平成17年11月記録帖


11月30日 写真は明日摘む予定の2番刈り最後のセットこのセットは漁場、陸の端、八家川一番近くにあるから沈没させているが少し浮いているところ2枚の網がまたバリカン症に、被害が増えてもげんしょうすることは無い1番刈りの時は問題の無い所であったが摘んでから被害が出ていると言うことだ。
 ノリが伸びているところでも切れて流れている分からないだけだ。海底にはノリが沢山沈んでいると言っている底引き網漁の方が言っているそうだが、私達が流しているのではない。全て次亜塩素酸ソーダを使っている関電と姫路市下水局が犯人だ。

 このようなページをいつまでもほって置く“姫路市、兵庫県、関電”達日本中の笑い者になっているのをご存じないようだ!!組合側から要望書を出してやるから私に覚書の文書に印鑑を押せといってきたので押してやっているが出してないようだ。その内この「覚書」の文書もこのページに貼り付けてやるから・・・
11月29日 昨日は最悪の日であった。ノリを摘みに行ったが、ノリが伸びてなかった。40枚摘む予定だったが50枚摘んでも2万枚が取れなかった。次の日は低気圧が通ると言うので、あくる日のノリも摘みに行こうと船のエンジンを回すと凄い振動で回せない。この船はエンジンが2機付いているので、回る右舷側だけで摘みに行ったが、船足は遅く問題だらけで帰港。
 おまけに、この日は朝からノリ乾燥機のバーナのトラブルまで・・・
そして今日、前日摘み置きしたノリの製造製品は綺麗なものが出来たが数が少ない。また季節風が強い明日のノリ摘みは無理だろう。
ノリ研から栄養塩情報が入ったので掲載
西播地先 栄養塩
伊保地 8.4
伊保沖 7.6
白浜地 5.9
白浜沖 5.8
 よその海は分からないが、昨日のこの漁場ではプランクトンがかなり多く発生していたようだ。海の色で分かる。この風で東にでも流されたらと思う・・・
11月27日 今日は新しいページを追加しました。このページは中国の山東省、青島周辺の漁港だと聞いています。最新の写真先週頂いたものです。

