月1日 また台風が、こいつは早そうだが何処まで気圧が下がるか?が問題だ。それと暴風圏の範囲で俺の被害が決まる。古い建物があるのが心配の種だが隣の企業から屋根が飛んでくるで!何とかして!と言われているが・・・先立つものが・・・

 飛んだら姫路市と関電に請求書を送ってくれるよう頼むしかない これだけ証拠を揃えているのに知らん顔だから酷い奴らだ・・・

悪く行くと台風5号の右側に入るのは確実おまけに、広島あたりを北上しそうだ最悪のコースかも?このコースを通ると長い事、東から南よりの風が吹く、また高潮も心配だ。出来るだけ 離れて通ってくれるのを 祈る・・・
7月31日 今日は姫路市に下水処理方法の問題点を教えておく。現在は活性汚泥処理を行っているが赤潮を発生させない方法は高度処理を行うと有機物を止められる装置だ。

 地域で呼びかたが違うらしい「三次処理」とか「高次処理」などと言っているようだが、活性汚泥処理を行った上に砂の層を透過させて有機物止めてしまうらしいこの装置を使うと栄養塩といわれる物質を取除くと説明があるホームページがある。

 ノリの色落ち原因はプランクトンだと言われているが、高度処理を行うとプランクトンは発生しなくなるのは確実だ。(塩素を使うからやはり問題だな)


 昔の海を取り戻すならこの装置を取り付けることだが、栄養塩を取り除くと青い海は戻るだろうが、海は枯れると言う事だ。
 本当に昔の海を望むなら終末下水処理場を廃止し、どぶ川を呼び戻し、川の上流地域のどぶ川の水は上流に流し、中流のどぶ川の水は中流の川へまた、下流は下流域の川に流せば、昔の海は蘇ると言う事だ姫路市、分かったか?当然次亜塩素酸ナトリュウムは流されないからアサリも車海老もノリも獲れる事は間違いないだろう。

 と言いたいが、関電がある・・・
7月30日 昨年4回調査をした姫路市は、残留塩素が検出されなかったと言って漁協側に提出していたデータが、如何にでたらめだったと言う事が分かっただろう。

 これでも漁協側は再抗議しないのか?情け無いやつらだ、漁師として恥ずかしいよ。
塩素を使用したら確実に残留塩素は海域に流される事は常識で被害が出るのも確実だ。その証拠に漁協のしっかりした所は、下水処理施設を紫外線殺菌処理にしているがこの紫外線殺菌処理も毒物が出来る。

 聞いたところでは、通常2回の照射で大腸菌を殺菌処理をするそうだが照射を一回の施設もあると聞いている。海域の被害を抑える為だ。

 ちなみに、流された海域の被害が少ない殺菌処理には「オゾン処理」と言うのがある多額な費用がかかるそうだ。

 姫路市に言っておく、何時までも嘘が通ると思うな・・・関電も同じ事だ・・・
7月29日  “開き直ったか?!~姫路市”
 この日11時45分から12時前まで中部析水苑の排水口で、遊離塩素測定(DPD試薬)を行った。

 結果は、左の写真を見ていただいたら良く分かる。今年5月4日に続いて発色しているのが確認できる。

 中部析水苑の次亜塩素酸ナトリュウム注入量は1ミリ以下と言っていたが、この発色が1ミリ以下と言う事になるらしいが遊離塩素だ。流して何処が悪いと言う態度と受け止めた!!

 今日の録画テープも保存をしておく事だ。消しても駄目だ、ご存知だと思うが、今日も証人がいました。写っていただろう。
7月28日 今日飾磨港で花火大会、姫路市が主催だが3、000発だった。今年の特徴は、音が大きかったから大型の花火が多かったように思う(私だけかも?)

