平成20年1月2月


2月29日 今日はシンコ漁の船が最初の袋を揚げて、シンコを積んで荷揚げ場へ我先に走って家島の沖から帰って来ていた。どうやら、昨日はシンコ漁をしていた船もあったが、偵察の船が多く出ていたようだ。

 また今日の底曳き網は代わり映えしなかった。ちなみに、先輩の船は魚を追って右往左往と言うより沖筋に交わしていたが、元から沖筋で底曳き網漁をしていた船が陸筋に交わしていたから、沖筋も魚はおらんと言う事だろう。

 これじゃー新参者には獲れるわけねー
2月28日 今日も北西の風が少し残っていたが、シンコ漁解禁日上手く獲れたのかな?船数は少なかったように思う。AM8時ごろにシンコを探している手船が走り回っていた。

 肝心な私の話に移る。昨日先輩に聞いた所を調整したら少し光が見えたようだ。しかし肝心な魚が減って来た感じだった。明日はもう少し調整をして見る。

 もう一つニュースがある。神戸新聞の記事をアップした。明石市は姫路市と違い漁民の立場を考えている。見るにはこちら
2月27日 北西の風が吹いて寒い一日だったが、雨まで降ってきた。この冬は雨が多いよ、いくら雨が降っても栄養塩の回復は無いようだ。

 こんな播磨灘にしたのは、だ〜れだ 犯人は「姫路市と関電の嘘」ですよ!それと嘘をサポートする輩が居るんです。
2月26日 今日は、先輩(底曳き網冬の漁具)の所へ行って何処が違うか?始めから分かっているのは長さが少し短い漁具は分かっているが、他にも違うところをみつけに行った。

 結果は、大きく違うところが二箇所あるようだ。この漁具は早く曳けばよいと言うものではないらしい。短い分早く曳いて距離を延ばして補うと言う考えが、誤りであるようだ。

 早く曳く為に余分に取り付けた重りを外すことにした。また、長い漁具も手に入れたがツメが錆付いているので、少し修理に時間がかかる。問題は、修理の専門家がいないから自分で修理しなければならない。これが難問だな・・・

 今日のニュースは、神戸新聞に「シンコ」漁の解禁日が28日と載っていた。内容は昨年とは違うコメントになっている。ちなみに、私が曳いている底引き網にもかかってくるが少し大きめのようだ。餌が行き渡っているのか成長が早いのかな?それとも、少ないから大きくなったのか?その内分かるだろう。
2月25日 今年は雪が多いな〜おまけに、俺の懐と一緒で冷えきっているでー。そういえば、播磨灘も冷えきっているようだ。淡路の海も栄養塩が1.2から0.7だって、今週はまだ季節風が吹くらしい。

 今朝の神戸新聞にチリメンジャコの産地偽装とかタイ産を淡路産にしていたらしい。兵庫の海で獲れなくなったからだ。

 兵庫の知事が言っていた。「地中海のような瀬戸内海に」綺麗な海を目指すらしい。なんでも、瀬戸内海の市長さんや知事さん達が集まって決めているらしい。

 綺麗な海といえば、先日、神戸新聞に海が綺麗になって栄養塩が少なくなっているという記事があったと思う。だけど矛盾していると思う。

 プランクトンが繁殖しているという事実だ。これは、窒素と燐(有機)が大量に流されている証拠だ。

 だから矛盾と言える。兵庫は嘘つきのかたまりか? ちなみに、今日の底曳き網の獲物は発電機の故障もあり最悪だった。
2月24日 姫路市からこの様な返事が来ているが、私がお伺いしたのは「海産物まつり」でノリが売りたかったが、売るノリが獲れなくなってしまった。

 その原因が姫路市の嘘で海が壊されたから市長さんに責任を取っていただこうと思い。姫路市の広報へお便りを差し出したもので、市長さんからの返事を待っていた。

 水産漁港課からの返事は要りません。このまつりの趣旨は良く理解はしています。ただ、ノリや魚介類が獲れなくなったのが姫路市の嘘が原因ですよと言っているだけです。

 少しは、恥ずかしいと言う考えはないのかな?・・・
2月23日 また季節風が、今回は北西よりの風区画51号は最悪の風になっていただろうが、この海は既に栄養塩は無くなっている。

 ちなみに、この海水は東播磨及び大阪湾にも流れ込む。また今日聞いた話し、有明海もプランクトンが増えだしたそうだ。また、海苔タイムスによると予想国内総生産枚数が90億枚を下回り中間品の業務向け高値横ばいと載っている。

 今ノリが獲れている漁場から見れば、私のような漁場はありがたい存在と言う事になる。協力者がいない理由は其処にあったか?・・・しかし言っていきますよ“次はあなた方だ”
2月22日 今日も漁に出ていたが、今ひとつ上手く曳けないんだな。こんな私だが、心配してくれる方がいましてね。私が網を揚げている時に、忙しい中、船を隣に寄せてくれて沖でアドバイスを、ありがたいことですよ。期待に応えないと!

 今日大阪湾の栄養塩情報が分かった。どう見ても下がっている。ノリ資材メーカの方から聞いたがユウカンピアが発生しているようだ。それだけではないと思う、播磨灘の海水も流れ込んだと思う。東播磨も下がっている。施肥を行っているようだが効き目がないのか?それとも、施肥の影響でユウカンピアでも発生したのかな?

 小手先の対策では後手に回るだけだよ、兵庫の専門家は漁師を殺すまで嘘をつき続けるつもりのようだ!!関電をいつまで隠してやるんだ・・・下に大阪湾の栄養塩データを・・・

2月22日調査
栄養塩
駒ヶ林 2.7
水族園 0.6
須磨駅 0.6
堺川 0.6
塩屋 0.6
滝の茶屋 0.5
福田川 0.5
山田川 1.4
神戸沖東端 1.4
神戸沖西端 1.1
神戸沖南端 2.0
神戸沖北端 1.1
岩屋沖 1.7
大磯 2.0
森北 1.9
森中 1.8
森南 1.8
仮屋北 1.6
仮屋南 2.1
観音沖 2.0
水温
神戸地先:平均 8.7℃
神戸沖:平均 8.5℃
東浦地先:平均 9.4℃
2月21日 今日から再び底曳き網に出漁だったが、日当が出るところまでは行かないようだ。

 ちなみに、ノリ養殖のあとかたずけは、あと四日間かかるが、来月の中頃までに三日間必要で、最後は灯台上げだ。

 また、今日の神戸新聞にノリの色落ちの記事が出ていたが、栄養塩を関電が減らしていると言う記事ではなかった。最悪だ!!見るにはこちら
2月20日 ノリ吸い込んだか?関電、今年は少しだけだが、メグンデヤッタヨ。昨日少しだけ残しておいたノリだ(左の写真)これで、3年連続だ。今年が一番少ないが、辛抱しろ。昨年は3杯もやったやろ・・・また、どこかでノリが手に入ったら流してやるから、安心しろ・・・被害届は出したか?

