ノリ養殖記録日記 平成17年5月



(注)このページの写真は編集時操作ミスで消えてしまいました。お詫びします。“すみません”

5月28日 今日は総務省に相談したときの話をご紹介。「兵庫県には公害調停審査会と言うものがあるのでそこで調停をお願いしなさい」と教えて頂き早速電話を掛けましたところ「関電などに調停を依頼しても相手は専門家を沢山連れてきて話にならない。また、出てくる保障もありません」と言われてしまった。これは昨年の話です。話を聞く姿勢も無く、相手が悪いと言わんばかりのお返事でした。総務省は親切でしたが・・・
5月25日 『特ダネ』昨日残留塩素の測定をした。結果の驚いた。調査点は関電放水口・中部析水苑・海苔漁場跡・は簡易残留塩素測定器では検出されませんでした。東部析水苑は流れてなかったので測定できなかった。(この施設は満潮から干潮にかけて流している事が多い。特に夜半から)
 自主的に塩素を減らしたのか?中央からお叱りを受けたのか?それとも12日の測定写真にビックリしたのか?いづれにしても、必要以上に塩素を使用していた事が判明したのを認めた形だ。EICネットQ&Aに軌条がある。東京の下水処理場に勤められている方の書き込みでは、「1mgの添加量なら放水口では検出されない」と教えてくださっている。これは、私も専門家から確認している。昨年6月には飾磨漁業組合での説明では、中部析水苑所長は1mgの添加量と言っていた。が嘘であった。12日の調査の残留塩素量0.1.5rがそれを証明している。3mg〜5mgは塩素を添加していたと思う。

