平成一八年9月10月記録帳


10月31日  今日は少しノリに色が付いていた。左の写真に写っているのは、今月、8日(青い糸)と9日(白い糸)に張りこんだ種網の糸。これを、今日ノリ研に持って行き、見て頂いた。枯れてしまったと思っていたがかろうじて生きているようだ。しかし、5ミリぐらいから伸びていません。12日に入れた種網が追いついてきた。長い所で4ミリになってきた。
 また、色の悪いときは、ノリに病気は来ないと聞いてきた。結局は栄養塩の低下が原因でノリの色落ちが起きているのは間違いない。しかし、今回はここから西の漁場でも起きていると聞いてきた。また、そのノリ芽も見てきた。普通に成長している漁場は一箇所だけのようだったがここは、川の中で種網を作っている所だから当然だと思う。ノリ芽の色から察する所は、アンモニアが多めにある事が分かる色目であった(これは私の所見)

 では、ここから西での海域が栄養塩低下に陥った原因は、私が考えた所では、今月23日に吹いた南の風が運んだ海水。この海水は姫路第二火力が放水したDIN0.3μgat/lの低栄養塩の海水だ。そう考えるのは私だけか?関電が流した海水は“消える事は無い”と言う事だ!!
 私が頑張らないと兵庫全体の漁師に迷惑をかける事になるだろう・・・協力者募集と言っても勇気のある奴はいないんだな・・・(明日は姫路市の広報誌が面白い記事を載せている。これを掲載予定)
 
10月30日 今日は隣の組合から来月3日の単張りは延期にしょうかと相談があり、私に言うより、うちの組合のグループの方に言った方が早いと言ったら、そちらで相談がまとまり、5日からと言う事に決まった。
 しかしだ、ノリの色が無くなってしまった。透明だ!隣の四人組は「ノリ芽の色が悪いは伸びないと言っていた。」また、うちの二人組みは「ノリ芽が溶けてしまった。」と言っている。
 明日午後からノリ研へノリ芽を見てもらいに行こうと話しが決まった。とんでもない事態になっている。色落ちは色々経験はあるが、今回は始めての色落ちである。

左の写真は、関電が温排水の拡散範囲を水理実験で出した水面下50センチの調査データである。点線で囲った範囲は0.5度以上高い温排水は、これ以上外には出ないと言う事らしい。
 引き潮時、約3時間経過した時点ではこれだけ広がる可能性があると言っているのと同じ事だ。あと2時間も流れたら区画51号にすっぽり入り込み満ち潮ではまた、画面左側に流れ返る。これを毎日休みなく繰り返している。この海水にアンモニア態窒素が無ければ海が枯れるのは確実である。(風が無いときのデータ)ここ数日風が無い。このデータどうり温排水が流れているだろう。これでも関電は影響はないと言っている。
大企業の横暴をホッタラカシにしている 監督官庁は姫路市・県・だ!!見殺しにするよう・・・
10月29日 今日は一段とノリの色が悪かった。関電がプランクトンだと言っているが、そのプランクトンは問題になるほどは居りません。前日の海の色を見て頂いたらお分かりになる。
 今までは関電が流す温排水と周りの水温の温度差は少なかったから、混ざりやすかった。しかし、これからは関電の温排水は周りの海水よりは完全に高くなる全ての排水が水面に浮いてくる。その結果600万トン(姫路第二火力)の海水が周辺に漂って東沖に流れては満ち潮になると返ってくる。その海水をまたすい汲むとまたアンモニア態窒素を半減させた海水がまた、漁場に流れて来る。これを繰り返すから栄養塩が0になってしまうと言う事だ。第二火力が吸い込んでいる港は栄養塩の供給もとは周辺海域の海水を吸い込んでいる。飾磨港のように陸からの供給が無い港だ。一度吸った海水を何度も吸い込む構造だ。(少しは新しい海水を吸い込んでいるのも確実である)

 関電が出している追跡調査を見て頂く。平成7年11月15日に調査をしたデータは下のようになっている。
姫路第一火力 飾磨港内調査点30では 32.5μgat/l(中層)この海水を関電が吸い込んでいる。
                調査点35では 16.6μgat/l(表層)この海水を関電が放水している。