 今日の作業内容は冷凍網、朝5時半出港沖から二番目のセット到着(6時前)20枚広げるまでに西風が吹いてきた。残り3枚重ねたまま帰港。重りもつけて網を沈めてきた。
 明日以降季節風が強いと言っているからノリを摘みに行くことになる。
11月26日 明日はノリが少し少ない所まで摘み上げたので製品作りは休み。冷凍網を張りこむ予定見たところ30枚は持って行きたいが20枚程度しか入れ替え出来ないだろう。
11月24日 今日はグループ二軒とも網の張替えを行っていた。バリカン症の網は私も張替えをしなければならないが、手が足らない。ノリの製造が休みになってからだ。このような所でグループの方達と差がつく、全て塩素が原因だ。
11月23日 二番海苔は一枚あたり400枚程度の伸び、少し速いが明日も摘みに行く(理由は一番ノリを一筋摘み忘れていた。ま、こんな事も良くある)
 反省会 
 始め4日間の破れの多い状態は、温度設定にも原因の一つには入る。3600枚枚入り36箱出来ていた。平均28箱から30箱が予定の範囲だったから、バリカン症の被害は少なかったと言える。
それと、現時点でタビュラリアが今のところ確認されてない。
 塩素量が少なくなっているのは確認されている。のとの因果関係はハッキリしないが漁期最後には分かるだろう。
11月22日 今日は一番ノリ最後のセット一番北の端バリカン症の酷かったセットを摘んだ。不思議なことによく伸びていた。700枚あまり14枚摘めずに残ってしまう。明日摘む予定だが、2番刈りはまだ少し短いが混ざることになる。続いて摘むか?1〜2日休むか?迷っている。
 今日きずいたことがある沖の端は、ノリの色が少し悪かった。北西の風がちょくちょく吹いているのが原因か?関電の排水が直接流れてくる風だ。この排水は吸い込んだ時と比べると、アンモニア窒素が半分に減少している。これがノリの色落ちの原因を引き起こしている張本人だ。関電よ排水する時はアンモニア窒素を元に戻して流さないと、弁償額が増えるぞ・・・
11月21日 今日はちょっとビックリした。原因は一番沖のセットで最後に広げた網にバリカン症が確認された。ノリを摘んだら思っただけの量が無かった。可笑しいなと思いながら摘み終わるまで分からなかった。
風で切れたのかと思っていたからだ。この網のノリは特に細い合計30枚程度の被害今は伸びそうな気配がある。毎年このような被害原因も分かっている。これは組合の怠慢だ責任者出て来い馬鹿者・・・
 これで組合相手に損害補償の請求訴訟を起こせるだろう・・・
11月20日 やっと納得がいく製品が出来た。脱水ブロワを新品に入れ替えた。問題のある所はいくらでもあるが先立つものが・・・
 四人組もバリカン症に罹っていると言った。また、一番陸にあるセットは最初から重りをつけていたが重りを外したとも言っていた。昨年重りをつけていたが赤ぐされ病で一セット全滅させて居るから早い目に外したらしい。
11月19日 今日摘んだ所はバリカン症に罹ったところだけに思った枚数には下回った44枚摘んだが、一枚あたり500枚には届かなかった。明日は漁場の一番沖の端にあるセットを摘む予定、伸びてるのかなー
11月18日 今日のノリは午前中は破れが少なかったが午後からは同じように破れた。原因は機械の構造的な劣化。何分古いもんだから仕方が無いか?全て関電と姫路市に責任がある。また、こやつらにも三組合長“お前らだ約束を破ったな”未だに要望書を出して無いどう言う事だ・・・

 話は変わります。今日うちの組合三人グループから聞いた話をご紹介。「今年のバリカン症凄いで冷凍網を張り込む。何でバリカン症になるんや}
 彼らの場所は一番東の端だから一番バリカン症多い場所である。私が無理を言って東端になっている。正直残留塩素が少なくなっているから、この漁場まで被害が出ないかも、と私が思っていたのが少し甘かった。少し反省しなければならない。有機ハロゲン化合物は甘く思っていてはならない物質と判明・・・
11月17日 今日は残り44枚摘んだ約3トン弱の船が満杯になった。昨日と同じノリは、やはり良く破れた。乾燥機が悪いかも・・・明日からは真ん中から陸側の網を摘む予定。この網は冷凍網だバリカン症が酷くなければよいが・・・栄養塩情報が入ったのでお知らせ
西播地先 栄養塩
伊保地 11.9
伊保沖 7.8
白浜地 9.5
白浜沖 9.9
水温 18.4〜19.8℃

11月16日 今日は36枚摘んだ。予定では2万枚程度あると思っていたが、柔らかいノリで破れが多く製品は1万枚が取れなかった。原因はノリスがくっつき過ぎ、もっと剥がれやすいノリスなら旨く剥がれていたであろうと思う。
 また、海苔の色は昨年より少し黒かったように思うが残念な結果になった。明日も同じノリだ・・・
11月15日 何とか準備は出来た。明日の製造は予定どうり出来るだろう。ノリの伸びすぎが心配なところ。

 
11月14日 なんと、同じ区画内、隣の4人組グループが今日ノリの製造を始めた。兵庫県ではトップだと思う私も予定では明日始める所だったがバリカン症の対策で作業場の整備が遅れてしまった。16日ぐらいからは出来そうだ。写真は10月10日に沖へ張り込んだ種網冷凍せずにそのまま11月5日に80枚広げた。現在このようにのりが伸びている。一枚あたり400枚は獲れるでしょう。16日に摘むと500枚以上にはなると思う。その後の網は陸側半分に入れたためバリカン症のためハゲたり全体に薄くなっている。
 