いまさら、塩素量を減らしても隠すことは出来ない。姫路市も関電も私の話を聞くべきだ。“このまま解決すると思っていたら大きな間違いであると、はっきり言っておく”塩素は反応物質だと言うことを忘れてもらっては困る。青ノリが育つ海水が普通の海だ。しかし、塩素を減らしたことは少しは評価できる。少しはよくなるだろう。今日はこの辺で終わり。軌条することは沢山あるがぼちぼち・・・(問題解決にはこれからが勝負だ、塩素測定は夜もしなければならなくなった)
5月22日 私がこの調査を始めてから、いろんな方の話を聞いてきた。その中で関電に関して「環境影響評価」をする企業の方とお会いした時に“栄養塩”を減らして海を壊している話を説明したときの話の中で、関電がこの問題を、『リポートに載せない時には、関電の未来は無いでしょう』と説明をされていたのを覚えています。今年3月にも同じ事を。取り締まり機関の方からも、まったく同じ言葉を聴いています。が未来が無いのはどうやら私の方かもしれません・・・
5月20日 今年の海はいつもと違う。例年なら5月、6月はピンク色のプランクトンが水面を漂うが今年は少ない。と思っているのは私だけではなかった。聞いた話をご紹介「魚が少ないのは栄養分が少ない為だろうか?海水が綺麗すぎ」本当に魚が少ない商売にならない!!
5月18日 今環境省で海洋汚染のパブリックコメントを募集している。そこで、皆さんにお願いします。
残留塩素について“基準値”の設定を法改正に付け加えるよう、メールで出来るそうです。URLをつけておきます。http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5929 1通でも多く多くお願いします。この基準が無い為に姫路市、関電がこの海を壊していても法律に違反していないと嘯いています。
5月12日 今日は残留塩素測定のページに私が簡易残留塩素測定器を用意して飾磨中部析水苑の放流口の排水を測定してきました。そのついでに周辺の写真もアップしています。組合サイドに怒っているので、見せしめに公開します。やけくそだ・・・
5月10日 今日はノリ養殖業者の会計報告があり、その席で代表組合長から意外な報告を聞いた。漁連サイドから水産庁へ残留塩素について意見の提出をしたと言う話を聞いた。ちょっと信じられない話と思うが本当らしい。私の組合では聞く耳を持たない話であったのに・・・
 前向きに声を出すことが大事だと痛感した!!
5月9日 今日は現在の海況報告を、クラゲが多い特に潮の早いときはクラゲ以外は何も入らない。クラゲの種類は赤クラゲ5月の終わりごろまで、その次は四つ目クラゲ(学術名は水クラゲだそうです)6月中、その次は、ゆりクラゲ(ゆりの花のつぼみに似ている)7月、その次8月は居ない。その次は9月これは大きい、はなたれクラゲ学術名は知りません。
とりあえず、赤クラゲと四つ目クラゲの写真をこの上に並べます。近年この二種類が多く四つ目クラゲは繁殖期間が2ヶ月から3ヶ月にわたり居座った年もあります。
魚が減少、価格の低下、クラゲの被害、ノリの色落ち、バリカン症の被害、価格の低下以外は全て塩素による被害です。クラゲは違うと思うでしょうが、塩素が護岸の藻類を減らすのがクラゲの繁殖に一役かっているそうです(これは私の意見です)
5月7日 昨日EICネットから情報が入った。第六次水質汚濁総量規制に大阪湾以外の瀬戸内海は現状維持と成ったらしい。詳しくはこちら。私の思うところは、やっと気がついたと思うが、終末下水処理場の排水は有機物が多すぎるのは事実である。全窒素17mg(平成10年調べ)中部析水苑の排水現在も変わらないと思うこの施設は雨水と合流式、東部析水苑は雨水と分離式この排水はかなり濁っている、その分有機物が多いのは確実だ。その分消毒に使う次亜塩素酸の使用量は多いのも確実である。この周辺の海岸は昔から変わらない干潟がある。その干潟に生息する生き物が消えて居るのも事実である。いつまでも隠し続けることはできないことを認識しなければならない。姫路市
5月3日 私は今までに姫路市の水産課、下水局、環境課、市長室(これは入れなかった)県の広報、水質課、水産課、海洋保全課、水産庁(神戸)その他色々訪問をしてきた。その中で、いろんな事を言われてきた。“名言集”といったページを造ろうかと思っている。警告しておく(面白いページが出来ると思う)
 先月30日の役員会議でこのページを見ていると聞いた。これには驚いた。他組合の方は見ているのは知っていたがこの組合には居ないと思っていたからだ。その方が言うのには水産課から海のイメージが悪くなるだけだといわれたと言った。冗談ではない。悪くしているのは姫路市だ漁民に言うのではなく、上を向いて言うのが、貴方の仕事だろう。
 私の仕事はノリを獲ったり魚を獲るのが仕事だ。一生懸命努力している。水産課の仕事は、海を守ったり漁民をサポートするのが仕事だろう。市長にメール一本送るだけですむ。簡単なことだ。(このページを見ていることが分かったから軌条しておく)
 他県ではノリを守る為残留塩素は無毒にして流している。参考資料を教えておきます。こちらをクリック
いくら隠しても駄目だと分かる資料だ。足らなければいくらでも出てくる「下水処理場 残留塩素」で検索すればビックリするだけ出てくる。
4月30日 今日は、応援をしてくださっている皆さんにお詫びをしなければなりません。私の所属する漁業組合で役員会議があり、数ある議題の最後に残留塩素の議題に入ったが、残念ながら取り上げる結果にはなりませんでした。私の力が及ばず、没になりましたので、お詫びします。「申し訳ありませんでした」これでは、他組合には説得できない事になるでしょう。
 私が行っている調査は、本当は組合が行うべき調査だ。その組合が足を引っ張るとは“理解できない行為だ”出席された役員さんの話をご紹介「何で出来ないのか理解できない。裏に何かあるのかな」でした。
(色々と書き込みたいことが沢山ありますが、今は、まだやめて起きます)
これは、“想定外”の出来事でした。姫路市も関電もいつまでも、“さらし者”になる事になるでしょう。
4月26日 これからは、行動記録及び海況記録に変わります。