関電がこの海を壊している決定的な証拠

 このページは関電が[栄養塩」を減らして無いと言っている関電の調査データを表示し、うそを暴き海を取り戻す。『関電は学習能力を持つべきだ代表者達を納得させてもだめだと言う事を。』

 姫路第二火力5号機、6号機増設に付き大阪ガス建設とからみ、温排水の
排水口設置場所を港内大阪ガス埋立地西側に設置LNG船、船着場に決めていた、はずである。
しかし完成後、港外南西に変わっていた。関電が嘘をついた始まりである。この時昭和50年9月
であった。私達海苔養殖業者には関電からの説明はなかった。姫路第二火力と姫路第一火力
の増設の経過を説明し。この海域の環境破壊を引き起こしておきながら影響は無いと嘘をつき
漁期半ばで海苔が売れなくなってしまった。これにより私の被害総額は毎年800万円(最低被害額)昭和55年から現在まで合計1億7千600万円になる。
昭和50年から証拠となるものを順番に掲載、関電のアセスメントのデータ及び、平成11年に三組合長三人を使い嘘のデータを出し、また騙した。その時のデータも載せている。
関電はこれを見たら、速やかに弁償をしこの海域を元の海にする事だ。
 簡単なことだ海水を電気分解して「塩素」を取るのをやめ使用するのを禁止する事だ

 海苔の色落ちに関係している物質は『栄養塩である窒素」これが少なくなると色が悪くなる。
中でもアンモニア態窒素を減らしているこの物質は栄養塩の一番初めの物質で分解された後の亜硝酸態窒素・硝酸態窒素が無くなってしまう。この浜の海苔色落ちは関電お前だ!!
平成11年7月3日に出してきた関電の捏造データ」このデータは平成10年、関電に抗議してから関電が組合長立会いで関電の施設姫路第一火力と第二火力の取水口と放水口の栄養塩量を測定した結果栄養塩を減らしていないと言う調査結果を提示したものであるが、

 海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリュウムを取り出してその塩素を海水に戻して流したら絶対のこのデータにはならない。
したがってこのデータは捏造したものとしか言いようが無いデータである。
 データの捏造などは大企業のする事ではないと言うことだ。
平成一八年10月27日(アップ) 
 左のメールは、先月27日に「公開質問状」を送ったが、返事は来ないと思っていたが、今日来たので公開する。返事は公開するよう記していたがメールだけだから仕方なく私が公開する。

 まづ、読んで頂いたら前回と内容は同じです。この中で 
「監督行政」から依頼を受け、平成11年から13年にわたり、のりの色落ちの原因究明に係る調査を実施しております。

 なお、本調査の実施にあたりましては、適切な調査のもと、科学的評価を行うため、第三者の専門家のご指導を仰ぎながら実施しており、調査結果は妥当なものと考えております。

 弊社火力発電所周辺の海域だけの状況ではないものと認識しております


 関電が言っている。平成11年からの調査結果が妥当な調査と言っているが、反論しておく。
 現在の栄養塩低下は姫路海域「弊社火力発電所周辺」(白浜沖)だけで大型珪藻は居ません。小型のプランクトンだと、のり研で聞いた所だ。

 また、海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリュウムを採りだしている時に、アンモニア態窒素が減少するのは、疑う余地は無い。専門家なら常識の話だ。

 専門家が聞いてあきれていると思う いい笑い者だこれで嘘をついているのがハッキリした 全国の皆さん関電が嘘を言っている事がお分かりになりましたか。(この日,ノリ研から栄養塩情報が入っている。DIN3.3μgat/l となっているが、他の海域は約この倍程度です)
 S50年9月17日の新聞記事これによるとLNG船桟橋南側に関電温排水の排水口を設置する計画に「着岸の安全が確保できない」内海水先人会から乗船をボイコットも辞さない。計画の変更を求めている記事だ。これ以降私達海苔養殖業者には説明も無いまま排水口を港外に変更していた。ここから嘘の始まりがおきている。県企業庁からは絶対迷惑を掛けない。影響が出たら弁償するとはっきり返事を貰っている。その時に「事故対策協議会」なるものを設置している。
この記事の下から3行目真ん中に『ところが同発電所は現在、発電機の冷却水を敷地西北端の海面で採水、その温排水を東側運河から放流しており、県では基地東、南側の沖合いに地元漁協ののり養殖場があるため、防波堤内の桟橋南側への放水口設置を決めた』とある。
 『これに対し、同研究会では@温排水の流量は一秒間百六トン、海へ流れ出た時の流速は0.5ノット(時速約九百メートル)−一ノット(1.8キロ)の上る。ALNG船は重油タンカーなどと違って舷側が高いので波浪の影響が受けやすく、これに余分な横波を受けると、操船が困難ーと指摘「海上の安全をあまりにも無視した計画」「のり養殖などの漁業補償をしぶり、しわ寄せを操船面に押しつけている

