平成一八年11月12月行動記録帳


12月31日 今日は今年最後の日としては、良いノリとは言えないが穴も開かず製品にはしやすかった。しかし、重いノリだ400グラム、冷凍の網を入れたいが時期が少し遅いかも?今網を張りかえるとノリの色が悪くなる可能性が高いからである。言うまでも無く関電のバカやろうがアンモニア態窒素を減らしているからだ。
 正月三日間は製造が休みになる。その間に何枚かは、入れる予定だが・・・昨年は年明けて4日の日にノリの製造が終わってしまった。正月恐怖症になっている。今年は大丈夫だと思っているが、関電が栄養塩を減らしているのは事実で色落ちは必ず来るだろう・・・
12月30日 思っていたほど影響は少なかった。ノリが切れていた網もあるが、そのままの網もあった。少し波があったので陸よりの網を摘んだが、悪い事に波で切れてノリの少ないところを摘んだが、穴あきのノリを作ってしまった。この網は前回も穴あきだったのを忘れていた。少しぼけたのかな・・・明日は伸びているところを摘むぞー
12月29日 いやーよく吹いたな 明日沖へ行くのが怖い!電線がうなるほど吹きやがった。ノリどころか アンカーも吹っ飛んでいるだろうがノリを摘む予定で出て行く・・・
12月28日 私には、まだ神様が付いている。この日ノリを摘みに行ったが、ノリ網予定枚数を摘んだが、昨日の風で切れて流されたのか半減していた。一日分のノリ製造作業枚数に足らないから、次のセットまで移動したが移動中、波が高くなり白波まで立ってきた。
 無理をすれば摘む事はできるが、摘むのを中止した。悪くすると帰れなくなると思ったからだ。この判断は正解だった。帰港したら突風のような風が吹いてきた。
 この風を沖で食らっていたら、今頃は“あの世”にいただろう。関電と姫路市が泣いて喜ばす事になっていたのに・・・残念だったな・・・
12月27日 今年で人生終わりになると思っていたが、あと少しぐらいは残っているかも?ノリが取れないと思っていたから、その先を考えていなかった。
 今年中に市長に抗議をしに行く予定が狂った。年明け以後になることが決定した。28日は公官庁の仕事納めじゃあ仕方が無い・・・年明け4日以降になる、その日を楽しみにしておきますわ〜関電も同じだ・・・
12月26日 年末寒波が来るそうだ!こんな物が来たら年明けが怖い!!一気に色落ちが来そうだ 昨年は関電に減らしたアンモニアを元に戻して流してくださいと、お願いしましたが聞き入れてくれませんでした。
 今年は、海水から次亜塩素酸ナトリュウムを採るのをやめてくださいとお願いしましたがこれも聞き入れてくれませんでした。
 日本を代表する企業のすることではないよ 恥ずかしいと思わないようである。やはり社名を変えるべきだ“嘘つき関電”と、これだけ証拠を突きつけられても 無視とは・・・
 情けない企業だ 天下の関電だと言ったが悪いほうの 意味だったのか
12月25日 今日沖で4人組の二人に合った。船に積んでいたのは重りだった。どうやら外したようだ。赤ぐされ病に侵される前に対策を取ったという所だろう。
 俺も外さなきゃいけないが手が足りない・・・
12月24日 やばかった。北西の風がまだ残っていたが波が無かったから摘む事ができたが製品は・・・

 昨日の続き。今漁期12月の天候は平成9年・10年とよく似ている。雨が多いところだが、この様な年は、ノリが取れないセットが三つ。(150枚)漁場陸側半分はバリカン症で生産には結びつかなかったが、今年は重りをつけたセットは一番陸の一セットだけで、後二セットは重りをつけなかったがノリが取れている。

 今までこんな事はなかった。私以外の二形態の方たちは陸側半分は重りをつけている。塩素が減っている事を知らないからだ。つまり、私の言っている事を信じてないと言う事である。

 塩素量が減るとバリカン症被害が減少する事を、私は証明したと言える。重りをつけている一セットは、まだ被害があるが約三分の一に被害が減っているのは確実だ。
そうだろう姫路市・関電・・・

また、今年の雨は多いが現在プランクトンが増えてないのが不思議だ。例年なら確実に増えているだろう。これは、科学的根拠はないが塩素量が減ると珪藻プランクトンは増えないかも?今までプランクトンを増やしていた犯人は残留塩素か?

 栄養塩量はDIN10以上あるのになぜ増えないのだ? 夜光虫は飾磨港内で増えていたが現在は減っている。
12月23日 今日は天気の読み間違いか?ノリを摘みに浜へ出て行くと北西からの風が吹いていた。摘む予定のセットは漁場の一番沖の端なので北西の風でも問題がある。
 風が吹く予定は私は持ってなかったから休んでしまった。大失敗だ!失敗の連続だな・・・

 バリカン症に付いて昨日の続き。
次亜塩素酸ナトリュウムをアンモニア窒素がある下水排水及び関電温排水に注入するとクロラミン類が生成されるのは約30年前に判明している。クロラミン類とは(モノクロラミン・ジクロラミン・トリクロラミン)この三つの物質である。これらは水素イオン濃度のペーハー値で決まる。下水排水と関電が作り出しているのは、モノクロラミンとジクロラミンの二つ、このなかのモノクロラミンが植物プランクトンやノリ類に毒性がある。これは約20年前に研究発表されていることだ。このホームページにもその内容を写真で公開している。

 「養殖ノリの生育に及ぼす塩素殺菌都市下水処理水の影響」(1986年7月8日受理)見るにはこちら
それと、下水処理場周辺と関電温排水周辺の護岸には青ノリなどは根っこの部分だけで葉っぱの部分は切れて流れて伸びているところは無い写真も公開している。調べなくても全て判明している事である。

 これを、違うと言うなら、これだと言う証拠を提出するべき事である。それを、魚が食っているとか鴨が食っていると言う証拠を出せ。こんなものは何も分からない漁師のたわ言だ!!
明日は決定的な証拠をお教えしよう・・・
12月22日 今日は抄き機に異常があり分解して組んだら、間違って組んでしまった。そこからノリが型崩れ最後まで直らなかった。毎日どこかで問題が発生している。機械が古いから仕方が無い・・・

 昨日の続き。平成10年に聞いた専門家に『海水以外の水』だって、それともう一つ分かりやすいところを紹介。新聞記事のページに、平成10年4月11日の「海苔タイムス」の記事に載っている所を言っておきます。
 