 市長は海の色を見たかな?・・・
7月27日 この日の飾磨港内の海水の色、24時間で倍に増えるプランクトンの威力は想像を超えるものがある(私だけかも?)姫路第二火力が毎日約300万トンの海水を汲み出していても青みがなくなって来る、この速さ。

 このプランクトンの発生する、源は船場川河口にある中部析水苑の排水が発生源だ。東部析水苑より見た目は綺麗な水だが、良く見てみたら有機物が多く含まれているのは良く分かる。COD 7ミリ余りと言っている。無機態窒素量はDIN 714μgat/lだ。

 平成10年に聞いた時には全窒素量 17ミリと言っていた。浄化方法が変わっていたらこの数字は違ってくると思うが、たぶん現在も同じだと思う。いまさら聞いても本当の事は言わないだろうと思う。嘘つきの塊だ姫路市は、特に前任者の中部析水苑所長は酷いものだった。
7月26日 今日は、断崖から突き落とされた気分だ!だけ言っておきます。その代わり少しだけですが、姫路市と関電がこの海を壊している事実を広めて来た。
7月25日 この日の港の中は少し色が付いて来た。プランクトンが増え出したようである。何時もの年なら、今頃は港の中が茶色になって魚が酸欠で動き出す頃だが今年はプランクトンが少ないからカレイなどが動かないらしい。

 刺し網漁師がぼやいていたが、そう言えばメバルなどが底曳き網にも入っていた時期だ、思い出した。
7月24日 一日、書き込みが飛んでしまった 反省・・・
 この日は船検があった。たまたま居合わせた方達と、少し、海の現状の話し合いをしたが、私は、自然界の生き物は食料の量で個体数が決まると言っているが、これには同じ意見であったが、違うところが一つ。

 この春、イカナゴのシンコが親に食われたと言う水産技術センターの意見には、それは、食っているのは事実だ。だから減っていると言っていた。

 これには、少し反論しておく。親が食ってしまうのは、昔も同じ事である。今年は特に季節風が吹かなかったから、と言う特別な事情があったが、鹿の瀬と言う所は汐の流れの速いところで滞留などするところではありません。

 その上で、私が言っている事だけで、ノリやあさり、魚が減っているとは言い切れないから難しいと言う、がそれなら、他に何が原因だと言うのだ?分からないでは答えにはならない。

 海をきれいにといって窒素、リンを減らしてきた結果は、ノリもあさり、魚も獲れない海になったのは事実だ。

 特に、姫路市の下水処理場排水口のある海域と関電温排水の海水が漂っている海域には残留塩素が確認されている。はっきり言って消毒液だ下水排水に関して姫路市が調査をしたが、確認されず影響は無い。今年は民間の調査会社が調査をするといっているが、こんな馬鹿げた調査は、税金の無駄使いの何者でもない。

 市議会もしっかり仕事をしてもらいたいものである。それとも同じアナの狢か?
7月22日 飾磨港内のプランクトンは消えていた。青い海が帰って来た、おまけに港外も綺麗になっている。何処え行ったのか?分かりません・・・

 たぶん、関電が吸い込んで次亜塩素酸ナトリュウムを注入した時に死んでしまっているだろう。何時もの事だが、今年はプランクトンの発生が少ない。いま一つ南よりの風が少ないのが原因だと思うが、この冬の栄養塩が少ないと言える。

 これは私だけが言っている事ではない。大きな漁協のある町での話を紹介しておこう「こんなに海水が綺麗になってしまったら、今年はノリが獲れるのか

 中越沖地震で柏崎刈羽原発が止まったが、関電も送電に協力をすると新聞で読んだ。関電はかなり電力が余っていると聞いていたが、まさか姫路第二火力をフル運転などしないよな?そんな事をしたら今年もノリの色落ち被害は拡大するのは確実だ!!
7月21日 今日は、今月18日にもう一つのニュースを公開。左の図面は姫路港管理事務所が飾磨漁協に説明をした時に頂いたものであるが、この話しが決まっても組合には報告も何もなかった。

 まったく知らなかった。本来なら野田川を基点として利用している船主には説明する責任が要るだろう。この責任を怠っているのは確実だ。

 飾磨漁協は危険で組合員に迷惑な計画は見直しをと抗議している。また、タンポ(図面左上の船だまり)に係船している漁協以外の船主も危険で迷惑な計画は見直しをと抗議している。

 以前にも相談なしに、タンポの入り口に「高速いえしま」の桟橋を造っている。今回も黙って造ってしまえば上手くいくと考えての計画だったが、分かってしまった。

「問題点は」
 港湾建設資金というのが有るらしいが、同じ造るなら安全な場所に造るべきである。出港時には野田川の川幅いっぱいに後進し航路をふさぐ、船には航路内を航行している船に優先権がある。