 また、今日一つの決断を「公害調停」を断念することにした。最大の障害は、いくら捻出しても資金が見当たらない。昨年に続き一ヶ月程度の操業期間だと経費の支払も出来ない状況だ。

 調べて頂いた。兵庫県立大学環境人間学部(科)の方々に申し訳ないが、あまりにも急激なノリの色落ち被害の前には“なす術も無い”の一言だ!。

 ちなみに、今回の「公害調停」と言うものは、相手が出てこない可能性が高いと言う。その理由は、社会的な問題になっている場合は出てくるだろうが、今回の状況では、出てこないと司法書士の方が言う。

 
2月19日 今日は残していたノリ網を全て揚げた。提案も中止、播磨灘の為と思ってやっているが、今ひとつ理解をしていただけないようである。言っておきますが、私個人だけの事で言っているんではない事を。

 また、掲載しているデータは全て信頼出来る科学者または大企業の環境専門家が長年に掛けて調査をした結果が集約されているものだ。特に肝心なものは、関電が増設後長年に掛けて(大金)調査した結果でアンモニア態窒素を減らしているデータは、間違いだったとは絶対に言えないものである事を言っておく。

 ちなみに、平成11年に組合長達を使って出してきたデータは、捏造である事は確実だ。この時には関電の子会社と後一箇所で測定しているが、私達は調べてくれとはいっていない。勝手に調べて“影響は無い”で騙されている。そのデータを見るにはこちら

 騙された結果は、播磨灘では一番ノリの色落ち被害が出る漁場に変身している。これは播磨灘全域に広がるのは確実だから、皆さんに協力をお願いしたが残念な結果に終わった。これからは、まだ、出していない情報を少しずつ出す予定。
2月18日 今日テレビで播磨灘のノリの色落ちを放送していたが、今年の原因はタラシオシラだと言って外洋性のプランクトンだから太平洋から入って来たのか?と言う話しだ。

 タラシオシラは優先種だと言うだけで、他の珪藻プランクトンも含まれているとは説明が無かった。もう一つ大事な説明も無かった。それは、関電がアンモニア態窒素を減らしている事実を報道していない。これでは、テレビ報道が播磨灘の再生を困難な道へ導いていると言われても仕方が無いだろう。(原因は分かっていると、お知らせをしておいた)

 左の写真は、ノリ漁場から引き上げた資材を降ろしての帰りに写したものだが、夢前川の河口だ。ここはアオコであるが、船場川は茶褐色のプランクトンだった。いずれも川の中だけだ。飾磨港内は綺麗な海水であった。西風が吹いている間は川の中からは出ないが北風が吹いてくると港外へ流れ出るのは間違いはありません。
2月17日 季節風続きでノリ漁場はプランクトンが少なくなり綺麗な海水になっているが、栄養塩は以前少ない。プランクトンが少なくなったら栄養塩は増えるはずだが、何で増えないのかな?・・・

 今日の船場川は赤潮状態になっていた。数日前から夢前川と合流地点で海水の色が変っているのを確認している。

 港外でプランクトンが少ない時は港の中で繁殖する。上手くできているなぁ・・・プランクトンの繁殖は終末下水処理場の排水が原因だからこの様な現象を起こすことはご存知ですよねぇ・・・

 専門家が言っている「近年水温の低い冬に植物プランクトンが繁殖する原因が分からない」は、分かっているが、言えないだけでしょう。

 また、12日に神戸に行ったときには須磨沖ではノリを摘んでいたが栄養塩はまた下がったかも?
2月16日 朝刊見てビックリ、松下液晶工場が市川河口(東岸)に進出決定だって、地元ノリ養殖漁業者には多大な被害を与えて弁償も無く、姫路市と兵庫県が大金の助成金をと載っている。開いた口が塞がらないとはこのことだ!!

 姫路市のような海を壊して、証拠を掴まれていても壊していないと嘘のデータを作り自然環境を考えていない自治体に世界のパナソニックが進出するとは“シンジラレナイ”(ノリが獲れなくなっているのをご存知かな?)
 
 左の写真は、昨日の神戸新聞の記事だが、昨年のように親が食ってしまったとは書いていない。昨年12月と今年の1月は昨年同様季節風はあまり吹いていない。

 昨漁期との違いは、プランクトンの繁殖状況には大きな違いがある。どうしてこれを取り上げないのか?専門家とはこんなものだ。都合の良いものだけを発表しているからノリが獲れない海になってしまったんだ。(魚介類も)彼らは海のことなどどうでも良いと思っている。研究していれば給料はいただけるという考えだ。

 だがそうも言っていられないらしい。兵庫県の財政が不良債権に陥っているらしい。職員の給料が大幅に削られると言っていた。(ハコモノを造りすぎたとも言っていた)嘘を言っている職員は首にしろ・・・そういえば知事も・・・
2月15日 午前中は仕事が出来たが明日は難しそう。休んでも仕事はあるが、どちらにしてもノリの後始末になる。

 ここに来て「マイニュースジャパン」のポイントが増えている。ありがたいことである。嘘つき姫路市と関電は、良く見て反省をしなければ大変な事になる前兆だと思うのは私だけかな?。(この海で壊れた海水は播磨灘全域に被害をもたらしているのは間違いはありませんよ、データは全て専門家が苦労の末出しているものである

 数日前、地元三組合の私の組合ではないが一組合員と話をしたが、姫路市に下水処理場と企業の排水から残留塩素の被害を受けている。と姫路市に要望書を提出しているが、この話しは「聞いていない」と言う返事であった。組合と言うものを私物化していると言える。

 私の組合以外は、組合員に説明せずに組合長の独断で出しているような話になっている。またこの時に関電との関わりも詳しく聞けた。

 今日の神戸新聞に「イカナゴのシンコ情報」が載っていた。明日掲載
2月14日 今日も季節風が吹いて仕事にならない。神も仏も居ないと思っていたが、家の近所の可愛い娘さんから、チョコレートをもらった「がんばってね」だって!がんばるしかないよな・・・

 本題に入る。先日神戸での話の中で、東播磨で大規模に施肥を行うと言っていた。同じするなら西播磨で流して欲しいと思うのは私だけか?