 この記事を切り抜いたのが始めである。温排水を港外に出されると致命的な影響が出ると思い。残したものである。これについての説明はありませんでした。完成してから港外に造られていたのが分かったので抗議したが無視されている。
 平成3年1月9日 記事によると、姫路第一発電所5・6号機増設計画について、兵庫県の環境影響評価技術審査会は環境面からの審査を行ってきたが、八日「関電が作成した環境影響評価準備書は、公害の防止、自然環境の保全の見地からおおむね妥当」とある。また、関電側は準備書の中で、「これらの対策から、大気保全、海生生物、漁業などへの影響は少ない、あるいはない、としている。」と記載がある。
この発表は嘘である。最後までご覧になるとすべて分かっていただける。(海水を電気分解して塩素を取り使用している限りアンモニア態窒素は減少するのは専門家の間では常識のレベル)つまり、始めから騙していることになる。
 被害を受けている漁場の位置関係、潮の満ち引きで行ったり来たりしながら少しづつ右方面に流れて行く、関電の温排水はその日のうちに私の漁場を、覆っているのは明白だ。この海水は、周りの海水より温度が高い、当然水面を漂う海苔養殖は水面に海苔網を広げている。毎日関電の温排水を吸って成長している。(関電が40億円掛けて作った、データの一部です。)流しだして2時間程度で温排水(0.5度)が広がった範囲(点線部分引き潮時)後2時間程度で海苔漁場に広がるのが分る。この海水の栄養塩が低下すると海苔の色が悪くなるのは明白だ。(塩素を使うと栄養塩である窒素を消費する事が判明している)昨年二月に理学博士から確認さらに2004・4月・6日に文献もただいた。
 この海は兵庫県で獲れる漁期海苔平均単価12円(増設まで)は取れていた漁場である。
色落ちした海苔、栄養塩濃度がDIN 1μg at/l 以下になるとこの色まで悪くなる。平成6年までは栄養塩濃度の高い年は3月末まで悪い色になっても、売れる海苔が採れていたが、関電姫路第一、5・6号機完成後は2月に入るとすぐにこのような色になり売れなくなってしまった。
 漁期半ばで終漁こんな海にしたのは関電だ。大企業が嘘をつき海域を破壊しておきながら平成11年にまた嘘のデータを造り認めない。私は許さない。とことん追求してやる海苔屋の根性を見せてやる。
 このデータは平成10年2月16日に私が飾磨港にある三箇所の海水を採取して調べたデータだ。(信頼出来る機関)姫路市最大の下水処理場中部析水苑の排水にはアンモニア窒素が710μgat/l この港には三つの製鉄所がありその中の一社(企業名は伏せています)の排水も15.9μgat/lと市川河口の海水1.2μgat/lと成っています。正常な流れであれば、これらの栄養塩はその日のうちに、私たちの漁場に流れ着きます。しかし、飾磨港には関電第一発電所が日量300万トンの海水を冷却水に使っている。この水量はこの港の半分の海水を毎日吸いだしている。(関電は海水を電気分解して塩素を取り出している。この塩素で殺菌する為使用していると説明している。姫路市東部析水苑の説明では下水処理場の塩素量より関電のほうがはるかに多いと言っている)姫路市下水局が犯人は関電だと言っているのと同じだ。これは、どっちもどっちもだ!!
 姫路第二火力発電所、栄養塩測定データ(提出関電)
アンモニア態窒素は表層と中層では少し違いがあるが0.09mgだ
取水口で(53)0.12mg
排水口で(15)0.04mg
海苔漁場(7)0.05mg
 第二火力も栄養塩を減らしている。このデータは関電が40億円掛けて造ったデータの一部だ。この排水量は日糧600万トンである。
第一火力で約半分に減らした、海水を第二火力で再び約半分に減らした海水は区画51号海苔養殖漁場に4〜5時間で流れ込んでくる。海苔の色が悪くなるのは避けられない。犯人は関電だ嘘付き
 亜硝酸態窒素は減らしていないようだ。
 硝酸態窒素は表層と中層ではすこし違いはあるがあまり違いが無いようだ。問題はアンモニア態窒素を減らすことで海苔の色落ちが起きている。海苔の色落ちはDINが5μgat/lを下回るとおきる事が判明している。ミリグラムをDINに計算すると下のようになる
取水口(53)上層DIN17.07μgat/l 中層DIN11.1μgat/l
排水口(15)上層DIN7.78μgat/l  中層DIN6.64μgat/l