雨で良くなる有明海、悪くなる兵庫』と、あるこの年も(平成9年12月)雨による。ノリ芽の流出及びノリ芽の縮れが酷く大きな被害が出ている。

 この記事から分かる事は、雨が降ると、この被害があると言っている。が、雨は次亜塩素酸ナトリュウムを注入した下水排水は、有機ハロゲン化合物、結合塩素(モノクロラミン)を多く含んでいる。この水を早く運ぶのが、雨が運び屋になっているだけで直接ノリに被害を与えているのは残留塩素で、コンクリートやアスファルトを洗った雨水は加害者ではない。科学的根拠がないだろう。残留塩素は科学的根拠がある。
12月21日 三番刈りは穴あきノリになってしまった。ミンチのアナが大きかったか?ノリ自体が穴あきノリか?難しい。毎年の事だがノリが読めない。
 明日のノリをどうすりゃ良いか?だれかおしえてくれ〜と、言いたいが人に言われても、聞くものでもないか?
 また今日「海苔タイムス」が来ていた。気になる記事から紹介。魚による喰害だって、そんなに魚が居るのか可笑しい話だ。私の海でもボラが居りますが食っているのは分かっている。しかし、そんなに大量のノリを食っているのか?ボラに聞いたのか?と、言いたい。鴨も食っているが大量のノリを食ったら鴨が飛べないだろう。分かりやすい話をしておく。
「バリカン症に掛かった後の海底には大量のノリが沈んでいると、底引き網の漁師から聞いている」
また、魚が食っていると言うなら、ノリ網を沈めても食うだろう。鴨だって潜るぞ へ、違うか?科学的根拠を持って言わなければ、“真実とは言えない”

 また、種網が出来て、単張りしたらノリが短くなるなんて考えただけで分かるだろう。これから先は明日に続く・・・
12月20日 今日は最悪の日だ。携帯電話を海に漬けてしまった、まだ新しいものだ10月にポイントで変えたところだよ、番号そのままで変えたら一番安いもので、一万三千円、はじめは七万円だと言われた。この時は携帯を持つのを辞めようかと思った。高いものだ。今までお金を出して買ったことは無いから、七万円は腰が抜けよりましたは。

 肝心な話しを、明日から3番刈りだが、もう一つ色が無い。黒味が足りない。栄養塩は15日の情報では
白浜地  11.8
白浜沖  12.1
この様になってはいる、アンモニアが足りないんだろう。それと、ノリの育ちが問題になっていると思う。約一ヶ月間栄養塩ゼロで育ったノリだ。文句は言えないが、関電と姫路市が栄養塩ゼロにした張本人だ
未だに知らん顔だ!!姫路市は関電も、監督する責任がある。すなわち、全て姫路市が責任を取らなければならない。と言う事だ。

 漁師のおっさんに 突っ込まれて慌てて次亜塩素酸ナトリュウムを減らし、データの改ざんまでし、これで逃げられると思っているのか?恥を知れ・・・

12月19日 明日で2番刈りが終わる。ノリの伸びが悪かった。水温も関係しているだろう。それと、モノクロラミンがノリ芽の減少に関わっているのも間違いない。分かっているのか?姫路市、関電、だまって次亜塩素酸ナトリュウムを減らして「わたし関係ありません」なんてことを言ったって誰も信じません。ばれてんだよ・・・
酷い奴らだ・・・それにしても、西条はひどいなー・・・
12月18日 今日は、深刻な情報をお知らせ。四国、愛媛県西条市沖のノリ養殖場で、バリカン症が猛威を振るっていると言う情報が入りました。内容は下をご覧下さい。
 
 『西条は第1回目の単張りは11/10でした。2回目は12/5からでした。1回目は3cmぐらいで伸びませんでした。2回目も岸に近いほど伸びません。
 この調子で行くと今年中、海苔は取れそうもありません。西条漁協始まって以来の最悪な状況


 たしか 昨年「海苔タイムス」でも掲載されていたと思います。昨年は季節風が早く吹いた為ノリが伸びとように思います。なんでも、北西の風は沖から吹いてくる風向きだと思います。

 私の沖は西風が吹くとノリが伸びだす。これも沖からの風です。間違いなくバリカン症でしょう。モノクロラミンが犯人だと思います。

 この海も、下水排水があり、火力発電所もある。周辺で青ノリも育たないようです。
西条と言うところは、大葉と言う品種で一時期、名を馳せた有名な所です。私もこの品種をよく使ったことを覚えています。これからも、この海を見続けることにした・・・
12月17日 今日のノリはくもってしまった。重りをつけて沈めているセットでおまけに活性タンクに入れて一晩とめたから余計くもったものと思うが、この被害はモノクロラミン(結合塩素)が悪い、そうだろう。姫路市

 明日は、摘みに行けるかな・・・
12月16日 今日は入札日だった まぁこんなものかて言うところだろう。種網がまともな物でないから仕方が無い。しかし、ノリが伸びないぞ かいもくだ 伸びないノリになっているのは分かっていたがこれほどとは思わなかった。4人組もかなり悪そう 想像してなかった量だろう 彼らの能力なら一日分だった。
 
 私はこんなものだが、彼らはかなり酷い 区画50号と比べたら半分以下ぐらいだな?
これでこの海が、他に類を見ないほど悪いことが証明された。そうだろう それでも 皆一緒だと言うのかな?赤穂が栄養塩が無くなったと言ったときに「みんな一緒や」って言ったよな 何考えてんのかな 
こんな事は言いたくはないが 俺の足を引っ張っているのは お前らだ・・・
12月15日 今摘んでいるノリ網に付いて。私の網は、2番摘みですがノリの量は少ない。長さはありますが種が減少しているようです。また隣の組合の4人組は、今日も摘みに来ましたが摘まずに帰ったようです。伸びてなかったようです。

 大量にノリがあるのは、り災者の網だけです。特に多いのは、他県からの購入したノリ網だと思います。勝手に判断しています。良いノリを獲りたいと言う執念から購入したものと思います。私も資金さえあれば購入したと思います。
 この区画では誰一人満足な種網を持っているものはいないのは事実である。隣の組合の4人組も同じだ。予定の張りこみ網が出来なかったと思う。あと150枚張る予定のセットは空である。また、ノリも伸びが悪いのも事実だ。
 これが、この海の現状だ。
12月14日 この三日間、区画51号漁場で他の船を見かけませんでした。隣の組合の4人組は休みでした。り災者のノリを摘んでいただけたら、有難いと思っています。「乾燥機を使ってください」と連絡をいただいたが後始末が多くノリを摘む所まで行かない状況なので理解をして頂きたいです。彼は、ノリの権利を放棄しています。今のところ私が管理者になっているので・・・状況報告まで
12月13日 今日の雨は凄かった。モノクロラミンが漁場内にたくさん流れ込んだことだろう。
 今日はパソコンの前に座ると眠ってしまう。よって、眠ります・・・
12月12日 今日は彼の網を摘んだ。分かった事は、重りをつけていた事だ。陸から三つ沖にあるセットである。酷いバリカン症ではなかったが、漁場の約半分は結合塩素が流されている事になる。これで、バリカン症の被害は私だけではない事が判明した事になる。