これだけのデータを出しておきながら、私が指摘したら平成11年に捏造したデータを関電が「KANSO」につくらせた。それをもって“影響は無い”といって騙しているのが現状だ。アンモニア態窒素が半減しているのは確実だ。(この捏造したデータを見るにはこちら)
 その海水を水面に毎日撒きつらし播磨灘を枯らしている事を隠し続けている事を公開しているんだよ この枯れた海水がユウカンピアを繁殖させているのは間違い無い 第二火力も同じだ(このデータを見るにはこちらこのページの下)
10月28日 セット入れは完了したが、ノリが間に合わないかも?左の写真は今月8日に張り込んだ種網、わずかに色が付いているのがノリ芽、長さ約5ミリ程度、これでは無理そう・・・

 関電と姫路市が俺の海を壊しやがった!!関電よ 増設するときに言った言葉を思い出せ 『絶対迷惑をかけない 被害が出たら弁償する 天下の関電や』よく言ったものだ。忘れたのか関電 立地部が何回も言ったんだぜ 「協定書」もあるやないか 平成11年にはこの文書があるのを関電お前も認めている。当時の代表組合長もあると言っている。その写しをこのホームページに貼り付けているのを見たやろ 平成11年に、これを見せたら「そりゃーありますよ」と言ったのは関電お前だ。
 環境アセスメントや追跡調査のデータではアンモニア態窒素が半減しているんだぜ これは、関電お前が出したデータじゃないか これを見て抗議したら平成11年に捏造したデータを出して「影響は無い」
 被害が出ているんだ 組合側も認めている事だ 写真をよく見ろ関電 今年は天気が安定して毎日昼は南西の風、夜は北風で風が弱いから姫二の温排水は、その流した海水が区画51号に流れている。これはアセスメントのデータに出ているぜ・・・

 今度は姫路市に言っておく。関電は姫路市が犯人だと言っているんだぜ どうする・・・
 今年はこの海域でカタクチ鰯が良く獲れている。秋には、ちりめんも。これは、残留塩素が減少したおかげだろう。残念な事に漁師には分かってもらえない。姫路市も関電も黙って減らしたからだ。しかし、おれは分かっている・・・
西播地先 
栄養塩
伊保地  5.8
伊保沖  2.2
白浜地  3.3
白浜沖  3.0
水温
22.6〜23.1℃
10月27日 また、今日も種網を干さなかった。これは、隣の組合の話だが、やはり思っていた事に間違いなさそう。今まで少し干しすぎたと、きずいたようだ、とは言っても私は一日おきに干している。種網を作る方法は皆自分なりの拘りがあるだろうが、いくつかのポイントを抑えておけば簡単にできる。知りたい方はメールでお答えします。

 話は変わり、ひだりのデータは今日入った栄養塩情報、しかし今日のノリの色はかなり悪くなっていた。肌色のノリであった。
 あと一つ情報がある。関電から今頃返事が来た。前回と同じ返事だ。見るにはこちらです。
今は、大型珪藻は居りません。また、関電の周辺海域だけがDIN 0.3μgat/l まで下がっている。それでも違うと言う、この恥知らずの嘘つき関電です。
10月26日 今日は予定の作業は楽にこなせた。しかし、ノリ芽の状態は?来月3日の単張りは、問題ありだな?
 関電と姫路市に、こんな話しがあるのをお知らせしておく・・・下を良く見なさい
「富栄養化断章」これは、EICネットのライブラリ第44講の意見だリンク張っているから、ここをクリックで見られると思う。区画51号は窒素、燐を流しすぎの姫路市と減らしすぎの関電が混在する海だと言うことだ。その上残留塩素まで流し壊し続けている バカやろうどもだ
10月25日 今日は北風が良く吹いていたのでセット入れは早めに中止。種網の干出だけで帰港、ノリの状態は8日に張り込んだ種網は肉眼でひらひらしているのが確認できる所、ノリの色はよさそうな所と言った状態まで戻ってきた。(近いうちに写真を掲載)
 昨日の続き この海は、栄養塩が少ないだけではなく、塩分も濃い。では、なぜ濃いか?関電が冷却水に使う海水を吸い込んでいるのは水面下3メートル以下の海水を吸い込んで、冷却時に約7度高くなる。この両方とも水面の塩分より濃い海水が流されているのは確実で、この海水に浸かっている種網を乾かすには、関電温排水の影響の無い海域と比べると、乾く時間が多くかかると言う事は、長時間干し揚げる事になると、ノリ芽に障害を起こす事になる。この海は他の海と違い問題が山済みの海であるのは確実だ。
 ノリ芽は干出のかけ過ぎは致命的な障害が出るのをご存知かな?ノリが「乾きすぎだよ」って教えてくれたら育てやすいが・・・これを、見分ける方法がある。毎日乾かした後顕微鏡でノリ芽を観察すれば教えてくれる。私はこれを毎日行っている。だから、ずぼらでは無いと言う事を言っておきます。
(もっと報告する事はありますが、またの機会に)
10月24日 今日の海は朝から西波が少しあり何時風が吹いてくるか?と思いながら種網の干出からはじめてセット入れを予定の作業をこなした。
 ちょっと気になるのが隣の組合の行動が、昨日も種網を干出しなかったのに今日も干出をかけないで、セット入れだけで早々に帰った。なぜ気になるのかと言うのは、毎年種網を干出する事に関しては彼らほどよく干す者はいないぐらいで、毎年私の事を何で種網を干さないのかと言われていたぐらいだが、この話しがノリ研まで伝わっていた。昨日ノリ研に行った時に、ずぼらな奴だって言われた。これは彼らがノリ研で言いふらしたとしか考えようが無い・・・わけ合って干さないだけだと言う事が分かっていないんだ。その証拠に今になって2日間も干さないのに、干し過ぎたときずいたからだ。この海は普通の海と違い少し判断を間違ったら失敗する確率が高い。毎年同じ事をしていては同じ種網は出来ない。と言う事である。明日に続く・・・
10月23日 今日は昼過ぎまで沖での作業、午後からノリ研へ、8日から12日までの網目を切ってノリ芽の葉体検査をして来た。結果は
@ 全般にノリ芽が細く二次芽の放出も遅れていますが、芽痛みは見られません。
A 若干色調の回復が認められますが、ノリ芽の活力は完全に回復していない事から、もうしばらく過度な管理は、控えるようにしてください。