 また、出港船にも優先権と言う規則もある上タンポから出てきた船が立ち往生する場面もしばしば遭遇するこのような狭い河口に幅10メートルもある桟橋を設置する事自体間違っていると誰でも言っている。

 安全な場所はいくらでもある事を言っていきます。間違っても造らせないと言っているんではありません。安全な場所でお願いしたい。(神戸の海運局に報告したら止まるだろうがそこまではしません。見直しをお願いします)
7月20日 今日の飾磨港内の海の色、16日の色とはかなりの違いがあるのが分かる。冬栄養塩が少なくなりプランクトンが栄養塩を減らし、ノリの色落ちが発生した時よりも、今日のほうが茶色い赤潮発生とはっきり言える。

 また、港の外は南からの風が吹いて薄まって少し綺麗になっていた。毎年今の時期は梅雨前線が日本海側に上がると南の風が吹き港の中は茶色か焦げ茶色になる。

 姫路市中部析水苑の排水が港の中に滞留しプランクトンの異常繁殖を招いているが、悲しい事だがこのプランクトンが冬の海には必要と来ている。このプランクトンが死んだら海底にたまり分解されたら、栄養塩に変わる。

 プランクトンから変わった栄養塩は、冬水面が冷やされると海底の暖かい海水と入れ替わる。海底の海水が水面に出てくるとノリの色が良くなる。これを鉛直混合と言ってノリ養殖が成り立っている。

 これは、陸からの栄養塩の供給が無い漁場の話で、区画51号の陸からの栄養塩が毎日供給されている漁場はこの限りではないと言う事がいえる。

 悲しい事に区画51号は関電の栄養塩を減らされた排水が毎日供給され、陸からの供給より減らすほうが多くなるからノリの色落ちが酷くなるのはこの為である。

 関電の排水量は姫路第一火力と姫路第二火力を合わせると900万トンだ姫路市下水排水は中部と東部を合わせても20万トンあまりだ。

 この数字を見ても栄養塩はなくなるのは当然だ。分かったか市長・・・返事ぐらいするべきだ!!
7月19日 昨日の続きを書き込む予定だったが、中越沖地震で柏崎刈羽原発放射能漏れで柏崎市長が運転の停止を言い渡したと報道があった。

 東電相手に良くぞ言った。と思うのは私だけではないだろう。それと引き換え姫路市長には真似もできないようだ。

 関電が嘘をついているのは明白な証拠を提出しているが未だに返事が無い。また、姫路市下水局も嘘をついている、この証拠も提出しているが無視を貫く姿勢だ!!

 今日の飾磨港内はさらに茶色が濃くなってきた沖からの風が吹くと下水排水は港外には流れ出ないから窒素がある限りそれを栄養分としプランクトンは増え続ける。

 ノリの色落ち被害は専門家はプランクトンだと言っている。飾磨港内に窒素を一番多く流しているのは姫路市下水局であるのも調査済み、これがプランクトンを増やしているのも明白である。私だけではなく播磨灘全域の漁業者に被害を与えているのも事実だ

 どうしてくれる 市長 逃げられない事を認識するべきだ
7月18日 飾磨港内再びプランクトンが増えた海水の色は茶色の手前だ。これで赤潮と言えるかは不明だ、基準があるがクロロフィルを調べなければならないが、誰か調べて?と言うより海水の色で分かる。15キロ沖合いでも増えているようだ。

 もう一つニュースがある。昨日私が船を繋いでいる、タンポの中にやはり船を繋いでいる方達と一緒に姫路港管理事務所に抗議しに行った。問題は、野田川河口で家島諸島へ定期便を走らせている客船の発着場を改造する計画に大きな無理があると言う話しだ。

 川幅60メートル有るらしいが、幅10メートルの浮き桟橋を設置する計画で現在三箇所に分かれている船着場を全てこの浮き桟橋に集めると言う。

 この計画では、特にタンポから出る船に危険な状況を招く上に狭い川幅になった所へ発着する船の増便に伴う危険も加わる、誰が見てもこれは止めるべき計画だと、意見が一致したものである。

 客船は、より安全な運行を目指すべきもので、こんな危険な計画を海運局が認めるとはシンジラレナイ・・・
7月17日 今日は、飾磨ポンプ場建設にあたり下水局が使えと言って、使った海水で製造したノリに品質の低下により価格の下落による被害額を姫路市に報告する。