 初めから分かっていた事だが、確認の為お知らせしておく。姫路市、関電はいくら言っても聞かないと言う事です。嘘つきもここまで行くと“りっぱ”としか言いようが無い。

 、DPD試薬の反応に出ない薬品でも使っているのか?被害は出ているぞ〜
12月11日 残念な報告 り災者によると、ノリ養殖をおやめになるらしい。現在張りこんでいる網は、私と隣の組合の方で利用してください。とのことになっています。私の場合は摘みきれるか、が問題だ。

 私の組合では、ノリ養殖は一人だけになってしまった。これは連鎖倒産になる可能性が高い。えらいこっちゃ・・・せっかくここまで残留塩素を減らしたのに、あと少しで、やっつけられる所まできたと思っていたのに・・・
12月10日 今日はなんとなく元気が出ない。海が良ければもう一度頑張れと言ってやりたいが、海が悪すぎる  酷い話だよ・・・
12月9日 今日は、私の事ではありませんが、残念な報告が、仲間のノリ加工場が全焼しました。私が一番頼りにしている方なんで、なんとも言いようが無い状態です。話しを聞いたが、火の気がないところのようです。放火が濃厚ですね。

 力になりたいが、私の加工場は準工地なので夜は機械を回せない所だから、あまり力になれないのが非常に残念だ。

 海を壊されて、加工場まで壊される。酷い話だ・・・
12月8日 今日で張り込み枚数の半分を摘んだ。左の写真は明日摘む予定の網だが、少し延びてきたがこのセットは、5日にボートに5枚破られたセットだ。入れ替えた網はまだ小さい。

 また、今日製品にしたノリはイマイチ昨日より悪そうな出来だ。破れも多かった。明日に期待する・・・

 ちなみに、12月に雨がこんなに降る年は、平成9年と10年にあった。両年ともバリカン症とタビュラリアが酷かった年だ。11月は赤潮も酷かった。コーヒ色になった年だ。優先種はキートセロスだったと思う。この原因は、当時、姫路第二火力の取水口のある港を掘った時にドロを第二火力が吸い込んであたり一面に撒き散らしたのが原因だ。しかし、そんな時でも今年のように栄養塩がゼロにはならなかった。赤いノリだったが7円ぐらいで売れたように記憶がある。
12月7日 やっちまったよ 今日のノリはタビュラリアにやられている。同じ網が80枚ある 明日はこのノリだけだよ、出ると思っていた。弱ったノリに寄生するのがタビュラリアの特徴だから、今年は約一ヶ月栄養塩ゼロの中で育ったノリは弱っているよ。

 誰がゼロにしたのかな?
終末下水処理場から大量の有機物を流しプランクトンを繁殖させて栄養塩を減らしている“姫路市”と
吸い込んだ海水からアンモニア態窒素を減らしている“関電” だよ・・・

 左の写真は今日のノリを写した。硬そうなノリが見て取れる。このノリは破れが少なかった。製品にはしやすいノリだが・・・
12月6日 摘んだ 44枚、一枚あたり350枚ぐらいあったが、 しかし、破れてしまった一番ノリの宿命だが、新しいノリスなら旨くめくれるものだが、3年目では仕方ないか?また、ノリの色は、こんなもんだろう。

 栄養塩情報が入った。白浜地  5.9 白浜沖  5.4 前回11月28日の情報は、10から13 あった、早くも海底の栄養塩は無くなったのかな?このまま下がってしまったら、やっぱり年越せないよー 中ノ島で・・・
12月5日 左の写真から、バリカン症にかかった網前日より少し伸びていた。が冷凍網と入れ替えた。合計8枚酷い所だけだ。あとは伸びてくれそうだから重りをつけて沈めてきた。

 もう一つお知らせがある。陸から三つ目のセットの上をモーターボートが走ったらしい?ノリ網がぼろぼろになっていた合計5枚やられた。犯人は捕まらないだろう。証拠が無い。酷い奴だ!!

 また今日も国道交通省の船が区画51号の北東方向に来ていた。姫路市下水処理場を調べれば、すぐに分かる事だろうに、関電も同じだ。何の為に家島や明石の大久保の下水処理場を紫外線殺菌にしたのか、塩素は反応生物質で様々な物質と結びついて有機ハロゲン化合物(26種類)を作り出すんだよ中でもクロラミン類の中でもモノクロラミンはノリに毒性が認められると研究発表が20年も前に発表されている。

 ただ、次亜塩素酸ナトリュウムを減らしたら問題が無くなる訳ではないことぐらい分かっているだろう。偉そうに「私は専門家だ」などと言ったのを忘れたのか? 今は忙しく市長室に行くのは先になるが、その内行くからな・・・
12月4日 今日沖へ行ってビックリ、ノリが半分以下になっていた。これは、まだましの網だ一番陸のセットの網は、バリカン症だかなり広範囲にやられた。

 よって、明日は網の張替えと重りを持って行くことになってしまった。漁場内で残留塩素を調べたが、試薬を入れてが発色しなかった。が結合塩素は少量でも悪影響が出るのは判明している事だし、有機ハロゲン化合物も毒性がある。その証拠に下水排水口下流の青ノリと同じ状態にある。

 
12月3日 今日も季節風(西風)が強く吹いていた。明日も吹きそう、また製造の準備はちょっと問題が発生機械が一台未整備のままであったことが判明したが、明日には修理していただけるそうだ。

 心配なのは、ノリが強風で切れて流されていないかだ?明日沖に見に行けたら、行こうとは思っているが準備が残っているもんで こまったな・・・こんな時は沖に行き残留塩素を調べたいもんだが・・・なんでって、関電や姫路市が大量に次亜塩素酸ナトリュウムを流している可能性があるからである。

 監視が無かったら何をするか分からない相手だ、これだけ証拠を掴まれていても、知らん顔して“海を壊し続けている”やつらだからである。
12月2日 何とか揚げ終わった。後は干出装置を揚げる作業だが、簡単には上げられない。する事は他にある。ノリの製造に関わる準備だ。

 ノリが取れるとは思わなかったから準備がまだである。何分、古いから動くかどうか、動かなかったら新品に交換 数が多いから費用もバカにならない。頭が痛いよ・・・

 ちなみに、隣の区画50号ではノリを摘んでいたようである。うちの区画は誰も摘んでなかった。また、今日は午後から季節風がちょっと強めに吹いてきた。せっかく伸びたノリが切れて流れたかも?摘む予定は5日からと思っていたが、また延びるかも?
12月1日 今日予定の作業は残ってしまった。あまりにも、ノリが伸びすぎて揚げるのに疲れた。40枚明日に持ち越し、揚げられるかな?・・・