総評で、このような軌条になっていた。これからは、網に汚れが出やすくなるから、ノリにはキツーイ管理が必要になる。「過度な管理は控えるように」と言う、お言葉があるが、かなり難しい・・・
 また、ノリという生き物は伸びる時に旨く伸ばしてやらないと、へそを曲げる事がある。こうなると、伸びないノリに変身する。ちょっとした事が引き金に・・・

 もう一つニュースを・・・左の写真は「しんひょうご」が市川河口でアンカーを下ろして調査をしていたようだ。今日昼前からヤマゼの風が強めに吹いて来たので帰る途中に写したものだが、波がなかったら様子を見にいけたのだが残念だった。また、国土交通省の船も漁場、区画50号と51号の陸よりの間で調査をしていたようだ。両船とも、お昼ぐらい休憩をしたらどうだ・・・
10月22日 今日はノリらしいものが見えた。何分細いそれでも見えたと言う事は少し色が付いてきたと思われる。昨日北風が吹いた(少し強め)そのおかげで関電の吐き出した海水が沖へ出てくれたようだ。
 来月2日には単張りに出来るだけに成長してくれるのか?今年もはや問題が出来てしまった。

 左の写真は下水排水をペットボトルに入れて置いた物だが未だに分解されず有機物が沈殿したままだ。姫路市はこんな物を毎日、海に流し続けている。赤潮の元はこれだ!!関電と言い・・・
10月21日 この海に栄養塩が戻る時は“鉛直混合”が起きてからである。海底にたまった有機物が分解され無機態窒素に変わったものが、表層の水温の低下で底層の海水と入れ替わる、それを鉛直混合と言っている。ちょっと説明が悪いかは分からないがこんなものだ。
 これが起きるのが今漁期初めて来る、23日に寒冷前線を伴っている低気圧が起こしてくれる可能性があるとノリ研が言っている。
 この壊されたこの海は海底から来る栄養塩しか頼りにならないと言う事だ。ただし、アンモニア抜きの栄養塩だ。関電がアンモニアだけ減らすからである。関電が増設するまでは、11月にはDIN15μgat/l 以上まであった海が・・・
10月20日 今日から単張り(本張り)セットの設置作業に入った。(本当は三日前ぐらいからにして頂きたい)
 しかし元気が出ない。理由は、ノリの色が悪く未だに網が色ずかない。そのせいか網を干しても乾かない。珪藻が死ぬまで干すとノリも死にそうだ。色が同じぐらいと言う事は、耐久力も同じと考えなければならないと思うからである。ええカッコ言っているが専門家から聞いた話だ。
 関電よ海水を電気分解して次亜塩素酸を採るのを辞めなさいと言っているのが分からんのか?バカもん・・・ また、減らしたアンモニア態窒素は元に戻せ・・・今までと違って窒素を減らしたら、あかんゆうているやろ環境大臣が・・・第六次総量規制は瀬戸内海では外れたのを知らないなら教えてやる。見ているのか関電
10月19日 この海が特に悪いという事がお分かりになったと思います。「海からの手紙」にB区の透明度がが悪いと言う結果が出ているのが姫路市の下水排水量が増えた為に起きていると言う事だ。有機物が毎年増えるのは下水処理実施率が上がるのと比例している。これがプランクトンの増殖に繋がっているのは確実である。違うと言う方が居られたら、その根拠をお見せ頂きたい。
 ハッキリ言っておきますが、窒素量は姫路市の中でも一番多く流されている海域である事を科学的根拠を持って証明していると言うことを、関電が増設する以前は3月に入っても他県で残っている種網を購入して張り込んでノリを獲っていた。それを証明する証拠物もある。
 毎日供給される栄養量より、関電が減らしている量が上回っている、と言う事がこの海を枯らしているんだ。関電よ、よく認識しなさい。また、この海水は播磨灘全域に影響を与えているのも確実である。
10月18日 今日、苅屋沖の栄養塩情報が入ったのでこの下に掲載。