 海苔養殖は表層で網を張っている、関電が吸い込んでいる中層の海水を温めて流すとすべて水面に浮いてくる、これだけでも影響がある、さらに、半分に減らした海水が漁場に流れてきたら色の悪い海苔になるのは当然だ。

 姫路第二火力5号機6号機増設時、事故対策協議会を開くようになっている。上の文書は
写しである。平成6年までは2月以降でも種網を張り替えても色の黒い海苔が取れていた漁場で
ある。なぜか被害が出ているのに開いてもらえない。だから私が公表する。このような文書は
姫路第一火力5号機6号機増設時にも入っている。しかし、私の組合には前組合長が紛失したからないと言っていた。この時は他の役員さんも聞いている。だからあるのは確実だ。
 左のデータは平成11年7月20日に関電が、しぶしぶ出してきたデータです。調査点30取水口は港内にあり、調査点35は排水口港の外、市川河口のすぐ隣である。毎日300万トンの海水を飾磨港から汲み出している、それでも、水面の栄養塩はDIN105.4μgat/l(H08・02・07)もある。つまりこの港には毎日栄養塩が供給されている事が分かる。供給源は姫路市下水処理場や製鉄所などだ。
 左のデータは上にあるデータの右下を大きく抜き出したものだ。
取水口は中層の海水を取り込んでいる(関電説明)DIN12.6μgat/lある
排水口は表層を見なければならない。この海水が漁場に流れてくるから、これによるとDIN5.4μgat/lだ、約半減しているのが分かる。
これを、指摘しても調査ポイントが違うと言って認めない。40億円掛けて作ったデータの一部だが、私が指摘すると紙切れに変えてしまった。その代わりに、また、4000万円掛けて調査をし別のデータを造ってきた。そのデータを見るにはこちら(のページ少し下にある)
 左の図は区画52は網干沖 区画51は白浜沖 私が被害を受けている漁場は区画51 です。2003年は1月3日に摘み取った海苔を製造した。それ以降の海苔の生産は出来ませんでした。しかし、網干沖は最後まで海苔の製造が出来ています。この違いは栄養塩濃度の低下が原因です。
この海域の潮の流れは、この地図で見ると左から右方向に、潮の満ち引きを繰り返しながら流れている。区画52と区画51の間に関電の排水口がある。その海水は区画52には、流れない。だから、区画52には海苔の色落ちは起きない。この下に引き潮時の潮流データの写真を載せる。
 左の写真は関電が提出した。潮流調査の写真です。引き潮時の3時間ぐらいの流れ方です。左下に時間帯のグラフが載っている。
瀬戸内海の海水は約1年半で入れ替わることが判明しています。九州と本州・四国の間から入った海水は約1年半で和歌山と四国の間を出て行きます。この漁場では左方向から右方向に毎日少しずつ流れている関係上関電の排水は、毎日区画51に流れ込んでいる。また、この排水は塩素を使用したためにモノクロラミンとジクロラミンの反応で窒素を減らした海水が水面に漂って流れているため海苔の色が悪くなる。