 区画51号のノリ業者四人組が二人組みの所に来た時の話し「わしの網のほうがちょっとだけましやな」と言った四人組は、まだ網を張り終わっていません。俺の所に来たらこの網を張ってくれと頼むんだが・・・伸びすぎてこまってるいるんだよ・・・彼らはノリを知らない。今までならこんな年は、網の張り込み日を延ばす話しをするのは毎度の事でした。何回も延ばした年はあります。

 今日御津町沖の話しを聞いた。「今日当たりよく伸びている2番ノリを摘む」一番ノリはあまり伸びてなかったとも言っていた。
11月30日 左の写真は、21,22日に張り込んだノリ網を今日写してきた。何時もの年なら10日で摘めるところまで伸びているが、今年はそこまで伸びていない。

 伸びが悪いのがお分かり頂けたかな、摘める長さになるまでには、早くみても、あと4、5日は掛かると思う。(予定)
また、残りの網を整理中だが30枚は失敗、残り170枚は冷凍庫に入れる予定、今日70枚は入れた。明日100枚を冷凍する予定。
11月29日 網の張り込みは終わった。が、はじめに張った網を見てきたが、ノリの伸びがイマイチ。考えてみれば仕方がないか? ノリと言う海草は、育てかたを間違うと、ノリ芽には何ら異常はないが、成長が極端に悪いノリになる事がある。

 原因は、親芽の育てかただ、伸びるときに伸ばしてやらないと、伸びのわるいノリになってしまうと言う事だ。今漁期は約一ヶ月にわたり栄養塩ゼロの状態で、親芽は透明になり消えてしまい。また、種の保存の法則で、親芽が死ぬ時に二次芽を放出し、その二次芽も透明になり死んでしまった。今生き残っているのは三次芽だ。

 この三次芽が伸びないのは、親芽を伸ばしてやれなかった事が原因である。栄養塩を減らした奴は誰だ
分かっているじゃないか アンモニア態窒素を減らしている奴が第一犯人で。その次は、プランクトンを増やしている、姫路市下水局だ。またこの両者は残留塩素を撒き散らし、この残留塩素が消えるまでは、窒素を減らし続けるんだよ・・・分かっているのかな・・・
11月28日 何とか今日で、網を広げ終わりたかったが、20枚残ってしまった。午前中は北風、午後は西風、作業は出来るが捗らない。こまったもんだ。

 
11月27日 今日は思っていたほど天気は悪くなかった。60枚広げられたが、全て括る事はできなかった。
網を一枚広げたら、括る所は28箇所ある。一日括ると手のひらや指先が、疼く、硬いものを持つと痛いだな、おまけに釣り糸が良く引っかかっている。それを手で切ろうとして引っ張った時に指を切ってしまった。これがまた痛い・・・

 姫路市と関電にメッセージがある。毎年バリカン症にかかる所に網を張った。次亜塩素酸ナトリュウムを特に減らせ、ノリが流れたら市長室に怒鳴り込んでやるからな・・・
11月26日 天気が悪い 予定の作業が出来なかった。40枚ひろげただけだ 明日も悪そう、網の張り込む日にち延びると、ノリが伸び、上網は伸びて重くなり、下網は擦れてノリ芽が減少し格差が出来る。

 指しあたって、下網は、格差をつけられた 俺ってか・・・こまったもんだ
11月25日 今日は、70枚広げた。また、ノリの伸びが良くなったがノリ芽の薄い網は青ノリが多い。贅沢は言っていられない状況だから、量が増えると思いそのまま張り込んだ。

 ちなみに今日は全員単張りをした。
11月24日 今日も北風が強く単張りは休みだが、沖へは行ってきた。左の写真は、今朝の状況、単張り予定の網、三次芽が伸びてきた。また、バリカン症にもかかってなかった。二筏だけノリ芽が極端に薄い網がある。その網を干し揚げて、乾かして珪藻を殺して帰った。(漁場内のDPD試薬を入れて反応を見たら少し反応していた。18日と同じぐらい)
 
また、この区画では単張りしている業者はなし。隣の組合四人組は一人だけ来て、全部の中から種網三分の一ぐらいの種網を干し揚げていた。また、東の区画50号は単張りはしていたようだ。

 姫路市も次亜塩素酸ナトリュウムの注入量を増やさなかったようだ。これだけが心配の種であったが今の所は、ノリが取れそうだ。例年の20日から25日遅れで取れるかも?

 今日、人から聞いた話。赤穂では今日から明日にかけてノリを摘み取ると聞いた。
11月23日 今日は北風が強く沖は休み。左の写真は、昨日12時に来た、国土交通省の調査船、長い事この場所で止まっていた。(調べたデータは何処で開示しているのか知っている方居られませんか)

 また、雨が降る予報だったが夜になるまで降らなかった)明日はまた北風が強いと言う予報、作業は休みだな・・・

 今、姫路市に抗議している。返事が無かったら、姫路市下水局が出した、次亜塩素酸ナトリュウムの注入率のデータを公開する予定だ。

 今年5月29日には、残留塩素の調査に行ったが、その時には、『次亜塩素酸ナトリュウムの注入率1ミリから1.5ミリなら排水口で残留塩素は測定できないのがあたりまえ』と言った。その時に発色してなかったのも確認している。それが嘘であった事になる。今月9日に、DPD試薬を入れて反応を見たら発色したと言う事は1.5ミリ以上注入した事になる。それを“嘘つき”と言うんだ。姫路市 関電と同じだ・・・
11月22日 二日かかって80枚を張り込んだ。何でこんなに掛かったのか?何時もの倍だ!
 ちなみに、区画51号はまだ単張りをしていない方が居る。とは言っても、俺の網も張っていると言えるような網ではないが、・・・この方は、栄養塩がゼロのときに言った言葉は「栄養塩が無いのは、みんな一緒や」です。この時言ってやったんです。「一緒じゃない」と・・・

 結果は、一緒じゃなかった事を、判ってないだろう・・・もう一つのグループも張ってはいるが様子が少し可笑しい今日漁場に出て来るのが かなり遅かった・・・また、隣の区画は全員張り込んでいたぞ

 また明日は冷たい雨が降ると言っていた。姫路市に言っておく。残留塩素は絶対流すな せっかく少し出てきた三次芽がバリカン症にかかってしまうんだよ・・・そんな事になったら お前の所へ行って俺の首を掻っ切ってやるからな 冗談ではない
11月21日 今日は海水の色が綺麗に見えた、また、やけくそで網を広げた。ちょっと薄くて三次芽は小さいが単張りした。珪藻に巻かれるかも知れないが、網を重ねておくよりは良いと思う。

