平成19年11月・12月


12月31日 今年も今日で終わりだが、毎年悪くなる海を、少しでも良い方へと思って頑張ってきたが・・・「頑張ったものが報われる世の中」なんていった奴がいたが、“嘘”だったって事だ。

 また、今日の神戸新聞を見て驚いた。えらい構想を練っているようだ。見るにはこちら海を壊す事しか考えていないようだ。

 今年も多くの方々に応援をして頂いたが、解決までは程遠い道程のようです。くる年も宜しくお願いします。
12月30日 今日は季節風が吹いていたが、本来なら鉛直混合が起きて海底の栄養塩が水面に上がってノリの色が黒くなるのが普通だが、プランクトンの行方が左右すると思うが・・・

 今年のプランクトンの繁殖は“漁業者が山に植林をしたのが原因か?”たしか 山に木を植える目的は「豊かな海」を作ると言うのが、うたい文句であったと思うのだが、プランクトンを増やす事が「豊かな海」に繋がっていたと思うのは私だけか・・・

 この事業に国土交通省が補助金を出していたぞ・・・犯人は国土交通省か・・・犯人だらけだ・・・
12月29日 昨日の栄養塩測定結果が手に入っている。下に公開するが、他の海域はノリの色が良くなっているが、この海域のノリの色が良くならなかった分けは見たら分かるだろう。姫路第二火力の放水口に近い所が少なくなっている

陸からは西播磨一の窒素と燐が供給されている海域で1μgat/l以下になるのは、アンモノ態窒素を減らす関電の放水口から流れる温排水が犯人だと言えるだろう。
平成11年に出してきたデータは捏造したものだ。“偽”りだよ・・・

 1μgat/l以下の海水の流れはこの数字の海域をたどれば見えてくる。「上島地」がポイントだ。西風が強く吹くと東へ流れる事を言っておく。海は一つだ・・・

上島地 0.8
西播地先
伊保地  1.5
伊保沖  0.7
白浜地  0.7
白浜沖  1.0
12月28日 今の時期にしては珍しい雨量これだけ降ればノリの色が良くなると思うだろうが、それは甘い考えだと思う。

 何故か?と言うと、雨が多ければ多いほど有機物が海に流れ込む、この有機物はプランクトンの繁殖を生む。そのプランクトンは栄養塩を減らす事になるからだ。

 もう一つ。この有機物を減らす目的で下水処理場では次亜塩素酸ナトリュウムの注入量を増やす。次亜塩素酸ナトリュウムを増やすと何が起きるか?

 窒素元の有機物と栄養塩を減らす事になる。その結果はプランクトンの繁殖を減らすが塩素と下水排水中の様々な物質と化学反応をし約26種類の物質を作り出す。

 中でも、結合塩素は海生生物に毒性を発揮する最悪の物質だ。特に植物に被害が出る。早い話、バリカン症被害がこれである。

 関電もこれを利用している。「海産の汚損付着生物の防除に利用され、効果を発揮している」これがそうである。いずれの排水口周辺の護岸には青海苔も付いていない。根っこ部分だけは付いているようだが、葉体は伸びる事は無い。これが、バリカン症被害だ。

 明石市や神戸などではこの被害を避けるため、下水排水の殺菌に紫外線処理をしている。姫路市でも家島でこの施設を造っている。

 これは、公害だ!!次亜塩素酸ナトリュウムを減らしても結合塩素被害は出る。
12月27日 今日摘んできたノリだが、雨が降っても色が良くならない海と言うのがお分かりだろう。昨日の苅屋の浜のノリと比べて頂いたら違いが分かる。

 また、苅屋の浜のノリの色より網干沖のノリが黒かったが、今日入った栄養塩情報では網干沖は0.9と出ていた。

 生産が止まっているのは区画51号は確実で50号もたぶん止まっていると思う。また今年最後の共販日だったが平均価格は4円を下回った。油代が騰がっているから吐き出しの結果になった。誰がこんな海にしたんだ!ユウカンピア・コシノディスカス・タラシオシラ・他多数のプランクトンが繁殖していると情報が入っている。

 平成6年と良く似ているとも言っている。
12月26日 今日は朝から底曳き網の道具の調達に車で(軽トラ)西向きに走ってきた。途中網干の浜と苅屋の浜を見てきたがいずれもノリを摘んできて製品にしていた。

 左の写真は苅屋の浜でのりを陸揚げ中を写している。ここの漁場は私は良くお世話になっている浜だが、雨のあと少し色が良くなっていると言っていた。ノリを見ても分かると思う昨日私が摘んだノリとは大きな違いがある。

 普通の浜は雨が降るとノリの色戻りが有るのは当然のなり行きである。しかし、私の漁場はノリの色戻りはない。この原因は関電の温排水量が多すぎるのが原因だ。

 普通の海は雨が多く降ると水面を漂う水は真水だが、この海は関電が流す大量の水温の高い海水がある。海水でも水温が高いと水面を漂うこの海水に浸かる時間が多いからノリの色戻りがないと言う事だ。関電、分かっているか?

 また、網干沖でバリカン症被害が出ていると聞いてきた。かなり悪いような話しを聞いてきた。
12月25日 驚いた!ノリを摘んで製品にしたが工場長に怒られた「良くこんなノリを摘んできたな」と、こう来た。その時は沖に居たので飛んで帰りノリを見て私も驚いた。

 その時点で下水に流した。流したくなかったが燃料代があるから仕方がない。ホンマ悪かったノリの色が・・・
12月24日 また、いじの悪い天気、ノリを摘みに船着場まで出て行ったが、西風が吹いている。この時間にノリを摘む事ができなかったら、価格の安いノリは一定の枚数を作らなければ算用に合わないから風がおさまって摘みに行く事もできない。

 明日はいけるかもと期待するがノリの色が問題だ。周りの話しを聞いて見たがたぶん悪いという話のようである。

 
12月23日 今日は休みと言ってもノリを摘む気がしないと言った方が当たっている。この雨でノリの色が少しは戻るかも?何て考えていたが難しいようだ。西も東もノリの色落ちが酷いらしい・・・