 平成15年11月13日から製造を始め品質の低下が分かったのは平成15年12月28日までの製造枚数は64万枚出荷している。等級の下落による、一枚あたり約2円×64万枚=①128万円

 この年は製造時にノリが良く破れ捲れなかった為、常時ノリ簾を洗い付いていったノリを流した。この被害枚数は少なめに見て総枚数の10%に被害が出ているのは確実
年平均単価約10円×6.4万枚=②64万円

 合計①+②=192万円 これは、ポンプ場だけの被害額で残留塩素被害とノリの色落ち被害は入っていない事を言っておく。(余分に使った水道代等は含まれず)

 関電の温排水や姫路市下水排水が流されるまでは、この漁場では色の黒い柔らかい上質のノリが獲れていた事を言っていく。

 この地で漁師をしていると様々な問題を持ち込んでくるが、「被害を与えない被害が出たら弁償する」何時もこの文句ですまされ約束を守ったものはいない。

 ここで、はじめて気がついた。騙されない為には、認めないことが身を守る方法だと言う事だが、相手からは、権力と毒饅頭が降り注ぐのが間違いないが特に毒饅頭を食らう奴が問題だ。言っている間に、また危険な問題が持ち上がっている。近いうちに公表する・・・
7月16日 台風の後は港の中は青みが出ている。北東から北西の風が台風に向かって吹いたら赤潮は港外に流された。(左の写真はこの日写したものである。6月27日の写真と比べたらよく分かるだろう)

 底曳き網漁に出たが、魚が居らんこの漁場は毎年少しは獲れていたが今年は最悪だ7月と言ったら魚が一番多い時期だがこんな年ははじめてである。クラゲも居なかった仕方が無いから沖へ出たら少しはましだった。

 本航路の5番ブイと4番ブイが近くに見えるところまで網を引きながらだ。
7月15日 今日は姫路市が、なぜこの文書(昨日公開した覚書)を入れなければならなくなったのか?(結果は入れてくれなかったが)を説明。

 姫路市下水局は野田川河口西岸に排水口を造る為には、姫路港管理事務所(県)の許可が必要だったが、この許可を取るのが後回しで地域住民の説明が優先になっていた為、

 私がこの情報を掴み姫路市下水局より先に姫路港管理事務所に行き許可を下ろしたら責任を取っていただくと抗議したら、「飾磨漁協の印鑑を貰って来なければ姫路市に許可は下ろしません」と言う返事を頂いた。

 早い話、姫路市下水局より先回りをした事が下水局の最大の失態と言えるだろう。この事を知らずに平成14年8月14日に飾磨漁協組合事務所9時から下水局の説明があった。その席で「地域住民の長年の要望だから漁協から何を言われても造る」と偉そうに言って帰ったが

 休み明けには慌てて「話を聞いてくれ」と言って来た。たぶん、管理事務所に行ったら、漁協の印鑑を貰ってくるよう言われた為だと私は分かっていた。

 ここから造らすようになるまでの経緯は、昨日の終わりにも掲載したが今は伏せて起きます。が建設に当たって姫路市下水局が、なんでも言う事を聞くといって飾磨ポンプ場の建設が出来た事は事実だと理解できると思う。(説明が悪かったかも?)

 だから、飾磨ポンプ場が完成しても私の使用する海水を確保しなければ、飾磨漁協が下水排水を流してもらっては困ると言うよ、市長 嘘つきの職員が私に多大な損害を与えていると抗議しているのを無視するのか?次の段階に入るよ・・・
7月14日 台風4号は偏西風に乗ったのか早くなってコースは定まって東側にそれた。これだと北風になるから被害は出ないだろう。資材避難作業はしなくて済んだ。(ありがたいことだ)

 今日の本題に入る。左に掲載している「覚書」は飾磨ポンプ場を建設するに当たって姫路市下水局が私と取り交わす事になっていたものであるが、私が使う海水は姫路市下水局が井戸を打ち込んで汲み上げるようになったのは平成15年1月6日に下水局が水質検査を行ってからだが、多数の項目で違った結果は水温が約一度高かっただけであった。