 また、プランクトンが繁殖すると言って窒素・燐の総量規制を行ってきた環境省はこの責任を取ってくれるのか?・・・

 漁民が植林をして、プランクトンを増やし“豊かな海”をと言ってきたが、プランクトンが栄養塩を減らしていると言っている海の専門家(県水産技術センター)施肥をすればプランクトンが増えるんと違うのか?

 どうして、下水排水と関電の温排水が栄養塩を減らしていると言わないのか?言ったらクビになるからな〜
2月13日 今日は、残っていた冷凍網を全て出した。と言っても処分したと言う事だ。残念だが買い手が無かった。(写真は冷凍庫から出したノリ網を写している)

 姫路市と関電が海を壊さなかったら、まだノリを獲っているだろうが、二年続きで予定収穫の10%しか獲れなかった事を言っておくよ姫路市・関電。最悪の事態に陥ってしまった。

 また今日の神戸新聞の記事もアップしている。見るにはこちら
2月12日 メールの中の製網会社は化学の専門家が付いている。この専門家が「私が持っているデータは誰もまねの出来ない凄いものだと言っていました」とある。

 化学の専門家は見れば直ぐに分かるものだ。未だに「ノリの色落ち被害の原因は分からない」こんな事を言っている。兵庫県の海の専門家は“笑い者”になっていると思う。

 今日も神戸で緊急融資の話があったが、私より被害の少ない者には低利の融資が受けられる話しだったが、私には線引きがある融資話しは基準以外で受けられないと言う話しだ。(融資を受けても支払いなど出来る海ではない事を、彼らは分かっている)

 おまけに、原因を調べるなんて事まで言っていた。頭に来たから、「このノリの色落ち被害は公害だ!下水処理場と関電の排水が原因だ!分かっている事だ。」と言ってやったが、反応なしだ!!各市町、県の水産課の職員も来ていたが、市長や知事に報告する勇気のある職員は居ないだろうと思うから、私が報告をすることに決めた。
2月11日 昨日言っていた。他県のノリ養殖漁業者から頂いたメールを公開だが、目的は、読んで頂いたら分かるだろう。

 塗りつぶしている所は、送信者が特定されるのを分からないようにした為である。あしからず。また少し小さいが読めると思う。

 
2月10日 また雨?いや 霙 今漁期は雨がよく降る。これでも兵庫県の専門家は雨が少ないと言うのかな?正直、ノリの色が落ちるような年ではないだろう。

 また、まだプランクトンが栄養塩を減らしていると言うのかな?。
ちなみに、大阪湾の7日の栄養塩量が分かったので公開しておく。播磨灘の海水が入り込んだようだ。(明日は、瀬戸内海のある県のノリ養殖漁業者からのメールを公開予定)
2月7日調査
栄養塩
垂水沖 2.6
須磨沖 1.3
和田岬 0.7
神戸空港東 4.6
湾奥 10.7
岸和田 1.9
関空 0.9
加太 4.3
由良 4.1
志筑 4.4
湾中央南 4.1
湾中央北 1.1
釜口(東浦沖) 1.8
神戸沖 0.5
2月9日 昨日は姫路市の海産物まつりを取り上げたが、海を壊している事を知らない方が見たら、姫路市は漁業にも目を向けていると言う、格好のアピールになるが、見方を変えれば、この様な祭りごとを利用する姫路市の事を“偽善者”と人は言う。

 “偽善者”と言えば他にも居た事を思い出した。最近テレビで、温暖化で沈むと言われている「ツバル」と言う島を利用して太陽光発電のパネルを設置したと盛んにコマーシャルを流している企業がある。

 本来この様な場合は、ニュースで流す程度のものであるが、はずかしも無く自らスポンサーになって自慢している。この様な場合も、“偽善者”にあたると思うのは私だけか?

 ちなみに、姫路の海からアンモニア態窒素を減らし続ける関電、これは温暖化効果ガスを撒き散らしている事を知らない。とでも言うのかな?「ツバル」の方々が知ったら、なんと言うだろうか?・・・たぶん“偽善者”と言うだろう。
2月8日 今日の新聞のチラシを紹介。近年「地産地消」と良く聞くが、姫路市も近年海産物の“とれとれ祭り”を開催しているが、恥ずかしいと思わないのかと言いたい。

 白浜沖から的形沖のノリ養殖漁場(区画51号)はノリが獲れなくなっているのを知らないとでも言うのか?私は売るノリが無い。また魚も獲れない。

 先日聞いた話では、燃料代などを考えたら漁に出られない。」これは、底曳き網漁と刺し網漁の方から聞いた。「ここ一ヶ月あまり漁を休んでいる。」と。

 この海で取れる魚介類(ノリ)は少なすぎて足りない。地産地消どころではない。他県や国外の魚介類が入り過ぎて価格が下がってしまった。

 分かっているのか・・・姫路市!!  
2月7日 きょうは「海苔タイムス」の話に戻るが、播磨灘の栄養塩量と他の県の栄養塩量と比べると大きな開きがあるのが分かるだろう。

 この開きは、価格にも反映されるのは当然だ。播磨灘の価格は他の県の半額以下は当然の成り行きだ。昨漁期の安値もこれが原因だと判断が出来る。

 また、栄養塩量が多いとプランクトンの繁殖が増えると言う考えは、間違いだと分かるだろう。今までプランクトンが栄養塩を減らしていると言ってきたことが間違いだったと言える。

 有明海では下水処理場の施設は高度処理を行っていると聞いている。この「高度処理」を行うと有機物を確実に減らす施設だ。特に姫路市の下水処理場は高度処理ではない。有機物を垂れ流していると言われても仕方が無い施設だ。