 他の区画から情報が入っているがこの場所で公開できるような物ではない。酷い話だが私の漁場よりは、ましな話だったがあまり変らない。姫路市沖全てでノリが獲れなくなっている様だ。漁連も何を考えているのか理解に苦しむ話しばかりだ。

 また、県の水産技術センターと言う立派なものがあるが何の役にも立っていないどころか、漁民の足を引っ張っているセンターとしか言いようがない。

 とんでもない状況であることは間違いないだろう。
12月22日 昨日摘み置きをしていたノリを製品にしたが、心配していた無札の可能性が濃厚である。写真右側のノリは今月10日に製品にしたノリで、左側が今日製品にしたノリだ。

 今日の雨で少しは色戻りが有ると思うが、長く持って一週間程度だろう。その後は再び無札になる。これで今漁期は終わりになるだろう。

 ノリ養殖と言う物は、水温が下がると色の黒いノリが獲れる。これが極普通の考えであるが、この海は水温が下がると色落ちのノリしか獲れない海になっている。

 なぜ、この様になってしまったのか?答えは出ている。姫路市と関電が海を壊したと言うものだ。この海に一年を通して供給している栄養塩量以上の栄養塩を減らしている物があると言う事である。

 プランクトンの発生で栄養塩を減らし、関電が海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリュウムを採りだす時にアンモニア態窒素を減らす。この二つが犯人だ。

 全て判明している 何時まで隠すつもりだ 姫路市 関電 今年は偽りの年だったと世間は言っている くる年も 偽りの年にするのか・・・
12月21日 今日ノリを摘んでいるが、明日製品にするのは怖い。出荷して札が入らなかったら水道、光熱費が戻らない。今漁期の水上げ額は昨年の未払い額に届かない状況での操業だと言う事で、作るのも地獄、作らないの地獄・・・言葉が出ない・・・

 左の写真は、今日写した今月12日に5枚重ねで張り込んだ冷凍網を単張りしてきたがノリの色が・・・最悪だ。この網は11月9日に出した時は育たなかった網だ。いかにあの時の海は酷い状況にあったことが分かるだろう。姫路市・・・

 また今日入った栄養塩情報と比べると納得が行くノリの色である。
姫路市と関電よどうしてくれる。プランクトンだけなら3.4だ関電が吸い込んで吐き出したら半分に減っているのが分かるだろう。

上島地 1.6
西播地先
伊保地  3.4
伊保沖  3.4
白浜地  1.8
白浜沖  1.5

 唯一つの朗報は明日は雨が降るようだ 上手く行くと少しは増えてくれるかも?次に摘むのは、それからにする。
12月20日 毎日ノリの色が悪くなっている。特に明日から摘むセットは漁場の真ん中から沖にある。これがまた悪い この日帰りに見たら栄養塩濃度2以下の色だった。

 明日、摘んでも活性タンクで一日寝かす。人手が無く乾燥機を回せないという理由からである。
12月19日 気のきかん天気だ。摘みに行く時間帯は西風が吹いて行けなかった。風が治まってから摘んできたが明日の製造になっている。

 冬の仕事は風が支配するこの仕事だが、私なりに頑張ってきたが、いくら頑張っても海を壊す者が居ては報われないと言うのが今になって分かった。遅すぎた てっか?

 これから出てくる若いノリ芽はタビュラリアに侵されているから作ったノリ(製品)は硬いノリだ。この様なノリを作るため多額の経費を注ぎ込んで来たのではない。まともに寝る時間も無い状態で育ててきたが、今年も最悪の年を更新する事になりそうだ・・・

 どうしてくれる 姫路市 関電 ちなみに 言っておくよ 有明は良いノリが大量に獲れているそうだ・・・聞いた話だが
12月18日 予定変更で4番刈りを摘んだ。波があった為だが少しでも波が小さい陸側のセットをと、思い摘んだがノリの色も悪くタビちゃんが多くなっていた。

 明日は3番刈り最後のセットになるがどんなノリになるやら・・・
また今日、聞いた話。網干のノリの話しだが、「色は黒いが艶がなかった」と言う。近年この海も悪い話が多くなっている。今漁期、西播磨の海には栄養塩が少ないようである。特に西の端は酷いなんでもプランクトンが多く栄養塩が少ないと言って入るようだが、私は他の要因があると思っている。
12月17日 今日は一番陸のセットを摘んだがノリが伸びてなかった。タビちゃんがノリ芽を減らしているようだ。もともとバリカン症で少ないセットだったから少なくなったと思うが・・・頭が痛い・・・見込みのあるセットがなくなった・・・

 また、二回目の共販が有ったが、何とか売れたようだが、お先真っ暗・・・
12月16日 ノリを摘みには行けなかった。風が治まってから沖へ出て行って少し摘んだ網の手入れをしてきたが、タビュラリアに侵されているノリ網は手入れをしても見込みが無いのは分かっているが、この海にはノリ網の張替えにはリスクがある。

 一番の心配は、バリカン症だ。これは水温が下がるほど被害が出やすくなる。つまり、塩素との反応で出来る有機化合物の分解速度が遅くなるから沖へ広がリやすくなり被害につながりやすいと言う事だ。

 特に今漁期はプランクトンが多い。これを減らすためには下水排水からの有機物(全窒素)を減らす目的で次亜塩素酸ナトリュウム(塩素)を大量に注入する可能性が高いこれが怖い。既に今年は一回やられている11月の5日から6日に掛けての雨の日に、今年の悪夢の日だ!