 この約一度は冬の事だから下がる事を見込んでいたが、これが悪かったかは分からないが姫路市下水局が汲み上げた海水でノリを製造して被害が出たのは事実である。

 この文書は、姫路市が嘘をつかなかったら取り交わしていたのは事実であるが、平成15年5月20日に組合名でなければ文書は取り交わせないと言ってきた時には海水を汲み上げるポンプが完成していたから、一応は約束を守っていたと判断をしたから「協定書」で済ませたと言うことである。

 これが後に、文言がないから弁償出来ないと言ってきた理由だが、覚書は初めから入れないことを分かっての工作だったと言えるだろう。特に下水局の主幹が言っていた言葉は「実害は弁償しやすい」と言った言葉が耳から離れない。嘘をついたことは事実である。

 騙された私が悪いのか?騙した姫路市が悪いのか?姫路市は善良な市民を騙し続けている事は間違いない。これは市長が見ていると思うから公開する。(このポンプ場の工事がはじまるまでにはもう一つ面白い出来事があったが公開するのは今しばらく止めておきます)
7月13日 台風4号は7月の観測史上最強なんて言っている。コース次第では、明日はノリ資材の避難仕事が待っている。この台風の右側に入ると・・・考えたくない・・・

 今のところ瀬戸内海を北上しそうなコースをたどっているが、台風に聞くしかない・・・
明日は、姫路市下水局が飾磨ポンプ場建設時、私に取り交わすと言った文書を公開する。
7月12日 クラゲが網いっぱいに入ってきた、種類は学術名は分からない。ゆりの花のつぼみの姿をしている幅約3センチ、長さは5センチから7センチで透けているが虹色に薄く縦筋になっている。通称、ゆりとか水クラゲと言っている。

 このクラゲは柔らかいから船で引っ張ると網の目から出て行くが今年は多すぎる、これでは魚が入らない。四つ目クラゲは少なかったと言うより欠いていまで下がらなかったから入らなかった可能性もある。

 港の中は少し綺麗になっていた。
7月11日 今日やっとノリ網の洗浄が終わった。予定を大幅に超えたが後は破れている所を修理の後、五枚に重ねると終わりになるが、雨が降っている間は修理だけの作業だ。

 姫路市はやはり無視を続けるようである。私が持っているデータは昨日紹介した専門家の方達の貴重なデータで、無視出来るデータでは無いんですよ姫路市民として恥ずかしい限りだ!!
7月10日 今日は、先月に聞いていた話を紹介。私は始めてお会いした若い方ですが、「祖父は明石でノリ養殖をしていますが礒部さんが言っている事は、当たり前の事だ海を壊されて黙っているものは居ない。言わないほうが可笑しいと言っている」この方の祖父の漁場はまだノリの色は黒い所でこの海のような悪い海ではないそうです。

 その海からこのような意見が出ている事を、姫路市も関電も兵庫県も認識しなければとんでもない事になると言う事だ。

 たかが漁師一人と思っているだろうが、私を応援してくださる方は居ります。パソコンなら公開できると教えてくださった方(この方の職業を聞いたらビックリしますよ)とかマイニュースジャパン、社会新報、公開しませんが市議会議員ある企業の社長、他県からのメール(漁業者)、専門家(学者)

 まだ肝心な方達がいますが、公開できません。またネットでは大手ポータルサイトって言うのかこんなホームページでも検索エンジンに掛かるから・・・その内、議会で指摘されると思うよ市長、でなきゃ姫路市は腐っていると言われるでしょう。(私は思っているが)

 また、この海で厄介な問題がでてきた。野田川河口に危険な施設を造ると言っているが黙って造る計画だったようだ。(場合によっては公開するかも?)
7月9日 えらいこっちゃ 天気予報で台風4号が近畿上陸だって言っていたが頭が痛い、屋根を直さなきゃならない建物があるが、先立つものが・・・

 今日テレビで見た話し、徳島で赤クラゲが大量に入ってくる為、太刀魚漁が大きな被害が出ていると言っていた。原因は不明らしいが、専門家が言っていたのは「小魚を獲り過ぎて代わりにクラゲが繁殖した」と言う説明だが、獲る前に小魚が湧かない海だということが分からない専門家としか言いようが無い。

 漁師達に警告する “専門家に任しておけば海は枯れる”
7月8日 この日の海は、港の中が一番茶色が濃いかった沖へ行くにつれ海水が青みが出てきた。沖からの風が多かったと言う事だ。
7月7日 今日は5日の続き。まずは左の写真から、完成が近い飾磨ポンプ場の建物だが完成すると建物の向こう側に放水塔が出来るはずだまだ付いてない。またタンクは殆ど地下に出来ている。