 聞いた所では、市町村合併でこの処理量も増えていると聞いた所だ。合併をしなくても下水処理実施率は毎年あがる。当然排水量も毎年増える。これが今漁期の大量のプランクトンの繁殖に繋がったと言える。もう一つ問題がある。この上に塩素注入量が今漁期には関わっているだろう。

 塩素殺菌処理をしている限りこの海は壊され続けると言う事である。今日現在、私の提案に参加者する方は3名だけだ。兵庫に漁師は居るのか?と疑いたくなる。
2月6日 今日、お昼に区画51号漁場のすぐ陸に国道交通省の船がアンカーを下ろし、たぶん調査と思うが、ちょうど満潮から少しだけ引き潮に変った時点だ。満ち潮時は沖から陸に向けて流れるからこのとき調べても残留塩素は測定されないだろう。

 またこの後には「新ひょうご」が調査に来ていた。妻鹿沖約1キロの地点で調査をした後大阪ガスの防波堤東まで入り込んでの調査だが関電の温排水は流れていない所だ。こんな調査をしていては播磨灘の壊れた原因などは分からないだろう。それとも、関電の温排水が悪いと分かっているから調べるまでも無いと言うことかも?

 
2月5日 今日届いた「海苔タイムス」の記事を紹介。読んだら分かると思うが解説。東播磨と淡路地区は製造をしているようだ。

 また、西播磨では、「地先でも一部でのみ生産中で網上げへ」確認はしていないがたぶん網干の漁場だと思う。毎年この漁場だけは最後までノリを獲っている漁場だ。

 昨日、雨で栄養塩が薄まっていると言ったが、それはこの漁場のノリの色戻りが無いから言ったまでで、関電や残留塩素が栄養塩を減らしているのが本命であるのは事実だ。

 岡山や他の県でも色戻りがあり全力で製造とある。また、有明海では栄養塩量はDIN12μgat/lから17μgat/l程度あるように書いてある。福岡ではプランクトンはほとんど無いと言っている。

 兵庫の栄養塩濃度はいくらか?淡路島では、野島沖ではDIN2.8μgat/l 江井沖でDIN1.3μgat/l (今日の情報)
東播磨での1月30日情報は、この下に掲載。
1月30日調査
東播地先 栄養塩
中崎小前 5.5
林崎港前 5.7
林崎東 2..8
林崎中 4.5
林崎西 0.7
八木鋼管 2.1
江井ヶ島 0.9
魚住 2.4
明石新場 0.6
二見東地 2.2
二見東沖 0.5
二見西地 0.7
二見西沖 1.3
別府ブイ 11.2
別府沖 1.2
加古川河口 40.3
高砂沖(上セット) 2.8
上島地 0.5
2月4日 今年は雨が多い。降りすぎで栄養塩を薄めているのかな?雨が多いと言う事は、下水処理場の排水に注入する次亜塩素酸ナトリュウムが多くなる。多くなると窒素を多く消費する・・・最悪だな海が壊れる一方だ。

 姫路市と関電は嘘つきの仲間と言う事だ。播磨灘を取り戻す事ができるのは誰だ!
参加者が 出来る。
2月3日 昨日の補足。被害を受けた者は加害者に抗議する事は、違法ではない。また、ノリを撒く事も違法ではない事を言っておく。

 ノリについては、海にあるものを海に返すだけの事だ。関電も「次亜塩素酸ナトリュウム(塩素)を海から採って海に返すだけだから、何も問題は無い」と言っている。

 この時、私は知識不足でそんなものかなと思っていたが、海にあるのは、「塩素と言ってもイオンの状態である」イオンの状態では「無害」だって、今なら分かった。これはある企業のホームページに載っていた。

 関電の嘘から見たら、抗議行動は正当な権利である。何も心配は無い。今こそ立ち上がる時だ。ノリ養殖業者は勿論だが漁船漁業の方も参加を期待する。
2月2日 今日も写真を写して来たが、この写真にはメッセージが写っている。ノリ網の両耳にはノリ芽が無くなっているのが分かる。

 なぜこの様な芽付になっているか?また網の左にあるロープにも青海苔も付いていない。下水処理場と関電の排水が無かった時期は青海苔と黒いノリは良く付いていたが、これらの排水が流され出してからは水面に近い所ほどノリ類が付かなくなっている。

 この原因が、排水中の残留塩素(結合塩素)モノクロラミンだ。水温が下がるほど分解速度が遅くなり沖へ流れノリ類に被害を与える。下水処理場と関電は塩素注入量を減らしているようだが、塩素を注入するといくら減らしても駄目だと言う事が分からないようだ。

 ノリ網の真ん中は水面から約10cm程度下がっているからノリが残っている。これもかろうじて生き残っている程度である。また、結合塩素はアンモニアを消費し減少することから栄養塩が増えないと言う事だ。

 この写真のメッセージは、ノリ網を見たらすべて分かる。確実にモノクロラミンはこの海を漂っていると、ノリ網は言っている。

 一つ、提案がある。このノリを船に積み込んで関電の取水口で流そうかと思う?当然公開してだ。そこで、協力者を探すことにする。やく30隻以上の船が目標だ。この30隻の役割は、流すのは私がやるが、その周辺を取り囲んで流し終えるまで巡視船及び他の船を阻止が役割だ。兵庫県・姫路市と関電に抗議文も提出する。

 このままだと播磨灘は毎年栄養塩は減少を続けるのは間違い無い。私一人で流しても効果は無い、新聞・テレビでの公開が目的だから、参加者の多い事が決め手になると思う。

 とりあえず、参加者を募る。全てはそれからだ・・・連絡を待つtochan@meg.winknet.ne.jp
2月1日 左の写真は、今日沖から上げて帰ったノリ網、まだノリが少し付いているが相変わらず色落ちノリだ。プランクトンは少なくなって海水の色は綺麗になっている。それでもノリの色が戻る気配も無い。

 栄養塩の少ない海水、関電の温排水は日量900万トン。陸からの栄養塩のある水は下水処理場から中部析水苑が日量20万トン東部析水苑が日量3万トンプラス市川・夢前川・野田川・八家川が主な供給源だ。

 栄養塩のある水は、関電、温排水の900万トンには程遠い水量だ。この900万トンを上回ったらノリの色が戻り出すと言う事だ。分かっているのか?関電・・・

 また今日は、このプランクトンの話しで、ためになる話を聴いたので紹介しておこう。「食物連鎖の底辺に位置するのは植物プランクトンで一番大事なものである」『これぐらいの事は中学生でも知っている』と言う内容だった。海の専門家に聞かせてやりたい。と思うのは私だけか・・・

1月31日 今日も少しわき道の話を。昨年秋からはプランクトンが多く繁殖していたから、小魚の餌は豊富にあったことは事実だ。そうすると、イカナゴのシンコの産卵が普通に行われていたら、この春は普通に獲れると思うが、これからは分からない。

 また、昨年秋から養殖牡蠣も今ひとつ成長に問題があると聴いているが、これも水温が原因だと言われている。本当にそれだけか?