 後一つの大きなリスクは、ノリの色落ちだ。既に沖側でDIN5を大きく下回っている時にノリ網を張り替えたら確実にノリの色は悪い(色落ち)。今日のノリの色は風が吹く前と変らなかった(既に悪くなっている)海水が入れ替わり少しは良くなっていると思って沖へ出たが、期待は裏切られていた。

 この原因はプランクトンか?午前中は沖のセットにいたが倍増していた。ノリ網の張替えには、この二つの問題が付きまとう。特にノリの色落ちは関電が大きく関わっているのは間違いはない。
12月15日 今日も季節風が吹いて沖へ出られなかった為休み。時間が空いたので、単張り時に被害を受けた状況を次のページに公開する。見るにはこちら今日に日付けを・・・
12月14日 今日はノリの製造は休み。だが、休んでもすることは色々とある。忙しいと言っておきます。

 今漁期のノリ被害をお知らせ。摘み取り予定日は11月15日だったが、バリカン症被害とワイン色のプランクトンの被害で、初摘みは20日になっている。19日は季節風で休んだから実際は4日間製造が出来なかったので4日間の製造枚数と品質の低下被害が対照になる。

 第一回目の出荷量は、75箱(3600枚入り)栄養塩が普通に有った場合平均単価20円のノリは獲れる漁場である。したがって、初摘みが遅れた4日間の製造枚数は一日25、000枚×4日間分=10万枚+75箱になる。(品質が悪いのと栄養塩不足で色も悪いのが価格の低下を招いている平均単価は、すこぶる悪かった事を言っておく)

 これで現在までの被害額が出るだろう。姫路市と関電・・・(これから、いくら出るかは不明だがかなり出そうだ)
12月13日 今日のノリはミンチのプレートを変えた一つ大きい穴に、おかげで剥ぎやすかった。早い話、破れが少なく剥ぐれず付いていくノリが少なかったと言う所だが悪いノリで色も悪い!。経費を抜いたら利益はゼロか?札無しかも?・・・内緒の話、第一回の共販が有ったが、悪いノリだから覚悟はしていたが、ホンマ安かった。これでは昨年の支払いも出来そうにないが取られてしまいそうだ・・・

 プランクトン情報が入った。コシノディスカスは、居ないらしい代わりにタラシオシラやキートセロスなど多種の珪藻が居ると言っている。

 てっきりコシノディスカスと思っていたが違ったか。まぁ珪藻は栄養塩量がDIN3程度まで下がると繁殖が止まると聞いているから下げ止まりだろう。

 また、昨年の、今の時期の栄養塩量はDIN5を少し超えていた程度のようだが関電姫一増設前はDIN15以上だった事を付け加えておく・・・
 
12月12日 タビュラリアの大盛り、増える一方のようだ。その上ノリの色が悪かった。乾燥機のノリを剥ぐ装置にまで影響が出る始末、船に満載して帰ったが、三分の一は珪藻だった。ノリを洗ったら、排水は茶色に染まっている。

 ノリ網の張替えもした。10枚は張り替えて、11月4日に冷凍保存した5枚重ねを二つ出庫したが、長い所で1センチ程大きくなるのを確認後単張りの予定だが、11月9日に同じ網を出しているが、成長せず撤去している。(写真はこの5枚重ねと単張りしたところを写している)

 今漁期も最悪の結果が出そう・・・
12月11日 書き込みに抵抗を感じる・・・くもりは無かったがタビュラリアが最高超だった。日替わりだ 明日が楽しみになってきた。

 この網は張替えしなきゃならない。簡単にはいかない様だ。
12月10日 ため息が出る また、くもりノリを作ってしまった。今年は、漁場の真ん中から沖側は良くくもる。何が原因だ!伸びすぎか?・・・明日に期待・・・と言いたいが、沈没か?
12月9日 今日ノリの製造は休み。今漁期は人手不足で困っている。特に土、日、曜日が今のところ足りない。何方か居りませんか?と言う理由で休んでいます。

 漁期いっぱいノリを作ることが出来たらこんな事はありませんが、一ヵ月半で終わってしまっては手伝ってくれる方など居る分けない。と言うことです。これはノリの色落ちが原因ですよ・・・関電・・・

 昨日の宿題。白浜沖、窒素 3,3は、上島地と同じです。この3,3は姫路第二火力放水口とも同じである。北西の風が良く吹いているから南東方向へ流れている。わかっとうか?関電・・・

 陸からは毎日5程度は流れているのも分かるだろう。関電の温排水さえなければノリの色落ち被害など起きる漁場ではないと言える。これだけではない。飾磨港内からはこれ以上の窒素が流されている。

 関電が窒素を減らさなければ、この海の「栄養塩」は15以上どころでは無いだろう。今の時期は15以上は間違いなくある海だ。

 また播磨灘の夏の間に海底に溜まる栄養塩量はDIN10μgat/lこれは、関電の増設前であるが現在はかなり下回っている。窒素を減らしている関電が原因だ。他の漁場の栄養塩もかなり少ない。これが物語っている。
12月8日 今日は三番刈りを製品にしたが、失敗。理由は、ノリが硬いと思いミンチ(ノリ切断機)のプレートを一つ小さい穴に変えたから、少し濃度調整機の数字を上げたら100枚の重量が400gのノリに仕上がってしまった。(重すぎ、360gが目標)

 重すぎたノリの責任は私にあるが、また工場長の叱責がとんだのは言うまでも無い。無理もない理由がある。ノリ剥ぎ機の出口にノリが挟まって、乾燥機の中で取り去る作業をさせてしまった。これは私でも少し困難な作業だから。

 また、頭の痛い問題が出てきた。左の写真は昨日手に入った栄養塩情報だが、下がる一方だ。プランクトンだけが原因ではない。漁場の地と沖で違いがあるのが分かるだろう。プランクトンは地側と沖側で繁殖状態は変らない。と言う事はプランクトンは関係がないと言える。続きは明日・・・
12月7日 今日で2番刈り終わりだがタビュラリアが出た。一番刈りの時にくもったセットである。アンカーが切られていたのが祟っていると考えるのが普通かも?ノリは少しだが伸びていたが残念である。

 明日から3番刈りに入るが北西の風が良く吹いている。摘みに行けるかな?
12月6日 最悪 バリカンの酷いセットを摘んだがノリが300枚程度しか伸びてなかった。と言うよりノリ芽自体が少なくなっていた。

 網を張り替えたいが時間がない。姫路市、誰か派遣しろ でなかったら弁償額が増えるぞ
また悪いものを見てしまった。タビュラリア どうやら三番刈りには出そうだ!