 何で、やけくそになったかって?聞いてよ 請求書が、早くも400万円を超えた。こんなもん払えないよ 
関電と姫路市に払ってもらって・・・年末と年明けに150万円は、まだ来るよ・・・
11月20日 今日も沖は休み。今日入った栄養塩データを紹介。白浜地  11.8 白浜沖  7.8 です。水温も17度台ノリを獲るのには何も問題はないが、肝心のノリが無い。
 関電・姫路市 どうしてくれる・・・この海は年が明けたらノリの色落ちが始まるんだ・・・

 関電が増設するまでは、11月後半から12月前半には、栄養塩量DIN 15μgat/l まで間違いなく増えるのがこの海の特徴であった。

 ちなみに、姫路第一火力と姫路第二火力が無かったら、この海域は栄養塩量DIN 20μgat/l までは増える。飾磨港内には毎日、姫一が300万トンの海水を汲み出しても水面に48.5μgat/l以上の栄養塩が供給されている。(これは、平成7年11月15日の関電が出しているデータだ)確認するにはこちらのページ、下から三つ目のデータを見て頂いたら全て分かるだろう。

 姫一が吸い込んでいる中層の海水の栄養塩量はDIN32.5 μgat/lあるのも分かっている。これを吸い込んで栄養塩を減らさなかったらこのまま沖へ流れ出る。区画51号に流れ着くまでに減ったとしても10μgat/lは流れ着くだろう。その上、今の時期には鉛直混合で10μgat/lは海底から上がってくる。両方あわせると20μgat/lになる。これは少なく見てだ。分かっているのか?関電

 また、栄養塩が増えてからも、18日に海の色を見たら栄養塩の無かった海の色とは変わらない。プランクトンが居ります。プランクトンが栄養塩を減らすんじゃなかったのか?
11月19日 今日の沖は休み 単張りの前に体も休めた。よく考えたら、体は良く休んでいた、本来なら15日ごろにはノリの製造に入っている時期だ。関電と姫路市のおかげで未だに単張りが出来ない。一日製造したら最高で3万枚は出来る製造能力がある、この被害は、一枚10円(仮定価格)で計算すると一日30万円だ。

 今年の栄養塩低下は関電と姫路市であるのは誰が見てもお分かりになるだろう。栄養塩さえあれば種網は確実に出来ていた事は言うまでも無い。

 雨の後は、風が吹くのはまず間違いない。明日は季節風だろう。明日も沖には出て行けないと思う。その後はこの区画の私以外の4人組と2たり組も単張りにはいると思う。彼らは財閥だから他の地域から種網でも買ってくるだろう。私から見たら「井の中の蛙」だ・・・
11月18日 今日は、DPD試薬の反応を調べたら発色した。約2分でこの色だ。水温が下がるほど濃度が高くなるのは当然の成り行きと言える。また、水温が高いほど分解速度が早く漁場に到達する前に分解して、漁場内で測定しても反応をしないと言う事だ。これからは、水温が下がる一方だ。同じ添加率(注入率)でも沖へ広がる事になる。これがバリカン症の特徴だ。関電と姫路市は、いくら抗議しても“無視”酷いもんだ

 今日はもう一つニュースがある。区画50号のノリ養殖漁業者が来訪した。聞く所によると、後2日程度で単張りをする予定だと言っていた。区画51号よりは良いようだ。当然だと思う。ノリ研から入ってくる栄養塩データでも何時も区画50号の方が多い、たまに少ない時があるぐらいだ。その証拠はいくらでもある。

 それでは私の現状は、昨日公開した網の状態と変わりは無いが1〜2センチ伸びているノリの葉は、ちじれてちりちりの葉っぱである。この葉っぱは多分生産に結びつく事はないと見ている。この葉は二次芽で栄養塩量ゼロの海水で長い事浸かっていたから、5センチ位になると流れると見ている。三次芽が伸びるまではノリの収穫に至らない。これが、私の読みだ・・・

 また、今日は雨が降って来た寒い雨はクロラミン(結合塩素)が漁場に流れ着くのが早くバリカン症になる確率が高い流すなよ・・・関電・姫路市・・・

 情報として・・・バリカン症に悩む、ノリ養殖漁業者達にお知らせ。DPD試薬は簡単で分かりやすいからお勧めします。購入は「なんでも掲示板」に入り、その上に、メーカのコマーシャルがあります。
11月17日 今日は左の写真から紹介。今日現在一番多くノリ芽が付いている網これ以上多い網はありません。13日の掲載したノリ芽の薄い網まで3段階にあると思って頂いたら、私の現状がお分かりになると思います。

 また、12日に「あと一週間で単張りが出来るかも」なんて言ったが、少し遅れそうです。この原因は、13日の遊離塩素が足を引っ張ったと考えられる。昨日と今日漁場で、DPD試薬の反応を調べたが、発色しなかった。また、13日にノリ研発表の西播水温は、19.8度となっていた。

 水温が20度を下回るとノリ芽にバリカン症が出始めるのは分かっていたが、これほどハッキリ出たのは始めてだ。9日に残留塩素が検出されていると公開したのに、無視をして流し続けた姫路市東部析水苑は、人間の心を失っている。5月には兵庫県の船まで使って残留塩素の調査を行ってきた事が、何にも生かされていない。関電と一緒になって“俺を殺す気だ”徹底的に抵抗してやる・・・
11月16日 今日は、中二日置いて、ノリを見たが全体にノリ芽が薄くなっていた。また、赤くなっていた所はノリが消えていた。酷いもんだよ・・・関電、姫路市・・・

 ノリの色落ち被害及びバリカン症被害の“立証責任”は果たした。
次亜塩素酸ナトリュウムをアンモニア態窒素が存在する排水に添加したらクロラミン類が発生するのは隠す事ができない事実である。そのクロラミン類が分解する時にはアンモニア態窒素を消費する事も分かっている。分かりやすく言うと“栄養塩”を減らすのも常識の範囲だと水道の消毒で証明している。

 また、関電が海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリュウムを摂りだすとアンモニア態窒素を減らす事も専門家の間では常識の範囲だと分かっている。

 どちらも隠す事はできないんだ。この海だけだ種網も出来ないのは、新舞子の沖ではある組合が単張りをしたらしいと、今日聞いた。赤穂の栄養塩濃度は12〜14μgat/l だ。