10月17日調査
西播 
苅屋 15.5

 この漁場は新舞子沖の東の端にあたる。網干の漁場より西にあり、陸よりで元川、中川からの栄養塩の供給があると思われるが、私の漁場(区画51号)よりは条件は良い。過去4年間はこの漁場で網を張っていたから良く分かる。

 左の写真は今月12日最後に張り込んだ種網を今日100倍で見たノリだが色が悪い珪藻と同じような色だ。
10月17日 酷いものだ!こんな海になっていても市・県・関電は知らん顔です。このノリを見てやって(左の写真)栄養塩がなかったら、ノリの成長が悪い。当たり前の事だが今年は特に悪い。左の写真を見たらお分かりだろう。
@ 細胞が横に広くならない(細い)
A 伸びが悪い        (短い)
 色が悪いだけではなく、このノリが伸びても通常のノリと比べたら生産枚数におおきなひらきが出る。すでに今年も被害が出てしまったと言う事がいえるだろう・・・
 綺麗な国の姿は?この国も嘘つき国家の仲間入りだ・・・
10月16日 昨日の栄養分がなくなった海水は、左の写真に潮の流れの調査データの矢印の方向に流れ広がるのは間違いはありません。“播磨灘を守る会”が出している著書「海からの手紙」の「透明度と溶存酸素でみた播磨灘の水質」P69に載っているデータである。よく調べられたものだと思う。この中で潮流調査時のご苦労なども紹介されている。

 先日流れてきた油の流れを見ても、うらずけられたと思う。ここではっきり言っておく必要がある。網干沖は白浜沖と比べてもプランクトンの量は何も変わらない。まだ少ないと思う。その根拠は関電が流している残留塩素は網干沖より多いのは姫路市下水局も言っている。残留塩素が多いと言う事は植物プランクトンに対し毒性があるのは間違いない。だから間違いなく網干沖よりプランクトン量は少ないと言える。

 また、この海は網干沖よりアンモニア態窒素が少ないのも調査済みで、その上使用済み窒素が多い。これは関電が使った後だ。
 網干沖は一番ノリの色落ち被害が無い漁場だ。それでもプランクトンが栄養塩を減らしていると言うなら姫路市の下水排水が犯人だ。
淡路島
10月13日調査 
栄養塩
野島 4.2
富島地 5.0
浅野中洲 5.1
浅野地ぐり地 4.5
浅野地ぐり沖 4.9
育波地 6.2
育波沖 4.3
室津地 5.4
室津沖 4.8
尾崎地 4.4
尾崎沖 5.0
郡家地 5.2
郡家沖 5.2
江井上 4.6
江井下 4.7
水温
野島 23.9
富島地 23.8
浅野中洲 23.7
浅野地ぐり地 23.7
浅野地ぐり沖 23.7

10月15日 今日、区画51号(白浜)のデータだけでは分からないと指摘されたので昨日のデータ全て貼り付けます。すべてDINです。姫路市も関電も良く見ておけ。これが岡山も皆一緒か?違うだろうー色落ちの発生源だ!!プランクトンは何処でも居る。関電が加わるからこんな事になるんだ
 こんな施設を野放しにしていたら 兵庫のノリは色が悪いとレッテルを貼られてしまう
大阪湾 湾奥 51.8  岸和田 1.3 後は3.1 〜6.8まで6以上が多い。