 それでは、参考になる話をしておこう。 私の海には水温の高い所があるのはご存知かな?この周辺の護岸には、青海苔や黒いノリが育たない護岸だが、牡蠣は育っている水温の高い護岸はあります。また、この周辺にはアナゴも少ないと言う事はありませんよ。

 底引き網漁でもアナゴは入ってきます。特に多いとは思いませんが少ない事もありません。言っておきますが、シャコは少なくなっています。これは、残留塩素だと思います。

 水温が高いのが原因と専門家が言っている。と言う事は関電は悪者だな・・・
1月30日 今日夕方にテレビで見た。大阪湾の、ある漁場で、あなごカゴ漁が不漁だと言っていたがこれも専門家が温暖化で水温が平均1度程度高くなっているのが原因ではないか?と言うような話しだった。(ちなみに、播磨灘では今の時期は、あなごカゴ漁は期間外で規則違反になります。私の船付き場となりには海保の巡視船がいっぱい着いているからあなごカゴ漁はやりたくても出来ないんだな)

 あなごの子は春先のイカナゴのシンコ漁の網に良く入るそうです。(私は見ていないがシンコ漁の方が言っているらしいが有名な話です。)水温の低い時期だから温暖化が原因説は、間違いだ。

 また、大阪湾と言っても広い、和歌山あたりでは鰯、チリメン漁も不漁と私の友人が現地で、聞いていると教えてくれている。大阪湾も栄養塩の低下が始まっていると言う事である。湾奥部は栄養塩は多いが離れるほど少なくなっていると言う事である。

 瀬戸内海全体が栄養塩不足だ。アンモニア態窒素を減らすから、こんな事態になると言う事だ。アンモニアがあれば亜硝酸と硝酸が残るがアンモニアを無くすから全て無くなる。

 亜硝酸と硝酸は簡単には無くならない物質だから、またアンモニアは海水中からは簡単に無くなると言う事を認識する事だ。
1月29日 今日はチョット顔の広い方と話しが出来たので紹介しょう。ノリの色落ちから始まり、下水処理場の話しで紫外線殺菌処理をしている漁場では、「バリカン症の発生は無い」「海水と下水処理水を半々で流している施設(大久保・垂水)」と言う事だ。

 昨年、夏に県庁へ行った帰りに電車の窓から見た海岸線に青海苔が付いていたのを思い出した。姫路市の海岸線は下水排水と関電の排水が流れ込んでいる護岸では青海苔は育っているところは無い。塩素量を減らしても駄目だと言っているのに無視だ。

 この問題で、平成10年だったと思う。3組合長に「バリカン症は下水排水が原因だ」と言って紫外線殺菌をしている所がある。姫路市に抗議をと頼んだが「紫外線殺菌をしてもバリカン症は無くなっていない」」という返事だった。

 当時の組合長達にも騙されているって事だな。バリカン症はノリの黒い時期にノリ芽がなくなるから、それから先は摘むノリが無くなるんですよ、また価格も高い時期だから致命的な被害を受けることは逃れない。責任を取っていただかないと・・・続きは明日。
1月28日 今漁期の打ち切りを決めた。冷凍網5枚を重ねて入れ替えていたノリ網だけが少しだけ良さそうに見えていたが、例年ならこれからが色落ちの本番の時期に当たる見込みがない事が決定になった。ノリの無くなった網から網上げを開始する。

 昨日の続き。始めに断っておくがデータは全て関電側が出してきたデータと専門家のデータで、リョウシゴトキが調べたものではありません。(後で確認をしたものもあるが、姫路市や関電のような捏造はありません)

 ところで、どっちが悪いか?。植物プランクトンの繁殖は、赤潮状態になると酸素欠乏と言う問題が発生するが分解すると亜硝酸態窒素に変り栄養塩に戻る。

 また、小魚の餌になる植物プランクトンは小魚からアンモニア態窒素にもかえる。つまり、海の中で窒素循環が起こる。豊かな海の象徴だ。

 関電の場合は、アンモニア態窒素を減らすと亜硝酸態窒素・硝酸態窒素も海に流れ込まない。早い話、『枯れた海』になってしまう。これが私の海、区画51号ノリ漁場が枯れてしまった漁場だ。小魚も生き残れない海になってしまう。

 分かって頂けたかな・・・姫路市・関電。
1月27日 今日はノリを見に行ったが、また悪くなっていた。海水は綺麗な青い色だったが、関電の排水が流れているであろう海域は、少しだが濁っていた。(水深3メートル以下ではプランクトンが居る証拠だと思う)

 昨日のおさらい「なぜ播磨灘の色落ちが激しいのかは定かではないという」プランクトンではないのかな?今までプランクトンが栄養塩を食い潰したと言ったのはだ〜れだ・・・

 分からないなら、私がお教えします。それは関電だ。アンモニア態窒素はポンプで吸い上げて流すだけでも減少する物質だ。関電の吸い込むポンプは計り知れない水量、日量第一火力と第二合わせて900万トン想像できない水量だ。

 水量だけではない。海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリュウムを採りだす時にはアンモニア態窒素が飛んでしまう。その時の採り出した塩素量か電流量が分かれば減少した塩素量は計算できる。それだけではない水温が高くなった分、分解が進みアンモニアが減るだろう。

 その減少量は、取水時より約50%の減少結果は関電の追跡調査で出ている。確認の為大学の調査でも同じ調査結果が出ている。

 これだけの科学的調査結果があっても「定かではないという」これは無いだろう。プランクトンが栄養塩を減らしてノリの色落ちが出るなら、関電が栄養塩を減らしたら、これもノリの色落ちが出るのは当然だ。