 この施設の周辺は特に良く浸水をしていた地域だった事は分かっているが、既に二箇所のポンプ場が出来ている、本当に必要なものなのかは疑問である。この地域にある企業の流す排水量が増えて流れが悪くなったのが原因だと言う説もある。

 浸水する地域住民の要望で出来た事は間違いないが、この施設が出来たら住みやすくなるのも事実だ。だからと言って、私が犠牲にならなければならない訳は無いだろう。

 流す排水は間違いなく下水排水(家庭排水)だその下流約300メートルの所でノリを洗っているのは食品である。作る私には消費者に安全だと言う根拠がなくなる“責任が持てない”商品を知らん顔して売る無神経な人間ではない事だ。

 誰だってこの排水の流れていないノリと私のノリが並んでいたら、より好んでこのノリを買う消費者は居ないと思う。この話しから、海水は姫路市下水局が責任を持って確保すると言う話しからこの施設が出来たのは間違いは無いと言うことは事実だ。

 平成15年3月20日に「協定書」が交わされているが、それまでに私個人に文書を交わすと言って作っていた文書もある。姫路市長室秘書室に直接抗議しているから対応をしてくれるものと思っている。なかったらこの文書も公開する予定だ。
7月6日 今日は今の海の情報を、飾磨港、野田川河口周辺は茶色に染まっていた。赤潮と言える状態である。また前日には飾磨港沖約10キロの沖合いでも赤潮と言える状態の海域があった透明度良くても2メートル程度だと言える。これは降雨が沖合いに運んだものだろう。

 「海からの手紙」には「海はその日ぐらし」と載っていたが良く観察されたものである。私の頭では考えられない言葉だ!雨量が少ないとこんなに早く赤潮状態にはならないが、なぜだかお分かりかな?

 これは、中部析水苑の下水排水と雨水が合流式になっているのが大きな原因だ。この施設の最大の難点がここにある。“処理能力のオーバー”つまり処理できなくなった下水排水に含まれる大量の有機窒素がそのまま海へ流される事になったために起きている。

 姫路市は合併し下水排水がその分増えると言っていたよ、内の組合長が、何処でそんな話しをしているのかは分からんが、抗議ぐらいする立場にあるのは分かっているよな?涙が出る・・・

 姫路市に言っておくよ、下水排水は都会では効率は良いが今度合併した所は個別浄化が一番効率がよいと言うことを、集落が離れている地域では集中浄化は費用がかさんで赤字自体に転がるのは常識だと言う事を・・・昨日の続きは後ほど・・・
7月5日 昨日の続き。決定的に分かったのは、活性タンクで一日ノリを寝かせたら、ノリが死んでしまった。これが決め手になった。

 この活性タンクにはノリが約3万枚は活かせる構造で海水をタンク上部から入れて底から抜いて行けるようになっている。と言ってもタンクの側面に箇所に上から底まで幅30センチのパンチングが付いている。

 これが、ノリを流さず海水だけをを流せるようになっているが、ノリが死んだらパンチングにノリが張り付いて目づまり起こし海水が抜けなくなる。こうなると余計にノリの質の低下を招く事になる。

 このようになったノリを製造すると、艶はまったくなくなり赤くなる、悪くすると価格が付かないノリになる。また、製造過程でも大きな問題が発生する。

 このような現象が出てくると間違いなく姫路市下水局が造った井戸の海水が原因だと判明したので12月28日からは水中ポンプで海水汲み上げノリを製造すると見違えるノリに変わって乾燥機から出てきた。色も艶も良くなっていた。

 この問題が発生したのは姫路市下水局が下水排水を流さなかったら起きる問題ではなかったと言える。が当然弁償してくれるよう抗議したら「協定書」には文言がないから責任は無いという返事だ。これを言ったのは、下水局部長だ。

 協定書の第6条に当てはまる問題と思うが、協議などは未だに無い。計画段階では「なんでも言う事を聞く」「文書もなんでも入れる」と言うから建設を認めたが、途中で海水を確保したと思った私が騙されたと言う結果になっている。続きはまだある。後日・・・
7月4日 今日は姫路市下水局のもう一つの嘘を紹介する。これは「飾磨雨水ポンプ場」建設に当たって平成15年5月20日に「協定書」を入れているが、この協定書を作るにあたっても騙されている。