10月13日調査
東播地先 栄養塩
中崎小前 5.7
林崎港前 5.6
林崎東 5.8
林崎中 6.1
林崎西 6.1
八木鋼管 9.8
江井ヶ島 6.8
魚住 7.7
明石新場 6.1
二見東地 5.8
二見東沖 5.5
二見西地 2.6
二見西沖 2.4
別府ブイ 23.4
別府沖 1.0
加古川河口 7.6
高砂沖(上セット) 0.5
上島地 0.6
西播地先 栄養塩
伊保地  4.7
伊保沖  0.3
白浜地  0.3
白浜沖  0.3


10月14日 左の写真を紹介。今月8日に張り込んだ種網を100倍で今日見たノリ芽の成長状況。色の付いた網は何とかノリに色素があるが白い糸の網はノリが見えない。
今日うちの組合員である、もう一軒のノリ養殖業者から電話があった。内容は「顕微鏡で見てもノリがおらへん。」栄養分が少なくなっている事が分からなかったら、このような事になる。関電が栄養塩を減らしていると言っているが信用していない方が居る。漁師とはこんなものらしい?
 今漁期始めて西播の栄養塩情報がノリ研から入ったので下に貼り付けた。(区画51号)

10月13日調査

白浜地  0.3
白浜沖  0.3

 こんなに低い所は区画51号の海だけだ。よく見ておけ、関電、姫路市。プランクトンだけではここまで下がらない。関電が減らすから大きな影響がでるんだ。この海水は潮の流れに乗って東や南に流れ着く(冬の場合)姫路市もこのままで済むと思うなよ・・・
10月13日 大阪湾沿岸で“青潮”無酸素水の発生する所は港の中を周りの海底より極端に深く掘り下げた所と重なるとテレビで報道していた。その原因はプランクトンの死骸が海底にたまり、分解する時に溶存酸素を使い果たし、硫化水素が発生し無酸素にしてしまう。この水の色はコバルトブルーだって(私の聞き間違いか?)東京湾では起きている現象だとも言っていた。またこの現象は台風が来た時に起こるとも言っていた。
 たぶん湧昇流、陸から沖へ強風が吹くと起きるものと思っている。底曳き網漁師が魚が獲れなくなったと言っている。網を揚げた袋の中には魚と言える獲物が見えなかった。

 大体こんな説明でした。がプランクトンだけが犯人だと言うのは間違いだと思う。姫路市と同じ下水排水からの有機物が堆積したのが大きな原因であると見ている。これは人口の数と比例して流れ出ているのを誰も言わない。プランクトンは20年前頃はもっと発生していたのを忘れている。その時分はこの海でもプランクトンはもっと湧いていた、魚も居った。と言う事を、また、大阪湾の南の和歌山のあたりではチリメンが獲れないと聞いている。・・・
 これは関電が無視をしたので、一つばらす。姫路第二火力発電所は止める代わりに○○重工が開発した大型発電コイル。これは実験用らしいが完成したら大阪湾で発電するらしい。これは2001年に聞いた話だ。またこの大型発電コイルの開発は新聞紙上で公開されたものだ。
 後に。組合長も言っている事である。早い話関電第二火力は私の抗議で逃げ出す作戦に出ているのだ。また大阪湾でも火力発電所は増えているのをご存知かな・・・
 
 こんな物が増えると“栄養塩”が減少すると言う事は常識だ。今以上に栄養塩が減少したら、その内大阪湾でもユウカンピアが占領するだろう。関電よ 逃げても被害を与えた事実は隠せない!!
10月12日 終わった。種網の張り込み、隣の組合の方は台風の様子見のようだ。それにしても船が油だらけ、いくらあらっても落ちない。いやな油だ。 関電や姫路市下水排水も同じ産業廃棄物、こんな所がやっているから皆真似をするのだ。酷い話だ・・・
10月11日 写真を二枚アップしたので、この日は二行になります。写真の説明は下で軌条しているので省きます。この芽つきなら今から一週間で糸に色が付いてくると思います。
 種網を育てるのはこれからが問題である。これは、干出の与えかたが、質のよい種網に育つと言うものである。自慢ではないが、私はそれを悟っている。
 今海の状態は最悪だろう。栄養塩は少ないと思う。その証拠に写真に写っているノリ芽の色が薄い。色落ちと言う状態だ。これは言わなくても関電が海水を電気分解して次亜塩素酸ソーダを採っている限り解決しない。関電に質問状を送った期限が10日で切れた。今度は岡山県に質問状を送る事になるだろう。