 このタビュラリアはノリ芽が弱ったら寄生する厄介な珪藻だ。ノリ芽を弱らせた奴は姫路市下水局が、私のノリ網に断りも無く塩素処理をしてくれた。10月の5日〜9日までが塩素処理をした日である。この時のノリの色は“桃色”になっていた。

 ノリ芽が弱って当然だ!良く生き延びたものである。
12月5日 今日は休み風が無くなったら沖へ出て行きたかったが、少し風があるようであった。

 “耕耘”がもたらすマイナス点を考えた。物事には二面性がある。
 植物プランクトンは優先種として現れるまでは、海底の泥の中で形を変えて「シスト」として潜んでいると聞いている。(ユウカンピア以外)

 聞いた通りの流れで行くと“耕耘”をすると,潜んでいるシストが起き上がってくると考えるのは私だけかな?

 海で漁師が有機物を分解する事が豊かな海を造り出すなんて考えは、間違いだ!川を綺麗にしてきた事が海を壊している元凶である事は明白だ!

 少なくても、川の上流と中流と下流に分けて流すだけで海にかかる負担は三分の一に減少するだろう。また川にも栄養塩が戻るではないか。

 と言っているんだ・・・姫路市分かったか?今まで終末下水処理場で海を壊してきた責任を取っていただく・・・
12月4日 昨日から摘み置きのノリを製造したが、短かった為か少し赤みがかっていた。栄養塩はDIN5以下であるのは間違いないようだ。

 この海は、恒常的にアンモニア態窒素を減らしている関電の温排水が漂っているが、今年はこの上にコシノディスカスが多い。本来なら今の時期はDIN15以上は、ある海である。

 アンモニア態窒素を減らすと、その先にある「亜硝酸態窒素」「硝酸態窒素」を完全に無くしてしまう上に、燐とのバランスが崩れる。窒素と燐の比率もノリの色落ちに関係があると言っている。

 したがって、関電の温排水は海水中の栄養塩のバランスも崩している張本人だ!!・・・
わかっとうか 関電・・・何時まで嘘を付き続けるのか?

 また、ワイン色のプランクトンが通り過ぎたら、今度はコシノディスカスこれは姫路市だ!!それとも、他にあるのかな?優先種コシノディスカスの発生は・・・明日少し触れてみる。
12月3日 今日摘みに入った所ノリが少し短かった。バカ伸びしたところは摘み終えたようだ。

 また、今日のノリには手こずった。おかげで工場長に怒られっぱなしの一日だ!原因はセンサーにノリが絡まって働かなかったのが原因だが、言っておきますが私の責任ではない事を。

 ノリ作りには数多くのセンサーが働いているが私の加工場だけかも分からないが、日によってかたまってこれらがへそを曲げる事が良くある。(このセンサーのおかげで人手が最小限で済んでいるのは良く分かっているが出来るだけ、へそを曲げないで頂きたい)

 
12月2日 今日のノリは色は少し悪いがノリ質は少しだが良かった。また明日から風が吹くらしい。明日のノリは摘んで活性タンクで寝かしているが、後一日分は摘んでおきたいが明日摘みに行けるかな?

 コシノディスカスはあいかわらず多くいるぞ・・・
12月1日 今日は少しでも多くノリを獲ろうと思って乾燥機の速度を速めたが、大失敗だ。その上今日のノリはかなり悪かった。同じセットの網を摘んでいるが?訳分からん?

 そろそろタビュラリアが出るかも?この言葉は、正直な所あまり言いたくないが、今までの経験から行くとバリカン症が出た年は100%出ている。この上にバリカン症が出たら“やってられない”分かってんのか?姫路市
11月30日 やっぱり先日のノリより色が良かった。北東の風はバリカン症被害がなければ栄養塩を運んでくれる風だ。

 関電の温排水が無ければ、この海は栄養塩は常に流れていると言っているんですよ 関電 コシノディスカスはまだ居りますが栄養塩を供給されていれば栄養塩は無くなる事はナイと言う証拠ですよ・・・

11月29日 今日は残念の一言だ 北東の風が強く休んでしまった。おかげで体を久しぶりに休める事ができた。

 県漁連がこんなポスターを配っていたのでご紹介。これに載っている事をすれば「豊かな海」になると思う方居ますかな?(私の加工場に貼り付けています)

 「豊かな海」とはなんなのか?
@ 植物プランクトンの多い海。
A 残留塩素のない海。(姫路市下水処理場と関電)
B 海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリュウムを採らない海。(関電)
C 海で分解できないほどの有機物を流さない下水処理場。(姫路市終末下水処理場)
D 青海苔やアサリ、車海老などが自然繁殖する水を流す。
E 中間育成して放流事業をしなくても魚介類を獲れる海。
 
 上記の文言が入っていない県漁連のポスターでは「豊かな海」は望めないと思うのは私だけかな・・・

 また今日、栄養塩情報が入ったので掲載する。
西播地先
伊保地  5.1
伊保沖  3.9
白浜地  4.5
白浜沖  4.1

 思っていた結果が出ている。はやくもDIN5を下回っていた。この海の栄養塩状態は私には手にとるように分かるよ・・・栄養塩を減らしているのは何処か?大量に栄養塩を流しているのは何処か?全てお見通しだ・・・
11月28日 2番ノリはノリ網一枚で400枚〜500枚取れた。バリカン被害が無ければもっと取れたであろうと思う。品質は少しは良くなっているかも?比べなければ分からない。

 また、北東の風が強かった。明日も強そうだが心配なのはバリカン症被害だ。まだ雨は降ってないが、怖い・・・しかし、この風で関電の温排水が、また沖へ飛んで行くだろう。三日間風が無く昨年を思い出す天気だった。

 約7日間程度風が無かったら、確実にノリの色は悪くなる。一週間に一度風が吹いてくれるのを祈るだけだ。

 
11月27日 一番ノリは今日で終わり。明日から2番ノリだが少しは良くなっているのかな?一番ノリとは、ほど遠いノリだった

 また、今日チルトが直ったが油圧ポンプまでいかれていた;
11月26日 今日はバリカン症の被害が一番大きかったセットを摘んだが、摘んだ後が悪そうだ。ノリ芽が薄くなって青海苔が付いている。この網は5日に広げた網である。この時点では一番良かった網だ。酷い事をしてくれたものだ。姫路市は・・・