 このポンプ場の排水には雨水だけではなく水害の起きる地域の下水排水も含まれているその排水口が作られる場所は私がノリを洗っている上流約300メートルだ。

 当然、次亜塩素酸ナトリュウムを注入して流すから、造って貰っては困ると言って抗議した結果は使用する海水は姫路市が責任を持って提供する。と言って井戸を打ち込んで12メートルの地底から海水を汲み上げた。これは、姫路市下水局が提供したものだ。

 協定書を作るときには私個人と取り交わすと言う約束であったが、三回ぐらい書き直しをさせられている。この文では姫路市の基準に合わないからと言ってである。最終には個人とでは取り交わしが出来ないと言ってきた結果組合と入れさせてくれである。

 この時には、海水を汲み上げるポンプが出来上がっていたから約束を守ってくれていると言う判断から、それでも良いかという判断をした時に「協定書」を作っている。その協定書は左の写真である。

 この年の11月後半ノリを製造するはじめに排水口を造る時に泥水が出るからこのポンプで海水を汲み上げてノリを作ってくれるようと下水局に言われて製造のはじめた。

 ところが、約一ヶ月あまり、この海水でノリを作った時点でノリに艶が少し落ちていると気がついた。少しだから、今年のノリは少し赤いのと艶が悪いなという程度だったので気がつかなかったと言う事である。決定的に分かったのは12月27日だった。後日に続く・・・
7月3日 ちょっと聞いて、赤字で首を吊る寸前の私から予想以上の国保料を払えって言ってきたので減らしてくれるようお願いに行ったが、聞いてもらえなかった。

 姫路市が弁償してくれたら払えると言っても「駄目だと言われた」。責任者を出せと言ってやったが「出来ません」だと

 市長に会って直訴をと思い市長室に行ったが「会わせられません」と言う返事だった。人に多大な被害を与えておきながら、それは無いだろう・・・

 会えるまで何回も行く予定だ。それと、市役所の前で「社会新報」を配ろうかと思っている。こんな酷い市は無いと思う。下水局の嘘つきを報告しているのに、知らん顔だ。

 ミートホープを直訴した元社員と同じ事をしられている。聞く耳を持ってない、調査日には報告してから行く、と言うよりその日は分かっているから、前日から次亜塩素酸ナトリュウムを注入せずに調査をして「検出されません」まったく同じ事をしている。
7月2日 今日は、プランクトンが捕食され綺麗になった港外の海水の仕組み、ご存知の方も居られるだろうが、私のような者には分からないから説明をさせていただく。
 
 一リットルの海水にプランクトンが100個生きている中に大量の窒素リンを注ぎ込むと24時間でプランクトンが200個に増える事になる。

 増えた200個のプランクトンの中から100個小魚に捕食されると、元の100個に戻り増える事は無い青い海が続くと言う事である。

 反対に小魚が居なかったら、200個のプランクトンは、あくる日には400個に増えるだろう。これが一週間も続くと赤潮と言えるまでに海の色が茶色になってくる。

 これは、「海からの手紙」を見たらもっと詳しく載っている。この本から引用したものである。お読みになられたかな?この本にはもっと面白い事も載っている。まだの方はぜひ購入をしてお読みになっていただきたい。

 今、この海には小魚が増えているからプランクトンを捕食したから海が綺麗になったと思われる。綺麗な海を取り戻すと言うなら小魚を増やす事を考える事が豊かな海が帰ってくると言うものである。

 今まで専門家が言ってきた事は、塩素で窒素を減らしプランクトンの繁殖を抑えるような方法ではアサリや小魚が減少するだけで、海が悪くなってもよくなることは無いとはっきり言える。その証拠にアサリも魚も取れない海になっているでは無いか、専門家が海を壊したと言っているんだよ・・・
 
7月1日 この日の港の中は綺麗な海水に代わってプランクトンは港外へ出て行ったのかと思っていたらなんと、港外も綺麗になっていた。

 港の中は北よりの風で出たと思うが、港外のプランクトンは小魚に捕食されたと考える方が自然だと思う。これに付いては明日詳しく解説をしよう・・・