心配事が一つあった。一番初めに冷凍庫に100枚入れた後冷凍庫が故障して、気がついたときは庫内の温度が上がり一度凍った種網は溶けていた。大失敗だ。何かの異常でセンサーが働き電源が切れた為だったが、その網は2日目に出しているが、色が薄く確認がしにくいいくらかは見えているので死んでしまったとは思えないから、このまま育苗を続ける事にした。最悪は種の付け直しかと思っていたが残っているようだ。
10月11日 朝から雨が、予報では降らないはずだったが東の風を伴って。中止かなと思ったが冷凍庫から50枚を出して出て行く、何とか網を張り終えたら雨がやみ、東の風もおさまってきたので8日に張り込んだ網を干した(今漁期初の干し上げ)明日からは順番に干し上げる枚数を増やす。
 左の写真は昨日写したノリ網を長さ10センチ程度の糸を切って持ち帰り100倍の顕微鏡で覗いたものですが、綺麗に写らないのでご理解を、デジカメをそのままあてがって写したためなので・・・
 同じ糸でもノリの付き方が少ないところと多いところがあり、左の写真は少ないところですが、どれがノリかお分かりになるかな?分かりやすい見方は、ミミズとよく似ていると思っている。その上の写真は多く乗っているのがお分かりになると思います。それが分かるとどれがノリ芽かお分かりになられたと言う事です。
10月10日 今日の漁場は私のところは何時もと変わらなかった。が東端のセットの方がロープやフロートにべったり油が付いていると言って来た。その時に流した犯人は分かっているんか?って聞かれたが「分からない」だから海上保安庁に被害届を出しておくように言って分かれた。
 その後すぐに巡視船が吸着マットが流れてないか確認に来た。昨日綺麗に回収したからないと思う。それに昨夜から潮の流れが沖に、かなり流れたようである。今日は上島の西側でヘリが旋回していた。その周辺でやはり巡視船が作業している様子であった。かなり油が残っていたのを確認していた。
 左の写真は11時ごろ写した。写真内、左側の船は国土交通省調査船が区画51号ノリ漁場南西沖を走り回って調査をしていたので巡視船と一緒になるとき写したこの後姫路第二火力発電所の取水口のある港の中に入っていった。たぶん調査目的だと思う。しかし、残念な事に吐き出し口は調査をしていない。これでは何のために調査をしているのか?訳分からない行動だ。
 もう一つ昨日から飾磨港は赤潮が大発生と言っても可笑しくない状態だ。茶色だ。また、漁場内でも赤潮だ大きなプランクトンだ目で見える。栄養塩が少ない。調べていないがノリの色が悪い明日今日写した写真をアップする予定。(旨く写ったらの話)
10月9日 今日は,とんでもないニュースがある。左の写真は油の回収作業に当たる、海上保安庁の巡視船が吸着マットで回収中の写真。危機一髪のところノリ網施設の沖側を通過、少しかかった所もあるようだが確認する前に日が落ちたので分からない。私がこの一声を聞いたのはPM4時頃丁度沖から帰った時代表組合の組合長から水産試験場から聞いたと言って電話が入った。その後すぐ水産試験場からも電話がありすぐ区画51号漁場に行くと写真の状態であった。

 この後巡視船がマットを回収作業に入ったから私も回収に協力暗くなるまでに何とか回収できたが船は油まみれだ。ねっとりした茶色の上にタンクの底に溜まる、おりのような物も混ざってかなり汚い油だ。長さ2キロ幅600メートルに渡り(海保情報)油が付いた吸着マットの写真は左下にある分。今日は何とかなったが明日は分からない。北風でも吹いてくれたら沖へ流されるが悪いことに今日は西風だった。明日の作業に影響が出そうだ・・・
10月8日 種網15枚重ねで7台分張り込んだが、それ以上の作業は出来なかった。北西の風が吹いてきた明日は少し余分に張り込む予定。この漁場は全員張り込んでいたと、言っても私のほか2形態だけですが、従業員も減っているのが現状だ。良くお分かりだと思いますが特に、この海は期間が短い。
 その原因は“栄養塩”の低下で、プランクトンなら姫路市の下水排水で、直接アンモニア態窒素を減らしているのが原因なら関電の温排水だ。私は、両者が犯人と思っている。が専門家はユウカンピアだと言っているので、関電が知らん顔して、のさばっている。
 