 この場所は漁場の真ん中から沖の場所この辺りはバリカン症は見当たらない。昨年は沖まで被害があったが今年は真ん中から地方だけ、塩素の使用量を減らしているから被害が半分程度で止まっているようだ。
 
 この漁場だけではない。網干沖も今年はかなり順調に言っていると聞いた。ここもバリカン症は少し来ている程度と言っていた。おそらく塩素を使っている所は 減らしているだろう。
 しかし、塩素添加率1mg程度でも15分で海域に流していては大きな被害が出るのは避けられない。24時間以上は経過させてから流すことだ。
11月13日 今日はビックリ昨日はなんとも無かった網がハゲだらけ、バリカン症、昨日3時過ぎから北西の風が吹いたこの時に切れて流れたとしか考えられない。
 ノリが流れるときは、色の黒い海苔、柔らかい海苔この条件が揃っているノリから流される。つまり“品質の良いノリ”

 遊離塩素が少なくなっているが、結合塩素(クロラミン類、有機ハロゲン化合物)は水温が下がってくると漁場まで到達する。これが原因と判明しているのに何の対策も取らない姫路市。監督する立場にある兵庫県責任はあなた方にある。

 ノリ養殖期間中は次亜塩素酸ソーダを添加するのをやめなさい。消化運転していると偉そうに言ったのは中部析水苑所長、貴方だ。消化運転していたら塩素の添加は必要ない。
11月12日 バリカン症はまだ来てなかった。明日は一セットだけ(八家川河口の前)重りを付ける予定だが水温がまだ20度前後では残留塩素は漁場までは到達しないようだ。

 今日の神戸新聞に鯨が家島諸島に100頭「オキゴンドウ」らしいっだって・・・
11月11日 張り込み作業は今日午前中で終わり。写真は今年一番芽付きの多い網、先月15日に張り込んだ種網、広げる予定日は今月6日の予定であったが昨日まで広げられなかった。理由は一番沖のセットに張り込む予定でしたが季節風の為今日まで待たされた。そのため5枚重ねの一番した網は写真の海苔の長さよりかなり短い。念のためにお知らせします。はじめに広げた網はこれより長いその内掲載します。

 また、今日の雨は冷たい雨です。心配だ地方のセットに重りをつけていません。バリカン症が気になる。今までの年なら間違いなく切れて流れていると思う。(結果は確認したら報告します)