 明日で一番ノリは終わる。予定より伸びが良く、2番ノリも伸びてきたが、大型のプランクトンが増えているようだが、中には夜光虫も増えている。

 この夜光虫は、皆さんはご存知でしょうが、私は知らなかった。動物性でも植物性でもないらしいオカマカ?・・・それでも、アンモニア態窒素を排出してくれる、ありがたいプランクトンだ。
11月25日 今日のノリは少しくもった。原因は二つぐらいだろう。その一つは、伸び過ぎかも?後一つは、このセットの南東隅のアンカーが切られていたからノリ網が少したるんで潜ったのが原因かも?答えは?この二日でバカ伸びをしているのは事実である。

 30枚摘んで船が満載になったが、少し海水が多かったため予定枚数には至らなかった。
11月24日 一日休んだらノリが少し伸びていたが、製造時余分に獲れたノリは少し艶が悪くなってしまった。ノリをトラックで運ぶと製品に悪い影響が出るのは分かっているが、加工施設が海の側にないから、どうする事も出来ない。(最後の努力はしました。後日詳しく・・)

 左の写真は?たぶん、コシノディスカス(大型珪藻)小さい褐色の丸いのが奴です。数日前から現れている。風の無い日がシャッターチャンスと思い今日写した。こいつは肉眼で見えるほど大きい。色落ちが近いのか?ワイン色が通り過ぎたら今度は大型珪藻だ。

 ところで、見つけられるかな?・・・見つけたら教えて・・・なんでも掲示板で・・・
11月23日 今日、午前中は沖にいたが、久しぶりに隣の組合の方と話をした。彼曰く「バリカン症と桃色のノリで腐ってしまった」と思ったそうだ。今は私と同じく、少しノリらしくなって来たそうである。

 また、区画50号の方もバリカン症に罹ったと言っていると言う。なんでも、陸側のセットにノリ網を広げ、重りを付けるのを、あくる日に付けに行くと既にバリカン症でノリが無かった。と言っていたと聞いた。

 また、一番被害が大きかったのは、はじめにノリ網を広げた網が酷かった。これは、隣の組合の方と同じ意見だ。ノリ網干出装置で乾かした網が良くなったとも言っていた。9日以降に広げたノリ網から摘んだのも同じである。

 この原因は、ワイン色のプランクトンがあまりにも多く発生しぺハー値が上がりすぎたのがノリが桃色になったものだ。

 また、バリカン症は、初期遊離塩素注入量0.017mgcl2以上入れたと言う事である。元々姫路市は1ミリから1.5ミリ注入していると言っているから当然被害は出るが、この時はプランクトンを減らす目的があった為相当量の塩素注入を行ったと考えられる。と言うより「入れた」だ。「養殖ノリの育成に及ぼす塩素殺菌都市下水処理水の影響」参照

 ちなみに、船のエンジンはボルトが二本しか変えられなかった。後二本は次回の休みが二日以上続く時に再度修理を試みる事にした。
11月22日 最悪・・・寝過ごした。2時間も、風が吹いて休みだと思っていたのが、寝過ごした原因だ。言い訳は言いたくない・・・しかし言ってしまった。

 一番沖のセットを摘んだが、このノリ網はバリカン症には罹ってない。その分少しだけだが多く獲れた。だけど桃色にはなっていた。

 問題のエンジンの修理だが、ボルトがエンジン側に三本折れ込んで取り出せない。その内1本は取れたが、後の二本は焼き入りだから穴が開かない。何方か良い方法を教えて頂けないでしょうか?

 明日は休んでエンジンの修理と溜まっている沖での作業を片付ける事にした。直るかな?
11月21日 今日は北西の風が吹いていた。駄目かと思っていたが何とか漁場まで行く事ができたが、予定変更で一番陸にある6日に張り込んだセット50枚を摘む事にした。

 明日も風が吹くらしい、行けるかな?ここに来て問題が発生、船とエンジンを繋いでいるボルトが振動で折れている事が判明し、修理を試みたが失敗、直らないまま明日も出港する破目になっている。これ以外にもドライブのチルトが油圧低下で反転できない状態。この部品をアッセンで取り替えるまで、猪の状態だ・・・
11月20日 摘んできた。ノリ網60枚、一時は全滅か?とまで思ったが、何とか今日の日を迎えることが出来た。

 一番ノリを5日間でノリ網300枚を摘み上げる事になるが、問題は品質と量であるが、両方ともアウトだ。今日のノリ網一枚あたりの獲れたノリの数は250枚が獲れなかった。

 このノリ網を広げたのは10日であるが、摘む順番が変ってしまっている。姫路市が塩素を大量に撒ちらす事が無ければ、今までに3日間はノリを摘んでいたであろう。本当の一番ノリを・・・

 
11月19日 残念 漁場まで行けなかった。北西の風が残って波があり中途で出戻り。風が北風になってから、様子を見に行ったが、長かったノリほど飛んでいた。

 明日は短くても摘むが摘む網は変更になるかも?。また、今日摘む予定だった網は沖の端にあるセットでバリカン症被害には遭ってなかった網だ、ノリ網一枚でノリ300枚は獲れると思っていたが100枚程度の長さになっていた。(桃色にはなっていた網)

 話は変わるが、今日二人の方から、「ノリ網を沈めているのか?」答えはノーです。沈めていたらバリカン症被害が分からない。姫路市と関電は忘れないように、次亜塩素酸ナトリュウムを、いくら減らしても駄目なんだと言う事を。放水口周辺の護岸に青海苔をぶら下げてからの話しだ。青海苔をぶら下げたら私は何も言わない。(ただし、今までの被害は弁償していただく)

 また、今日時間があったから関電のCODとNH4の反応を見てきた。見るにはこちら・・・水温が下がっているからアンモニアは増えて来た。
11月18日 チョット西風が強すぎた。ノリどころかセットのアンカーが吹っ飛んでいるかも?明日摘む予定のセットは一番沖にある。7日に単張りした網だが、行って見ないと分からないから難しいところであるが行けるかな?・・・

 昨日聞いた情報を、網干沖にも赤潮があるといっていた。この海にも下水処理場はあるがこれを管理しているのは兵庫県だが、排水量は姫路市東部析水苑と同じ水量と聞いる。

 少し違うところがある。網干沖のノリ漁場を囲っている灯台に青海苔がついているが、それでもバリカン症はあるらしい。ノリ網を15センチ程度沈めると伸びると言っているようである。