今回、関電に「公開質問状」を送っているのも皆は知っている。思いは皆同じだ。表立って意見を言えないだけの話だ。栄養塩を減らしている一番悪いのは関電だ。下水排水は窒素量はビックリするほど大量に流してるのも判明している。だから普通に行けばこの海は、ノリの色落ち被害は出ないのが当たり前の海だと言うことも、調査結果が出ている。ただし、バリカン症は姫路市の下水排水であるのも調査済みである。EICネットでこのホームページを見て頂いた評価もある。見るには
こちらをクリック、これだけの評価はなかなか出来ないと思っているが、それだけのデータを揃えたと言える。関電も良く考えなければ何時までも恥をさらし続ける事になると言う事だ。姫路市も同じ事だ!!
10月7日 今日は3時間ほど作業ができたが昨日から積んでいる荷物を6台分広げただけで逃げて返った。風向きは北よりだったが西波が出来る風だ。明日は?出来たら種網を入れたい。
10月6日 天気予報に頼りすぎたようだ。午前中は風がなかったが作業は中止で沖に出ていない。気象に関する私の決め事は、これから悪くなる気象条件がある場合は、初めから沖には出ないと決めている。
 これからの季節は、突風が吹く季節に入るからである。過去に一度、苦い経験がある。近年あまり吹いていないが、あんなめには遭いたくは無い。明日は冬型の気圧配置になると言っているが明日にならないと分からない。また、明日はこの地区は祭りだ。お手伝いが居ないからこまったもんだ・・・
10月5日 今日は微妙な天気で作業は中止になった。左の写真は、今日の作業予定の種網干出装置12台を積んだ状態の船と、その前に写っているのは昨日設置した干出装置。たぶん明日も駄目だと思う。台風より前線上に低気圧が発生し発達するそうだ。天気図を見る限り後二日間は風が強そう・・・
 種網入れは、早くても8日以降になるだろう。
10月4日 台風16号は足ふみ状態になったようだ。思ったほど影響は出ないかも?
 今日の作業も順調に行ったが、海の色が・・・赤潮状態になってきた。水温は灯台設置日より1度下がっているが、プランクトンが増えてきた。水素イオン濃度が8,27まで上がっている。今後の経過が気になる。
10月3日 今日の作業は予定どうり設置できた。後三日はかかるが、台風16号の影響が出るから大幅に遅れそう・・・
 話は変わる。関電にメッセージ この海だけが悪いと言う証拠のデータは他にもある。公開しないのは、訴訟になった時に必要になると思い公開しないだけだ。それと、この海は関電の増設するまでは、3月の終わりまでノリは獲れていた。その証拠もある。それに、平成11年にはデータの“捏造”までした。大企業のすることではない。捏造したデータは公開している。確認するにはこちら このページの二枚あるデータは関電が「カンソウ」関電の関連企業が造ったものである。海水を電気分解し次亜を採るとこのようなデータには絶対にならない。
 明言できる。ポンプで海水を汲み上げるだけでもアンモニア態窒素は減少すると言う事も分からないらしい。これは、関電に言ってるのだ。「カンソウ」は優秀な企業だが親会社の言う事には逆らえないと言う事だ。
 関電さま、増設時には影響が出たら弁償すると言ったのを忘れてはいけません。目に見えない程度ではない。商売にならないところまで壊した。ここまで壊れるのなら、増設時に“ノリは獲れなくなります”この一言がいります。今回は社長さんまで報告しないともっと公開する予定。これは、被害を受けた者の“権利だ”
10月2日 明日から沖の施設設置作業にはいる。また、時間が空いたので底曳き網漁に行ったが、目当てのシャコがおらん!最悪だ。やっぱり今年も栄養塩が少ない。と言う事だな・・・
 姫路第一火力の五号機、六号機増設するまではシャコはいっぱい獲れていた。それが、増設後まったくと言ってよいほど獲れなくなった。これが良い証拠だ 関電
10月1日 今日から18年度漁期日記になります。
 左の写真は神戸新聞記事。10月1日は「浄化槽の日」だそうです。海の為には、この施設の方が良いんです。だけど、たぶん、塩素殺菌をしていると思う。記事にあるように川の水量も増える。しかし川を綺麗にと言う方々が、この排水を川に流さない事が川を守れる。また、綺麗にする為に終末下水処理場にし、海に流しているのが現状です。
 分かりやすく言うと、“川を守る為に、海が犠牲になっている”私から言うと、川にいらないものは、海にもいらない。これは当然の意見だ。
 その上、大量の塩素で綺麗にしようとして海を破壊してきた。海には関電の排水もあるがこの排水を問題にしている所は無い。むちゃくちゃな事をしているのだ。
 “企業責任とはなんだ”これを関電に言いたい。言った約束も守れない嘘つき企業 恥を知れ!!
9月30日 今漁期最初の栄養塩情報が入ったのでお知らせします。東播地域、DIN2.8〜8.5です。
また水温は、25,2〜23.4℃ 西播はありません。
 先日測った私の水温は少し低いのかな? “台風情報”今度できる台風は日本まで来るそうです。本当かな?コースによっては種網を作る、干出装置の設置が遅れるかも・・・
9月29日 今日の関心ごとは、関電に「公開質問書」を提出したか?だと思う。お約束どうり出しました。本来なら中ノ島の本社に持って行くのが常識だが、残念ながら私は動く事ができない状態にあります。
 理由は、組合側との覚書がある為だ。昨年11月だったと思うが、塩素についての抗議は組合側が要望書を提出するから、お前は何もするなと言って覚書に印鑑を押さされた経緯がある。しかし組合側は何にもしていないようだ。約束を破ったのは組合側だ。責任は組合側にある。
 送った文書に返事の期限を書き忘れたので、ここで言っておきます。「10日間だ」忘れるなよ関電。
プランクトンが栄養塩を減らすからノリの色落ち被害が出ると言っているのは専門家だ
しかし、海水を電気分解して塩素を採った時にアンモニア態窒素が減少するのは常識に話だ。と言ってもこれも専門家の話だ。プランクトンは、また分解されたら栄養塩に返るが、関電が電気分解したら返らない。どちらに原因が、犯人か言わなくてもお分かりだろう。“関電”