 それではどちらが悪いのか?・・・明日・・・
1月26日 今日は先日の神戸新聞の記事の中に矛盾点がある。これを分析する。

 「秋の降雨が少なく、陸から海に流れ込む栄養分が少なかったためではないか」とある。これは大きな間違いだ。今漁期の秋は、ワイン色のプランクトンが大繁殖していたのを忘れている。大量に窒素・燐が流れ込んだ証拠である。またその後はタラシオシラと小型の珪藻プランクトンの繁殖で栄養塩が減少していると発表したのは、水産技術センターと県漁連だ。(分からなかったら過去の日にちを見て頂いたら分かる)

 したがって、秋に栄養塩が流れ込まなかったと言う説には納得が行かないのは私だけか?また、「なぜ播磨灘の色落ちが激しいのかは定かではないという」これには理解できない話しだ。

 プランクトンが繁殖して栄養塩を食い尽くすからと言って、窒素・燐を減らしてきたのは誰だ!兵庫県の専門家ではなかったのかな?それを環境省に報告をし窒素・燐の総量規制を行ってきたのが環境省だ。2年前には解除した。減らしすぎたと確認したからだ。

 それでもプランクトンが大繁殖している。なぜだかお分かりかな?姫路市の終末下水処理場では次亜塩素酸ナトリュウムの注入量を大幅に減らしている。特に昨年からだが、略して塩素と言うが、この塩素でCODの削減をして来たが、塩素を減らした結果がCODを増やしてしまったから、ワイン色のプランクトンをはじめタラシオシラや小型の珪藻プランクトンが大繁殖してしまった。これが正解で、本当の栄養塩の低下を引き起こしたのは関電だ。これはまた明日に公開。
 
1月25日 ありがたい事だ!「評価ポイント」が増えている。播磨灘の回復に近づく貴重な「評価ポイント」だと思います。

 姫路市と関電の特に悪い所は、データを捏造して、嘘を付いている所ですよ。
1月24日 今日は予定を変更して、マイニュースジャパンに掲載している私の記事に「評価ポイント」が急に増えていることが分かった。

 播磨灘を救うにはマイニュースジャパンの私の記事へのアクセス数を増やす事が、姫路市や関電に警告を与える近道だと思う。まだの方は直ぐにアクセスを・・・出来たら評価ポイントに、ポッチンを。見るにはこちらリンクを張っているから見られると思います。

 このままでは確実に播磨灘は枯れてしまいます。今まで専門家がこの海を造ってきたのは間違いはありません。綺麗な海を求めすぎたことが引き金です。が決して綺麗な海ではありません。冬にプランクトンの繁殖は有機物を海に垂れ流している証拠だ。

 有明海では下水処理場の施設は高度処理を行っているとヤフー掲示板で分かっている。姫路市の下水処理場は汚泥活性処理で塩素殺菌処理だ。今漁期はこの塩素注入量を大幅に減らしている事も判明している。

 これが、プランクトンの繁殖に繋がっているのは確実だ。今まで塩素で有機物を減らしていたから塩素を減らすと減らした分有機物が増えていると考えるのが常識の考えだと思う。

 このプランクトンと関電の海水を電気分解したときにアンモニア態窒素を半減したのが栄養塩の減少を引き起こしたのは間違いはありません。そうだよなぁー関電、嘘つき・・・
1月23日 今日の神戸新聞見たかな?関電、やっとノリの色落ちで「飾磨」と言う文言が新聞紙上で飾ったよ、良く載せてくれたと思う。

 これは私が言っている事を問題にしなければいけないと思う方達が、増えて来た証拠だと思うのは私だけではないだろう。今日はこのぐらいにしておこう・・・
1月22日 チョット聞いて、今日魚を売った仕切り書が入ったが、なんと魚の価格が安いのに驚いた。燃料代を引いたら赤字だった。声が出なかった・・・明日からしばらくは休みだ。
 
1月21日 今日「海苔タイムス」が入っていた。これを見ると播磨灘が一番悪い事が分かる。漁連もしっかりせなあかん・・・。

 関電はネットでポータルサイトを持っているが、イオネットは音声ファイルは聞けないのかな、平成11年に関電が嘘をついている所を公開しているんだが聞いていないようだ。このファイルを聞いたら私の話は無視できないと思うんだが・・・

 内容は、「被害が出たら事故対策協議会を開いて弁償すると言って一冊が入っている」
決定的な嘘は「海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリュウムを採っているがアンモニア態窒素は採っていない」この様な嘘をついている事が聞けるが、これを聞いたら・・・恥ずかしくてこれ以上は書き込めない・・・何方かイオネットの性能を教えて頂けませんか?
1月20日 また雨が、降りすぎだな・・・この海は雨量より関電の排水が上回っている限り栄養塩が回復する事は無い。その根拠は、水面の海水を吸い上げていない。中層の海水は普通に行けば約半分以下である。

 その海水を水面に流す関電の温排水は、第一と第二を合わせて約900万トン(日量)の海水だ。一年を通してアンモニア態窒素を減らしている。陸からの供給を上回っているから毎年播磨灘の栄養塩が減っていくと言う事である。

 兵庫の海はDIN10μgat/l を下回っている。他県のDIN10μgat/l上回る海で獲れるノリと比べると黒さで負ける兵庫のノリは価格でも下がるのは確実だ。

 ちなみに、私の海はそれ以下だ・・・姫路市と関電の嘘で“壊された海”になってしまった。
それにしても魚は獲れないと言うよりいないな・・・
1月19日 昨日の続き・・・兵庫県の西の端にあるノリ漁場は今漁期初めから栄養塩が少なく最悪の漁期に陥っている。昨年11月29日にはDIN2.3〜2.9まで下がっている。以降下がりっぱなしだ。

 私の漁場も悪いが、この西の端の漁場も今漁期に限っては最悪だろう。早くからプランクトンが多いと言う事は言っていたが、プランクトンだけではない。

 長年に渡り止っていた火力発電が動き出していることを述べておく。また、大きな一級河川もある。

 プランクトンの繁殖は、山に木を植えすぎた結果か?専門家が今の海を造り出したと、私は明言するよ。

 大阪湾以外の瀬戸内海は窒素、燐の総量規制は外れているが未だに減らしまわっている。これは、犯罪だ。環境省は減らしすぎたと言っている証拠だよ、関電が減らしている事に気が付いたと言う事だ。総量規制を外したのは責任逃れだ!兵庫県は未だに分からないらしい・・・バカか?知事はこの会議には出席していたんだろう・・・環境大臣まで来ていたんだから・・・知らないとは言えないよな・・・