 今月4日の水産技術センターの栄養塩データとプランクトンの調査結果が載っていましたので報告
http://www.hyogo-suigi.jp/kh/pdf/kh17-01.pdf この浜がコシノデスクが飛びぬけて多い結果が出ています。
11月9日 今日は2時半まで作業が出来た。後90枚で終わる。
今日網を張り込んだのはバリカン症にかかる悪い場所だ。重りをつけようか迷っている。2〜3日様子を見てからにする。遊離塩素は少なくなっているのは確認済みだが結合塩素が問題だ・・・
11月8日 今日は11時に西風が白波を立てて吹いてきたため逃避。5枚重ねの網を1枚づつ広げただけ、この後1枚の網を全て括ると24箇所括らなければならないが真ん中二箇所だけ括って帰る。(一日の予定枚数は80枚が私の予定、約17時間かかります)
 早く広げなければノリが伸びない。理由は重ねている為波で擦れて切れる。また下の網が根っこまでなくなっている。
 また気になるのは水温が下がってくるとバリカン症が気がかりだ。これは残留塩素による被害だ。5月12日以降、関電放水口、姫路市東部下水放水口からは大幅に少なくなっているのは確認済みだが、結合塩素は、水温が下がってくると漁場まで到達すると思っているからだ。
11月7日 波浪の被害は無かった。が風が無かったのは8時までそれ以降北西の風が吹いてきた。広げられなかった網は5枚のままセットのロープにぶら下げて帰った。明日も悪そう・・・
 5日までは良い天気が続いていたのが“もったいない”
11月6日 今日は台風崩れの低気圧が通過、朝から東の風が仕事にならなかった。天気予報では明日は風が吹かないと言っていたが、今の時期は低気圧通過時には寒冷前線が付いているのが普通だ。この前線が通過すると西よりの風が突風となって吹き返す。今回はこの現象がないと言うのか?今家の外を見に出たらすでに西よりの風に変わっている。明日になればハッキリする・・・
11月5日 張り込み枚数は80枚予定枚数最低の出来。明日は風が吹くらしい、またアンカーが吹っ飛びそう・・・
 昨日の「六価クロム」の説明に新聞記事が抜けていました。今日アップしました。これで何のことかお分かりになると思います。この海には嘘つきの企業ばかり・・・この「六価クロム」でノリが悪くなったらどうしてくれる・・・
11月4日 明日から単張りに入る。天気がよければよいが、張り終わるまでには風は必ず吹く張る網数が多いから一週間程度掛かるだろう。
 「六価クロム」昨日の新聞にこの物質を流した企業が居る。この水はその日のうちにこの地先に流れ着く、
にもかかわらず。私の耳に企業からのお詫びの話も無い。ついでに言っておく、この企業も火力発電所を建設している。この時の説明では水を使わない建設だと組合長から聞いている。が「商業発電を建設するには水は必ず要る」この話は2003年だったと思います。読売新聞に大阪ガス(姫路)が自家発電用に建設をすると言う記事をすっぱ抜いた。ちょうど私が組合事務所に居たときにお詫びに見えていた。その時に聞いた話である。その時に大阪ガスに水を使わず建設すればよい。新日本製鉄が建設している火力発電所と同じ機械をつくれと言ってやった。その時に言った言葉だ。
 それ以来大阪ガスが火力発電を建設していないと思う。その時には私はホームページを作っていたから見ればわかるといってURLを渡している。
11月3日 今日で単張りのセット入れ終了、明日微調整が残っているだけ。
 先月21日の海苔タイムスに中国海苔輸入の記事が載っていたので掲載しました。私の思うところを少しコメントも入れています。ご覧になるにはこちら(戻るにはブラウザの戻るでお願いします)
11月2日 今日は訂正があります。先月の14日に密漁船の写真を貼り付けましたが、今日この船を追っかけて真実を突き止めました。その結果漁船登録もしてあり許可も取っていると言っていました。
 はじめは信じられなかったが事実のようです。あの船で許可証が出ているとは・・・許可証の価値も落ちたもんです。あの船なら刺し網の許可証も貰っていると思う。
 かなり前の話ですが、私が底引き網の船で刺し網の許可証も貰うつもりで申請したことがあるが、その時には一隻の船で2枚の許可証は出せないと言われた記憶があります。
 また、船の登録にも難しい基準がありブリッジが高いから切り落とせと言われたり、船尾にタンクを付けたら登録はおろせないと言われこれも切り落としたこともあります。この話は造船所が良くご存知です。切り落とした本人ですから・・・

 そのような訳で私の間違いでした。密漁船ではありませんでしたので、この場をお借りしてお詫びいたします。ご迷惑をおかけしました。“申し訳ありません”
 今日追っかけた理由は、私のノリ網のセットのアンカーロープの上にカニ漁の漁具を設置していたので追っかけたものです。仕掛けるのは良いんですが、何も私のロープの上に仕掛けることは無いと思う。アンカーロープはピーンと張っているから少しの傷でも付くとすぐ切れます。近寄ってほしくないんです分かってください。
11月1日 聞いた話をご紹介。播磨灘の鹿の瀬辺りに“まぐろ”がおるらしい。私は見たこと無いがイルカとマンボウは見たことがある。
 イルカはかなり以前年数は忘れた。8月台風の後上島の南約2キロあたり。マンボウは平成6年6月2年連続で見ている。これも上島南西1キロあたり。マンボウの死骸も入ってきた。これは重たかった記憶がある。