 白浜沖の灯台には殆ど付いていない。また、沈める深さにも違いがある。30センチから50センチだ。
11月17日 左の写真は6日に広げたノリ網、7日から9日に掛けて桃色になっていたものだが、何とか摘める所までになって来た。

 明日は摘みたいが、加工施設の準備が間に合わない。したがって19日からの予定だが風が吹くようである。切れてしまいそう 見てるだけー

 遅れた原因は、バリカン症や桃色になった時今年はノリが一枚も獲れないかもと思ったとき準備を止めたのが遅れた原因だ。
11月16日 今日はノリ網の張替えに行ったが、北東の風が強く断念。予定変更で張り替えようの網だけ残し、後は使えそうなノリ網を冷凍庫に入れる為持ち帰る事にした。

 今回のトラブルは予定にはない。本来なら、張り込みが終わるとノリ網などは残っていることは無い。今までに、水温が20度以上の時にはバリカン症には罹った事は無い。

 状況から考えると、プランクトンの異常繁殖を抑える為、姫路市下水局が窒素を減らす目的で次亜塩素酸ナトリュウムの注入率を上げたと考えるのが妥当だろう。

 小潮でプランクトンの異常繁殖(赤潮)その上、次亜塩素酸ナトリュウム。これでノリが生きているのが不思議な状況だ。まぁ生きていると言うだけの状態だが・・・

 酷い奴らだ。終末下水処理場を造ったのは、川を綺麗にする為である。政策の間違いだ。海は有機物を分解するのは苦手だと言う事を教えてやる。海は流れが少ない上に深いから滞留しやすい。

 反面川は流れがあり、浅いから有機物を常に混ぜてくれる。滞留しないから川では赤潮は発生しないと言う事だ。

 川の有機物まで海に分解させる事は出来ない。今、海で何をしているのかお分かりかな?漁業者が海を耕しているよ、この有機物を分解さす為に・・・海をゴミ箱にしていると言う事だ。責任は取っていただかないと・・・・
11月15日 今日の作業予定は5日に単張りしたセットノリ網の張替えだが、毎年張り終えたらアンカーを一セットに4丁ずつ5セットあるから20丁入れる。昨日は10丁入れているから今日も10丁入れて終わった。その後からノリ網の入れ替えをしたが、10枚張り替えた所で、西風が風いてきた。それが12時前だった。

 左の写真は、ワイン色のプランクトンが幅20メートル〜30メートル長さ約3キロぐらいの帯状で流れていた所を写している。満潮近くだから約5時間前は区画51号ノリ漁場内にあった海水になる。

 本来なら、5日の単張りならそろそろのりが摘める頃であるが今年は難しい。7日から9日に掛けてノリ芽が物色になっていた所の、今は白濁になって消えていく過程にある。またノリ芽の先端も白濁している。今年のノリはかなり悪いのは確実で伸びも悪い。これが現状だ。
11月14日 今日で、予定の単張りは終わった。がこれから張替え作業に入るが、バリカン症に罹ったセットを張替える。と言っても、代わりの網もバリカン症に罹っている。大トラ、子トラの網だ。

 このセットのある場所は、東端の一番陸にあるセットだが、今年は場所が開いているから約500m沖合いに入れているが、これでは元のもくあみだ。

 次亜塩素酸ナトリュウムの注入量を約3分の1まで減らしているのを確認していたから、昨年以前のような被害は出ないと思って油断した。それにしても酷いことをする。姫路市は・・・
 目に見えて被害が出たのは6日の夜からであるが、それ以前にも流していたふしがある。また、9日に広げたノリ網にもバリカン症の被害が出ている。

 今年は、区画51号の漁場の東側が私のセットを入れている所だ。バリカン症被害の一番出るところである。その根拠は、満ち潮時には東部析水苑の排水は流れ出ない。引き潮時のみ流れ出る関係西側には流れる事は、北東の風が強く吹き大雨以外は流れないと言う事である。

 5日から6日に掛けて降った雨は大雨ではなかったらしい。張り替えるセットの西側にあるセットはバリカン症の被害が軽微ですんでいる。種網干出装置のセットも被害が大きい。これも東端だ。プランクトンの事もあるだろうが、姫路市は私を狙い打ちにしたと言える。

 この海が年々悪くなるのは、下水排水は毎年増えるからだ。新聞記事のページに飾磨沖が一番汚染されていると言う記事がその根拠だ。ワイン色のプランクトンは飾磨沖から来ていると2日に聞いている。これは隣の組合の方が言っている。爆発的に増えたのは、東部析水苑の沖合いだが・・・また、飾磨港内ではワイン色のプランクトンはいない。綺麗な海水だ。下水排水は北東の風で毎日港内に溜まることなく沖合いへ流れ出るから港内でプランクトンの異常繁殖は起きない。

 
11月13日 今日は風が残っていた為予定の作業は出来なかった。また、ノリの顔色は悪かった上に9日に出庫した冷凍網がアウト、こんな事は経験が無い。帰りに上げてきた。

 冷凍に入れる時、既に弱っていたのか?また、出庫後に悪くなったのか?不明だ。当分の間出庫できない。問題のワイン色のプランクトンは現れなかった。何処へ飛んで行ったのかは、まだ分からない。

 ワイン色のプランクトン発生は姫路市下水排水が原因の根拠。先月11日に飾磨港内の赤潮が消えて海水が綺麗になっていたと、このページに記録がある。

 プランクトンが増えて赤潮状態になる為には、窒素元の有機物が大量にいる。この窒素を大量に流しているのが、姫路市下水局だ。またリンは窒素があれば勝手についてくると考えて問題はない。

 この有機物の根拠はCODで見る事ができる。今日、3時過ぎに東部析水苑の排水をパックテストで反応を見ている。4分での発色を写している。この色だと20ppmである。
水産1級で2ppm以下。
水産2級では、3ppm以下(のりごよみ)P153参照