 大阪湾は窒素が多くて総量規制が解かれてないがプランクトンの大量発生が無いようだからノリの色落ちは今の所は無いだろう・・・その内播磨灘の海水が流れ込んだら分からないと思う。
1月18日 今日底曳き網漁操業中網干沖のノリ漁場の近くまで行ったが網を上げたらノリがかなり多く網の袋に入っていた。

 網に入っていたノリの色は区画51号よりは黒かったが色落ちになっているのは確実のようである。たぶん、ノリの操業はしていないであろうと判断できる色だ。

 今まで、網干沖はノリの色落ちが少なく、4月中頃まで操業していた漁場だったが、一級河川、揖保川から出る大量の栄養塩がもたらしていると言われてきた。関電は特に川の水量が違うと言って区画51号のノリの色落ちは川の違いだと言ってきた。

 今年は、例年に無く雨が良く降っているが、一級河川にも拘らずノリの色落ちになっている。これは、関電が言ってきた“水量が違う”と言う、言い逃れは出来なくなったと言えるだろう。

 また、一級河川については他の漁場でも今漁期初めから栄養塩がゼロコンマの所がある。これについては後日ふれる・・・
1月17日 今日も飾磨港の前は、相変わらずプランクトンが多く海水は濁っている。薄い赤潮状態だ小潮の間は港の沖合い周辺で行ったり来たりだが大潮になるとかなり東へ流され、区画51号へ流れ着く・・・おっと、言い忘れた。

 姫路第二火力が吸い込んでプランクトンを減らす事を忘れていた。網干沖より区画51号の方がプランクトンは少ないんだった。だから区画51号のノリの色落ち被害はプランクトンだけではないんだ。分かったかな・・・関電・・・

 しかし、魚は居らん・・・その上小エビをより出していたら、雪がチラついていた。ノリがまともに獲れていたら、底曳き網漁の水揚一か月分は一日分だ・・・どうしてくれる・・・姫路市・・・関電
1月16日 左の写真から紹介。14日に写していたノリ網の様子だがノリの色は分かると思う。船が底曳き網漁の船だったから引き上げられなかったので上から写した。

 ノリも伸びなくて色も悪い。雨が降って少しぐらい栄養塩が増えても色が良くならないのは、光合成の働きが出来ない所まで色が悪くなってしまったと言う事である。

 今までは、新種のコシノディスカスとユウカンピアが栄養塩を食いつぶす悪者だと言われてきたが小型の珪藻プランクトンでも食いつぶすのか・それでは今まで言われてきた。新種のプランクトンはなんだったのか?

 関電が減らしている事を隠す為に言われてきた、としか思えない。播磨灘全体が0.以下になってしまっても関電が減らしていると言う者はいない。兵庫の漁民は、海を守ろうと言う考えを持って無いのか?

 私は思う。こんな播磨灘を子供や孫に残していいのか?姫路市、今日の飾磨港の前はプランクトンが多かった。沖へ出るほどプランクトンは少なく海水は綺麗だった事を言っておく。

 
1月15日 冬の底曳き網漁と言うのは、これほど魚が獲れない物とは・・・分かってはいたが・・・魚が居らんのか?網の曳きかたが悪いのか?どっちだ・・・
1月14日 今日は底曳き網の漁具を入れ替えが終わり試運転に行った。ついでにノリの様子を見てから行った。結果は最悪ノリの色は悪いまま、海の色は赤潮状態プランクトンが大繁殖していた。

 関電だけでもノリの色は戻らないと思っていたが、プランクトンまで増えていた・・・分析をしなければならない。

 また、底曳き網漁も最悪だった。この漁具は上手く曳かないと魚は獲れないと聞いていたがこれほどまでとは思わなかった・・・
1月13日 今日は姫路市下水処理場の全窒素について少し問題があると思われるところを触れておく。
 平成10年に中部析水苑の全窒素量は17ミリと聞いていたが、昨年には全窒素量7ミリと聞いている。いずれも職員からの情報だから間違いはない。

 消えた全窒素量は10ミリだ。私は専門家ではないからはっきりした事は言えないが、消えた殆どは分解された「アンモニア態窒素」だ。

 栄養塩を減らしているのは関電だけではなかった。と言う事になる。
1月12日 大雨だった!1月に降る雨ではないだろう。この雨でノリの色が戻る漁場は有るだろうが、私のノリ漁場は色が戻らないだろう。

 この海には問題が二つある。
@ 関電の温排水(海水を電気分解して次亜塩素酸ナトリュウムを採り出しているときにア    ンモニア態窒素を半減させている)
A 姫路市下水処理場(有機物を排出している施設はプランクトンを繁殖させているには明   白である。このプランクトンが栄養塩を減らしている事が一般的に判明している))

 この二つの施設はいずれも残留塩素を垂れ流ししているのも明白である。この残留塩素が減少する時に窒素を減らしている事も科学的根拠で明白になっている。

 今月三日のヤフーニュースで北京の下水処理施設を「オゾン処理で高度処理」の下水処理場に三菱が手掛けると流していた。見た方は多数居られるだろう。

 姫路市は北京の環境行政にも遅れを取ることになった事は確実だ。恥ずかしい話しだ。被害は無いと言って造り、私達漁民を騙し、嘘をつき、この海を壊しているのを隠し、ノリも獲れない海にしてしまった。姫路市と関電は環境を守っているなんて事は言ってはいけないよ・・・嘘つき 嘘つき・・・
1月11日 写真見て・・・北航路より沖での出来事だった。この漁具は一度しゃくっただけでツメが三本折れた。魚も思ったようには入ってこない。

 この漁具は一時中止で、明日から入れ替え作業に入る。今度は石桁に変える事にした。これも中古だが、この漁具は曳くのは難しいと聞いている。「一年は勉強だと思え」だって・・・
1月10日 今日は底曳き網漁の試運転に行ってきた。獲物は、アカシタ・シラサエビ・カレ3枚、チョット商売にならないようだった。明日は違うところへ行ってみる。
1月9日 種網干出装置撤去は終了だが一人で上げるのは辛かったなぁ・・・黒いノリが獲れた後なら堪えないが、チョコレート色のノリしか獲れない海では・・・“美味しいノリ”を消費者に届られ無い。これが残念でならない。