 西播で一番栄養塩を排出している海域で栄養塩が無くなるなんて事は、ありえない事なんだよ、新聞記事のページに、下水処理場を高度処理にしろと言っているだろう。国土交通省が、赤潮の元だとも言っている。分からないのなら教えてやるよ、赤潮とはプランクトンの異常繁殖だ。覚えなさい。プランクトンが栄養塩を減らすのも常識だよ・・・また市長室に行くよ、今度は前回とは違うと思う。新聞記者を貼り付けておきな・・・
11月15日 今日は朝から西風が吹いている。したがって、沖は休み。ノリが取れると分かっていたら、することはいくらでもありますが、取れる保障はない現在では、何も出来ません。一年がかりで準備をして来た結果がこれです。この原因は“栄養塩”の減少がもたらした物であるのは、誰でもお分かりになるだろう。

 左の写真は「海苔タイムス」(11月11日版)昨日来たものを紹介。東播や淡路では5、6日日には冷凍庫に入れている。この地区では栄養塩の低下は無く順調に育苗ができたと言う事です。

 また、関電が今まで岡山、香川も同じだと言ってきたことが間違っていたと言うのは、証明できたのは言うまでもありません。今漁期は、両県で栄養塩の低下でと言う記事は一度もありませんでした。

 関電も姫路市も兵庫県も、私が言う事を認めて来ませんでしたが、認めざるをえないと思います。関電が違うなら、海苔タイムスの記事にもある。小型のプランクトンが犯人と言う事しか残っていません。また、このプランクトンで栄養塩がゼロにはならないのは常識ですが、プランクトンなら姫路市の下水排水が窒素、燐を大量に流しているのも分かっている。プランクトンの異常繁殖を招いているのは姫路市だ!!

 前から言っていることだ、私はどちらでも良い“早く海を戻せ”弁償しろ・・・
11月14日 今日は、朝からやまぜ波が大きく作業は出来なかった。早々に帰港。
時間があったので、少しDPD試薬の反応を調べた。★試薬を入れて長時間放置してから発色するのは、この試薬の特性から、残留塩素が無くても発色する事が分かった。(沸騰させた水道水・市販の天然水など)

 したがって、昨日(13日)残留塩素のページにアップした二枚の写真は、信頼性の無い可能性ができた事により削除します。(9日にアップしたものはその場で一分程度で反応しているから間違いありません)

 今日栄養塩情報が入った。 白浜地  5.4  白浜沖  5.6 になっている。また東の海域で栄養塩量がこれより低い所が出来ている。たぶん、この海域の海水が西風で東に流れたと思う。
11月13日 昨日は、少し元気が出たが、今日悪い所を見てしまった。とりあえず左の写真二枚上下を紹介。
 これは10月8日に沖へ張り込んだ種網、今朝干し揚げた後写した。この網の種は薄いほうで、もっと種が残っている網は、ノリ芽の艶が無く、赤くなっていた。それも、広範囲に広がっていた。(しかしこの網が使えるようになるのか?誰か教えてくれ)こんな網張った事がナイ・・・

 今朝は、良く冷えていた事で海面から水蒸気が上がっていた。どうやら水温が下がって残留塩素が漁場まで到達した。DPD試薬を入れて反応を見たら、色は薄いが発色した。(その時はきずかずしまっていたのを帰港してから見たら発色していた。再調査が必要と思われる)それをアップしている。見るにはこちら

 今年のノリは特に弱いと思っていたが、遊離塩素が検出されたら、ひとたまりも無いのは分かっていたがこんなに酷いとは思っていなかった。他に原因はないだろう。昨日は綺麗に見えていたのは間違ない。
11月12日 今日は、私に応援して下さっている方に朗報をお伝えします。ノリは生きていた。少し赤いが色がノリだとハッキリ分かる所まで回復していました。旨く行くと後一週間以内に単張りが出来るかも?
 明日はノリ網の写真を掲載できると思います。出来たら二枚の予定。今日は波があり写真を撮る状態でな無かったもので・・・

 この後が心配だ。何処まで海水が変わっているか だろう また低気圧が入ってくるから、再び風が吹くが、吹きすぎると栄養塩がなくなるのも早い、かと言って吹かなかったらまた、関電の吐き出した海水が、漂うしどちらにしても 関電が流す限りこの海は正常にはならないと言う事だ・・・
11月11日 雨が思っていたより多く降ったが、問題はノリが生きているのかが最大の問題だ。
 雨は関電が吸い込む事は無い。水面に浮いているからである。その分栄養塩は沖へ流れるが、それも少しの間だ。また、風の無い日が続くと関電の排水に変わると、またノリの色が悪くなってくるだろう。
 今回のゼロ栄養塩は、ユウカンピアが原因ではないのは誰が見ても分かるだろう。今まで専門家が言っていた事が、間違っていたと言う事だ。ユウカンピアは居ないんだから・・・

 関電が、岡山県・香川県も同じだ。と言ったのも、違う事が判明した。どうする 関電・・・
 
11月10日 今日も海況は変わらず。左の写真を紹介。昨日12時17分中部析水苑の排水を調べた残りを、今朝8時にもう一度DPD試薬を入れて反応を見たら、色は薄いが発色した(左側)から掲載。
 残留塩素は簡単には分解されない事が証明できた。水温が20度を下回ると漁場内に被害が出始める。
今年は、まだ種網も出来ていない。こんな時に残留塩素が流れたらひとたまりも無いだろう・・・
 明日は雨が降るそうだが、少しは役に立つのかな?その後は北西の風が強いと言っている。この風は第二火力の排水が直接流れて来る、最も悪い風向きだ!!

今日聞いた話を紹介。家島か坊勢どちらかは分からないがノリの色が悪いと聞いた。この海の海水が流れて行ったと思う。悪いのう関電には言っているが聞いてくれんのだ・・・
11月9日 今日のノリの状態は、やっぱり駄目だ左の写真を見ればお分かりだろう。肉眼で見えないから顕微鏡で見たら色素がまともなノリではない。何時までたっても進歩が無い。私だけではない事は今日分かった。沖で作業中電話が入った。「何時まで経っても同じ状態や、そっちはどうや」同じ組合の二人組みからである。その話しの中で、「赤穂は色が戻った」とも言っていた。また、隣の組合の方も、7日までは干し揚げた網は黒くなっていたが、昨日干し揚げている網を見てビックリだった。

 新網を干していた感じに見えた。想像だが、ウシケノリが付いて黒くなって見えていたと思う。それが西風で根こそぎ飛んで、網の地肌が見えてきたと言うのが本当の所だろう。栄養の無い海でノリが育つはずはない。漁師とはこんなものだ。関電と姫路市下水局の嘘が、いくら説明しても分からないらしい。それとも知っていても言えないのかも?今年は種網を作ることさえ出来ないだろう。

 今日は、もう一つ情報がある。昨日、残留塩素の測定用の試薬が手に入った。左の写真の下に、水道水を入れた容器二本、その左の容器に試薬を入れて反応し発色しているのが良く分かる。水道水でこの色だ、関電・姫路市良く見ておけ・・・早速測定してきたから見てやって、見るにはこちらこれを手に入れるのに苦労した。(この話しは次回)