P156に赤潮の条件が載っている。
「赤潮生物種に特有な刺激要因{低塩分、重金属、ビタミン、有機物(COD)が加わった時におこることが明らかにされている」

下水排水には全て揃っている事は明白である。この時に発生するプランクトンは種類を選ばず。たまたま今回はワイン色のプランクトンだっただけである。

 この排水は、風によって運び流された所で、発生する。今回は北風に運ばれたのは港外の沖合い2〜3キロで発生した。と言える。

 また、写真には、アンモニア態窒素と残留塩素が写っている。遊離塩素はあまり発色しなかった。9月8日にはもっと発色しているのに、なぜ少なかったのか?水温が下がっているこの時期の方が発色して当然だが。これ自体可笑しい。その上、PHは6.89である。

 次亜塩素酸ナトリュウムを使っているから当然の事だ。発色しなくてもPHが証明している。

 
11月12日 今日届いた「海苔タイムス」こんな記事がある。この海だ。新聞もテレビも関電が絡んでいるから報道しない。

 酷いもんだ 関電の事は、タブーだって報道関係の方二名から聞いている。それと、もう一人とんでもない奴が言った「タブーやと言う事、分かって言っているのか」だと。
関電にもう一度言っておくよ、嘘で取り交わした契約は“無効だ”と、おまけに文書も入っている有効だと認めていただろう。音声ファイル聞いているのか、嘘つきやろうが・・・

 ちなみに、赤潮に関しては、関電は白だ。CODは普通である以上文句はつけられない。しかしこれからは違う。今までは、北東の風が良く吹いたから栄養塩は多くは無かったが、有った方だ。
上手く行ったらワイン色のプランクトンは東か南東方向へ流れてくれる可能性はあるが今度は関電の温排水が押し寄せる事になる。しばらくは海底からの鉛直混合で少しは増えると思うが、長くは持たないだろう。しかしノリは獲れるのか?・・・

 また、今日は一日掛かって、エンジンのヘッドカバーをめくってガスケットの交換をしたが直っているかはまだ分からないが、分かるのは明日以降だ。修理は時間の掛かるものだと痛感した。また、なんでプランクトンが繁殖したか?は明日詳しく説明する。
 
11月11日 今日は北西の風が思っていたより早く吹いてきた。10枚だけ広げて帰港。
 季節風が吹き出したら今度はノリの色落ちが始まる第一歩だ。
11月10日 したの写真と同じ時に移している。このノリ網は種網干出装置でバリカン症とノリがももいろに罹っていた物を一度、乾かして5枚重ねで置いていたら伸びてきたので今日広げた。

 問題は、5日、6日、7日、に単張りした約200枚はバリカン症と桃色に変色して直らない。張替えだが簡単にはいかない。この三日間はAM1時から起きて張り込んだ網だ。張替えはこの倍の時間がかかる。

 肝心なものが無い。種網だ・・・・・・
11月10日 今日、昼過ぎに現れた。ワイン色の海水の水素イオン濃度8.39 「通常ノリ養殖の場合PH7.8〜8.3が望ましいとされる。」これは「のりごよみ」(参照)

 残念だが、私にはこの数値がノリに与える影響は分からないが、薄いアルカリ溶液に浸かっているのは間違いない。この時は約20分程度だが直ぐに次のワイン色が来た。これの繰り返しであるが薄いところが多かった。
11月9日 今日は、冷凍保存をしていた種網(4日に冷凍)5枚を出庫し様子を見る事にした。入庫時には弱っていたと思う。この海での冷凍網は怖い。確実に獲れる保証はないからだ。

 また、残っているノリ網の中からよさそうなものを探し30枚単張りしてきたが、北東の風が強く吹いてきた為、全て括る事ができなかった。

 今日の沖のノリの状態は、残っているノリの顔色は良さそうに見えた。何故か?12時まで沖にいたがワイン色のプランクトンは浮かんでこなかった。良く見えたのはそのせいか?・・・
 今回の損害は、計算して姫路市に追加請求書を提出する。この問題を抗議し出して何年になると思う。忘れるほど前だ。呆れてものが言えないと言いたい。

 姫路市議会には普通の人間の心を考えを持った議員は居ないらしい。姫路市の海に毒物を撒き散らしている事が判明していると言っているのに、民事の問題だと言ったり、知らん顔の議員に言いたい。これは姫路市の問題だ市議会で追及も出来ないようでは、給料泥棒達言われるだろう。

 他の市では講義されたら紫外線殺菌処理に変えている。しかも、家島では既に紫外線殺菌処理施設を造っている。これは姫路市が造った物だ・・・
 
11月8日 今日の作業は、単張りは中止で種網干出装置内の残りの網を乾かし、前日までの広げた単張り網を括り終え残り網の整理と使える網の見極めだが、左の写真はバリカン症と思われる症状になった種網だ。

 この種網は10月12日に沖出しをした網であるが、残っているノリの葉体は3センチぐらいの残っているノリが分かる。

 誤解のないように言っておくが、この様な網ばかりではない事を、多いのは両耳がバリカン症に罹っている種網が多い。中でも北側の耳が特に幅広く罹っている種網が多い。

 このバリカン症は、次亜塩素酸ナトリュウムと下水排水中の様々な有機物と反応して出来る有機化合物や中でも結合塩素(モノクロラミン)が原因だ。

 見ていたわけではないが、6日のpm2時までは沖で単張り作業をしていたから、この時点では確認していない。ノリの色は変ってない事は間違いはない。

 可笑しいと感じた時点は7日の12時頃隣の組合の方が来てからである。

 また、水温は今日情報が入った。
西播地先
伊保地  20.0
伊保沖  20.1
白浜地  20.7
白浜沖  20.8

 バリカン症に罹っても可笑しくない水温だ。また、関電に近い方が水温が高いのも分かるだろう。これだけではない。栄養塩量も違う事が分かるだろう。今日入っている情報を下に掲載しておく。
西播地先
伊保地  8.5
伊保沖  8.1
白浜地  8.7
白浜沖  6.4

 今回のノリ芽異変の原因は、第一に上げられるのは、「プランクトンの異常繁殖」だろう。その次は「モノクロラミン」による「バリカン症」が原因と言って間違いない。
今日も少しだがワイン色のプランクトンは流れてきた。これで今年も最悪の年になることは決定的だ。