 昨日紹介した姫路市の環境行政は口先だけで嘘の塊だと言っておく。
1月8日 今日も10台上げた。あと一日で、このセットは片付くが後はノリが無くなってから網上げに入る予定、たぶん2月に入ってからになるだろう。網上げに約一週間、中のアンカー上げにも一週間かかる。セットの囲のアンカーに二日。上手くいって半月は確実に、悪く行くと二十日はいる。どうしてくれる費用が出ないから、ほっておくか・・・

 左の写真は、姫路市の広報に出ていたので紹介しておく。「暮らしやすいまち」何処がや・・・「環境に配慮したまちづくり」良くこんな嘘をつけるもんだ。ノリもアサリも車海老も育たない海にしているのは姫路市・市長 お前だよ・・・
1月7日 今日も10台上げた。残り20台、後二日かかるが明日は無理かも?
また、淡路島でも栄養塩が無くなっている情報も、兵庫は全滅かも?

 数日前に家島のノリ養殖の方と少しだけ話しをすることが出来た。その時に言っていた言葉を紹介。「ノリの色落ちは海が綺麗になったから」と言っておられた。これについて私の意見を、栄養塩は綺麗な海でもあります。ただし、正常な海では、だ。兵庫の海は正常な海ではありません。

 “栄養塩類”は分解された窒素・燐と言う事だ。無色透明である。ある専門家の話しでは「DIN100μgat/lでも200でも問題はない」と聞いている。悪いのは有機物(COD)だ今漁期は多種類の珪藻プランクトンが大量発生している。これが栄養塩を減らしていると言っているが、この発生元は有機物だと言うことを言っておく。

 つまり、“綺麗な海ではない”と言う事である。嘘だと思うなら専門家に聞いてみれば分かるだろう。ちなみに関電の温排水は綺麗な海と言えるがアンモニア態窒素が半減した海水だ。これが、兵庫のノリの色落ち被害を招いている事は確実だ。

 プランクトンは分解されたら栄養塩に還元するのは確実だ。関電が減らしたアンモニア態窒素は大気中に飛ばされて海には返ってこない。こんな悪いものは無いと言っておく。
1月6日 午前中は種網干出装置10台を上げてきたが、帰りにノリを見てみたら枯れかかっている。ノリの色は言わなくてもお分かりだろう。

 また、プランクトンの色も透明に近くなってきている。これも同じく枯れているようである。(漁場内の話)

 お願いがある。冷凍庫に120枚の種網が残っているが何方か、網代だけでもと思い買っていただけないか?と言うお願いだ。価格は相談にも応じます。早い話、売りに出している。

 ちなみに、中古の漁具が手に入った。上手く行けば今週中には底曳き網に行けそうだが、問題は獲れるのか?冬の漁は経験が無い。ノリも獲れない海では魚も駄目なのは分かっているが多額の請求書が舞込んでいるもんで・・・姫路市と関電が支払ってくれるだろうからそちらで集金をお願いする。
1月5日 今日は、底曳き網船のドック入り、暮れに予約したものだ。また、漁具もまだ手に入っていない。鉄工所に材料が無く暮れで入らないとのこと、年明けからの作業になるから後少しかかると思う。

 また、栄養塩情報も入っているので掲載する。暮れから年明けに吹いた西風でこの海の栄養塩が少なくなった海水が東播磨まで流されて行ったようだ。(私の予想どうりだ)

上島地 0.6
西播地先
伊保地  5.9
伊保沖  0.6
白浜地  1.5
白浜沖  1.8
1月4日 今日は、これからの事を考えていたが、にっちも さっちも 行かなくなっている事が分かった。
1月3日 左の写真を見ていただいたら全てお分かりになると思う。暮れの27日に見たノリの色より悪くなっている。

 何故か?ノリも伸びないは、色も悪いはでは・・・困ったもんだ・・・俺の人生もこれで終わりだな?良くここまで海を壊してくれたもんだ。

 またプランクトンは増えていた上に大きくなって良く見えていた。特に飾磨港沖は海水に色が付く程度まで増えている。帰りに関電の取水と放水の海水を汲んで帰りパックテストで反応を見た。これを見るにはこちら今日の日付けを、数字で出ていないから分かりにくいが姫路第一火力の取水と第二火力の放水を見比べると分かりやすい。

 また、飾磨港を出たところも汲んで帰りパックテストで反応を見ている。左下の写真が飾磨港外東側、第一火力放水の西側である。引き潮時であるため温排水の影響はないと思う。
 アンモニユウム発色の色は0.2より濃い色になっている。
1月2日 今日も季節風が吹いていた。この後の海は?想像はつくが見るまでは分からない。
 また昨日紹介したページを姫路市と関電は理解できるのか?出来なければバカとしか言いようがないだろう。西播磨一の栄養塩類の供給基地だと言うことが理解できるのは確実だ。

 この栄養塩類の多い漁場で栄養塩が1μgat/l以下に下がるのは、栄養塩を減らすものがあるから起きる現象だ。
 昨日紹介したサイトのページに、この下に抜粋している文言が証明している。よく読んで勉強しろ姫路市と関電

『海藻という植物を対象とするノリ養殖では富栄養漁場ほど、その生産性は高い。』

 (平成に入ってから栄養塩が多い年は平成3年であった。この年の水揚げ額は2、000万円であった事を言っておく。網上げの最後の日には漁連から監視の船が来ていた4月10日だ)姫路第二火力の被害を受けていてもだ。第一火力が動き出してからは毎年下がっているのは栄養塩類の供給より関電が減らすほうが多くなったから起きている現象だ。間違いないよ関電・・・ネズミも驚いているじゃないか!!
平成20年1月1日 訪問者の皆様へ “あけましておめでとうございます”
今年の目標は、語れない 姫路市と関電には何を言っても聞く耳を持ち合わせていないようなので一つ栄養塩について詳しく載っている所を紹介しておく。この下のページを見ておきなさい。後日解説をします。
姫路市と関電は良く見ておく必要がある。見るにはこちら