 今年、5月29日に下水局が残留塩素を測定すると言うので、うちの組合長と共に調査に参加したが、その時には発色をして無かったのは確認済みで残留塩素は出ていませんと言った姫路市中部析水苑所長。どのように弁解する。出来ないよな・・・東部析水苑は次亜塩素酸ナトリュウム添加率は1ミリから1.5ミリと言う事は頂いたデータに載っていた。と言う事はこの添加率での排水口では発色しないのが当たり前と言ったのは誰だ所長 あんただ・・・
11月8日 左の写真は、今日写したものです。ノリの色は変わらずと言いたいが、また悪くなっていた。それと、心配していたアンカーが吹っ飛んで擦れる被害は少しあっただけでその殆どは無事であった。ラッキーと言いたいがノリ芽も吹っ飛んでまた芽付きが薄くなっていた。

 期待していた栄養塩の回復は無かったようだ。ノリ網に網干の牡蠣筏で使われる黒い二本糸でよったロープが、かかっていたから先月23日に南よりの風で西に流れた海水が今回の西風で戻ってきたかも?
 それか、すでに海底まで栄養塩がゼロの海水に変わっている可能性もある。調べれば分かるが調べる者がいないのが現状だ。この海のノリが色落ちになったら、この海の海水と関電(姫二)の温排水口の海水の栄養塩量は同じ値であるのは、何回も確認済みだ。

 また、写真の説明に入るがノリ網の様子だけではなく、もう一つ目的がある。ノリ網の後に写っているのは関電 姫路第二火力の煙突である。今日は日本の煙突から蒸気が出ているのがお分かりなるだろう。実を言うと、この施設は平成12年ごろから発電施設の機械が6台あるが数台を休めている。運転しているのは僅かだ。と言う噂が漁師の間で流れている。現実にその頃から、この施設のイルミネーションが日替わりで消えている。二台か三台のイルミネーションしか点灯していない。この噂を流したのは、元は関電で、その次は、各組合の○○○だ分かっている。温排水口の水量は調査に行ったときはいつも同じように流されている事をお知らせします。ばれるような工作はするなフル操業じゃないか 関電・・・これからは全て公開していくつもりだ しまって置く必要が無くなった 姫路市も覚悟をしておきなさい○○書偽造を公開する その内・・・
11月7日 いやービックリだ 凄い風だった。明日の朝が怖い たぶん、アンカーが吹っ飛んでいるだろう。また昨年10月24日のような事になっているのは確実だ。
 昨年は、お手伝いさんがいたから、何とか直せたが今回は一人だ。そのお手伝いさんが先週水曜日にバイクに乗っているところを、車に当てられた。大した事はないが、当然怪我をしている。まだ踏ん張ると膝が痛いらしい。船に乗れる状態ではない。また、事故の話を聞いたとき、一瞬、関電がやったのか?と思ったが やるなら俺だと思い直した。そうですよね・・・

 加害者は大企業の社員だが、病院に見えたのは支店長と他一名。私は事故の様子は分からなかったが店長さんの言う説明では「左折時に左側に突っ込んできた」と言ったが私は知らなかったので、聞き流していたが、後で聞いたら「当てられた車と並んで走行中、ウインカーをいきなり出したと、同時にいきなり左折した」と言う説明だ。大企業の方は“自分が悪かった”と、言う言葉を知らないようです。俺は、ちょっと頭にきている・・・
11月6日 今日の朝は、やまぜ波がムクムクとあったが沖へ出たのは私だけだった。漁場を写してきた。(9時)網だけのように見えるが、長いノリは1cmぐらいは伸びている、平均5_と言ったところ。ノリに色が無くなった。昨日よりまた悪い。ノリに色があればもっと黒く見えるだろう。(西風の後が楽しみだ)
 有明海ではノリを摘み始めたようだが、これだけの違いがある。関電があるのと、無いのとの違いだ。
沖へ種網を張りこんだ日にちは変わらない。
 栄養塩が無くノリに色が無いのは私の責任でないのは、お分かりだろう。ノリ芽が流れたのも栄養塩の減少だけか?種網を張りこんでからは、水温が上昇した日は無い。しかし、この海はそうだろうか?関電が増設するときに言った言葉を紹介。姫路第一火力5号機6号機増設する時『水温は同じ温度を二つ合わせても水温は同じです』確かに言っている事は正論だ。
 しかし、少し考えるとちょっと違うんではないか。姫路第二火力取水口との間は、10月30日に貼り付けた関電の水理実験データの点線の中に入る。と言う事は0.5度高い水温を吸い込んでいる可能性が出てくるだろう。特に問題なのは姫一の排水口は海底からの排水だ。
 水温が高いから海底からでも水面に浮いてくるのは確実ですが。今の時期は気温が高い日は、高いまま第二が吸い込む可能性が出てくる。そうすると姫一と姫二が混合されると周辺の関電の排水に影響されない海水の温度と比べると、1度高くなって流れる事もあるだろう。(気温が高い日の話しだ)

 ノリは水温が同じか0.5度高い範囲なら、生理障害は起きないとされている。これは、一日の中でも朝と昼からとでは、0.5ど高くなっていることが確認されているからだろう。しかし、一度以上では生理障害を引き起こす事も分かっているが確認するには、5〜6年関電の機械を止めて水温の年平均でも調べる必要がある。漁業者が被害を受けた段階でこれぐらいの抗議はできるのが当たり前だ。影響がないと言うなら機械を止めて調査をしろバカたれ

 今日のノリの色は透明の寸前だった。何分細いからノリだとハッキリ言えないが・・・今日午後2時半から、寒冷前線が通過し、西風が吹いてきた。旨く行くと栄養塩ゼロの海水は東に飛んで行くだろう。東播の方には申し訳なく思うが、私は頑張って食い止めるよう努力している事は分かって頂きたい。
 
 飛んでいく行きかたで違う。水温の低下で鉛直混合が起きると薄まるから、さほど影響がないかも?しかし一ヶ月間栄養塩をゼロのした海水は約20万トンタンカー30隻×30日間の水量は播磨灘に流れ込んだのは確実だ。この海水がユウカンピアの潜んでいる海域に到達すると、確実にユウカンピアが優先種に変わる事をお知らせします。
 また、三日間西風が吹いてくれたら、この海域の海水は入れ替わるのは間違いないが、明日一日ぐらいらしい。何処まで回復するかは分からない。また、強風で弱っていると思われるノリ芽が流れる事もある。その上500枚の網が種網干出装置に全て置いてある。本来なら今頃は単張りにした分はこの装置には無い。その分は軽くなって強風でアンカーが吹っ飛ぶ確率も少ない。関電、姫路市のおかげで損害を受けるリスクだけが高くなる。
11月5日 今日の海況は、昨日よりノリの色が、また悪くなっていた。そこで、ノリの色落ちは、関電がプランクトンだと言うから、今日のAM11時30分に海の色を写してきた。また、PH測定器で測定結果も掲載。
 左の写真とその下に海の色を確認すればよくお分かりになるだろう。この色で栄養塩がゼロになるのか?今までに、これより赤茶けた色の海でもこんなに酷い事にはならなかった。また、今日の飾磨港の海は確実に赤潮と言えるだけの色になっていた事をお知らせする。