 証拠は掴んでいないが、東部析水苑の排水にはプランクトンの繁殖を抑える為に、6日の夜に、不連続点処理をしたのではないかだ。これは、窒素を減らすには特に有効な処理方法だ。また、この夏は特に悪い排水を流していた。これが水温が下がる時期に簡単には綺麗な排水にはならないと言う事だ。この海域が発生元だろう。
11月7日 ・・・言葉が出ない・・・写真は5日に単張りをしたノリ網だが、今日帰りに見てビックリした。ノリが桃色に、おまけに白くなっている所まである。

 何かに中ったのか?それとも少しずつ悪くなったのか?・・・単張りどころではない。もう駄目だ・・・

 この日、昼ごろ隣の組合の方が来て話をしていた。彼が言うには、2日からノリが減っていると言っていたので、帰りに私の網を見て回って気がついた。2日と言えば、赤潮の一番多い日、写真を写した日だ。

 プランクトンが増えてノリが悪くなるとは思えないが、海水中の水素イオン濃度があがるぐらいしか思い当たらない。あがったらどうなるかは分からない。

 
11月6日 今日の天気は予報より良かった。pm2時まで単張り作業が出来たが、全て括る事はできなかった。広げることに専念した結果70枚広げた。(ノリ網一枚につき26箇所括る)

 上網のノリ芽が少し大きくなった分、下網のノリ芽が小さくなっている。この結果、今年の単張り時期は、遅すぎたと言う事だ。(分かっているが広げさせてくれないんだよ)

 また、ワイン色の海水は増えていた。ノリ漁場内全域とかなり沖合いまで広がっているように見えた。(沖合いまでの確認はしていない)
11月5日 今日は50枚だけ広げた、予定では80枚だったが、お手伝いさんを休ましたのが少なくなった。明日の天気も悪そうだ。3日、4日の天気がもったいない。

 隣の四人組は二倍のセットを三つも広げていたようである。早いもんだ!網を伸ばすときに引き潮が早く張れるが、私は満ち潮に伸ばす時間帯になったのが遅くなった要因でもある。上手く行かない・・・まぁ一週間は掛かる覚悟だ。

 また、ワイン色の海水は少し早めに現れたが、丁度その時間に国土交通省の船が来ていたがノリ漁場の西側であったため、ワイン色の海水は見てなかっただろう。残念だよ・・・
11月4日 今日は、現れた ワイン色の海水。昨日より少し気温が高いから浮上してきたと見るのが妥当のようである。このプランクトンの寿命は分からないが一ヶ月あまりは消えないだろう。(季節風が吹けば他の海域に飛んで行くだろうが)

 明日から単張り開始だが、水温が21.8度、少し高いかも?(1度程度)20度以下になると今度は残留塩素が影響を与え始めるモノクロラミンだ!!姫路市が何か言って来ると思っていたが、音沙汰なしだ。

 ご親切な方が教えてくださった「なんでも掲示板」のURLのリンク元は『国土交通省』だと言う事が分からないようだ。姫路市は国土交通省の言っている事をと言っている事になる。次亜塩素酸ナトリュウムを使うと流した先に被害が出ると言っているんだ姫路市・・・

 『ノリ葉体生育調査表』を見てもお分かりだろう。何も問題の無い網を張る。これから、この網がどの様になるか?お楽しみだ・・・
11月3日 今日は昨日と違い午後になってもワイン色の海水は現れなかった。プランクトンは何処へ?潜ったままか?それとも他の海域に流れて行ったか?これは無いだろう。
水温の関係で潜ったままと考えるのが正解だと思う。が不明だ。

 左のコピーは、二回目のノリ葉体生育調査結果を昨日ノリ研から頂いたものだ。これは11月1日にサンプルを切っていた物である。

 昨日までは順調に育っていたことを証明できるが、昨日以降は問題だ。5日からの単張りには問題が出るかも?本来なら、もっと水温が下がってから単張りを行いたいが、この海は他の海と違い栄養塩が無くなるのが早い。一日でも早くノリを獲らなければ算用に合わない。

 こんなに早く網を張りたくないんだと言う事を言っておく。姫路市と関電の嘘が追い込んでいると言う事を・・・
11月2日 とりあえず、残念だが明日の単張りはなし、5日からが決定。私としては無念の一言だ。ノリが大きくなって小潮で重ねていると生理障害が発生する可能性は大きい。
「ノリが一センチまで伸びた網を干したら蒸れるから駄目だ」とノリ研に言われている。

 今日ノリ網を干し上げて乾いてから海に浸けたとき、赤いノリの色素が広がった。これはノリの細胞膜が破れたか?表面が薄くなって色素が流れ出たと思う。あーぁ小潮は怖いんだノリを分かってない 広げさせてくれー・・・

 少しだが冷凍に入れた。明日も入れる予定だが、ただ心配の種がある。左の写真は、午後になってから海の色が、ワイン色だ。この時は30分程度で青い海水に変わったが、次のワイン色が見えている満ち潮だから東から来る。

 このプランクトンは日中に浮いてくる。夜は潜っている。何時も午前中は青い海水だ。と言う事は底の窒素も減らしている事になる。動物性のプランクトンだが窒素を消費する内臓を持っているらしい。こんな海でノリを獲れとは 情けない事だ!姫路市よ・・・お前だ
11月1日 左の写真は昨日プランクトンが発生していると言った、問題の海の色、青い海と少しだが色がワイン色になっている所がある。今日はこの色の海域が増えていた。

 赤潮の本体はこの場所から東約300メートルに大きな塊がある。また写真の中に移っている島は上島である。(家島諸島一番東の島)
11月1日 今日写したノリ網は先月12日に張り込んだ種網、長い所で1.5センチになっている。これ以上は重ねたまま置いておくと下網が悪くなる事は間違いない。

 普通なら冷凍庫に入れる事が好ましいが、単張りの張り込み日がそこに来ているから、このまま頑張るしかない。が問題が出てきた。5日の張り込みになると、天気が崩れると予報がある。

 5日の予定だとすると、またずれる事になるから、私としては3日が好ましいが?まだ分からない。

 また今日はもう一枚写真を上げている。この上の写真。