 西播磨一の窒素、燐の排出量がある海域で栄養塩がなくなる事自体可笑しいんだ色落ち被害が起きると確実にこの海域が真っ先に被害を被るのが分かっている。何でそんなに嘘をつき続ける科学的根拠は関電、お前が証明している。裏付けも関電を指している。これ以上無視をするなら“俺にも覚悟は出来ている”何時までもこんな事をするつもりは無い・・・姫路市も同じだ・・・

 今日単張りをした形体は無かった
11月4日 ノリが大きくならない。伸びない4ミリから5ミリ程度まで伸びたら消えている。死んだか?流れたか?どちらかだ。酷い網は親芽が全てなくなっている筏がある。
 干し過ぎたら芽落ちが激しいから、少し控えめに干していると、ウシケノリが繁殖しノリ芽を窒息させているようである。ノリ芽の脱落の原因はウシケノリが犯人と思われるが、そこまでの知識は無い。とにかくノリ芽が細い。これがネックになっている。干出に耐えられないノリだ。
 また、栄養塩が少ない事で二次芽の放出が少なく親芽が流れた後は極薄の網に変身している。明日から単張りできるが、張る網が無い・・・どうしてくれる 関電 姫路市 ・・・

 栄養塩がある地域は、家島群島周辺・淡路島・東播磨(5μgat/l前後)また、大阪湾は小型珪藻が少なくなり、5μgat/l前後に回復している。(ノリ研情報No 2より)

 
11月3日 今日の海況は、少し色が付いていた。薄い茶色、まだノリは生きているようだ。昨日まで三日間昼から西の風が吹いたので、沖の海水が入り込んだらしい。旨く行くと6日に寒冷前線が通過した後西風が強く吹いたら、DINゼロの海水は東に飛んで行くかも?
 西播地先漁場(赤穂まで)はDIN0.5のようです。なんでも小型珪藻が多く発生していると言う事らしいです。うちの所は水の色は比較的綺麗いです。ただ、飾磨港内では少し増えています。

「海苔タイムス」(11月1日版)を紹介。この記事で問題にしたいのは、「大阪湾で小型珪藻が多く確認されている海域では栄養塩が2,9μgat/l」と説明があるのが分かる。小型珪藻が多くあってもこの程度の栄養塩があると言う事です。

 西播地先で小型珪藻が多くあるが、栄養塩がゼロ。早く言えば栄養塩ゼロは小型珪藻とは違うと言いたい。また、海苔タイムスの情報では岡山で栄養塩が低下していると言う軌条はありません。
 だから関電が言っている。岡山、香川とは関係がないと言うことでです。関電が“アンモニア態窒素”を減らしているのは確実で、栄養塩を減らしてないと言う関電の返事が何処から出てくるのか不思議でならない。
 また、姫路市、兵庫県がこの嘘を野放しにしている事が大問題だ!! 何度も言いますが。プランクトンなら姫路市に責任があるんだ。窒素、燐を一番多く流しているだろ。
11月2日 今日の報告は色々ありますが、まず昨日の神戸新聞記事(夕刊)に「中国電力 土用ダム測定値の改ざんデータ」国土交通省へ告発と言う記事があった。俺も関電を告発しているが記事にもならない。
「KANSO」告発するのは仕事じゃないのかな?早くしてくれ・・・

 また、昨日の広報はお分かりになったかな?海に浸かっている真ん中部分はノリがついてなかったでしょう。酷い年は、あのような網をいつも摘んでいたのを思い出すよ。昨年は漁場の東半分に少しですが発生していた。一番酷い年は平成9年・10年の秋だったと思う。もう一つ16年もだ・・・
 
 もう一つニュースがあるが公開に少し抵抗がある。(機会があれば公開)今日のノリ芽の色は最悪のままだった。と言うより昨日より悪く見えた。このままだと今年はノリの収穫は期待できないと思う。植物が光合成を行うには、ある程度の色素が必要と聞いているが、それだけの色素が残っているようには思えないからである。また2日前にノリ研で見て頂いた時よりノリ芽が少なくなっている。悪く考えたくはないが、色調低下のまま約一ヶ月、どう考えても助からないと考えるのが、普通だろうな・・・
11月1日 広報 ひめじ 11月号(P16) を紹介。記事を読んで頂いたらよくわかるが、知らない方にご説明を。いかにも漁業の事に力を入れて取り組んでいるかのようですが、家島、坊勢を入れた話しだが、合併したばかりだ。その合併に紫外線殺菌の下水処理場を造っての話だろう。
 元からの姫路地先にある海は終末下水処理場の排水で大量の有機物。その上、次亜塩素酸ソーダで殺菌して流し周辺海域には青ノリもアサリも育たない海にしているではないか。「埋め立てなどで魚の住みかが減り」嘘を言ってもらってはこまる。魚が減ったのは残留塩素と大量の有機物だろ。

 また、「とる漁業」から「つくり育てる漁業」に長年取り組んできたが、今では残留塩素でノリが育たない海にしたのは誰だ姫路市 お前じゃないか地元三組合から「要望書」を出している。その返事も嘘をついて、被害は無い。などと嘯いて、被害がないなら、家島に紫外線殺菌の施設を造る必要はないだろう。
 左の記事の中の写真は区画51号のノリを摘んでいる写真だ。何時写したのかは分からないが昨年の写真ではない。写っているノリ摘み船は、よく知っている方だ。おまけに摘んでいるノリ網は“バリカン症”に罹っている。酷い網だ 私はこんな失礼な写真は掲載できません。自分の網は掲載しているが・・・
 こんな写真は、まずいだろう。ノリがまともに付いてない。嘘だと思うなら専門家に聞いてみなさい。
昨年以前はこのような網は良くあったが、残留塩素濃度を公開してからは少なくなっているのは確かだ。また、ノリの色も赤いのが分かるよ、これは関電だが・・・
こんな写真を掲載して“水産資源の維持に努めています”良くこんな事が言えるな姫路市・・・恥を知れ!!
 それにしても恥ずかしい写真だ・・・