また、ご覧の皆さんにお願いがあります。環境省からパブリックコメントを募集しています。排水基準についての意見です。残留塩素は「検出されない事」です。
「排水基準を定める省令等の一部を改正する省令案に対する意見の募集
 (パブリックコメント)について」ここをクリックで見られると思います。宜しくお願いします。

9月28日 聞いた話を紹介。底曳き網に車海老だけで3万円あまり獲れていると聞いたのでお知らせします。大漁ではないが、そこそこ獲れているようです。近年、秋には良くなる傾向がある。これは、栄養塩が冬より増えるから、秋には少しだけどよく獲れると言うわけだ。この説を否定できる方は居ないと思う。
 では、なぜ夏は増えるのか?一番分かりやすい例を「姫路市中部析水苑の日量は夏の処理排水量は17万トンで冬の処理排水量は14万トン(平成10年調べ)これだけでもハッキリ分かる。その上、川の流量は数字では分からないが雨が多い分増えるのも事実だ。関電が減らすより陸からの供給が多くなって、冬より多く海に出るから夏から秋にかけて、栄養塩が増えただけ魚も増えることになる。これが真実だ。この上に残留塩素が未だに流されている。(昨年5月以降は約3分の1まで減少している)
9月27日 今日は、関電に送りつける「公開質問状」の送る予定日は、29日に決めた。関電の海に対する姿勢を変えさせなければならないのは誰が見ても当然だろう。
 関電から返事がなかったり、また嘘の回答をすれば、今度は、岡山県に、これも質問状を送る。前回送った関電の回答の中に「栄養塩の低下と岡山、香川でもユウカンピアの発生で、のりの色落ち被害が出ている」このような軌条がある。この海域の潮の流れは岡山から来るのは分かっている。関電の言わんとする事は岡山から来たと言っているのと同じだ。前にも言った事がある。栄誉塩の一番初めの物質は“アンモニア態窒素”だこの物質は岡山からは流れてくるまでに更に分解し亜硝酸態窒素と硝酸態窒素に分解が進むとアンモニア態窒素が供給されなければ減少するのは確実だ。
 アンモニア態窒素は下水排水が大きな供給源であるのは確実で、人口の多い地域ほど多く流されている事を関電側の第三者機関はご存じないらしい。私が調べた資料はそれを物語っている。また関電が、海水を電気分解して次亜塩素酸ソーダを採っている時にアンモニア態窒素を半減させている事を、関電自ら調べたデータでも半減しているデータがある。どうしてそれを認めないのか、不思議でならない。
 また、専門家の間では海水を電気分解し塩素を採ると確実にアンモニア態窒素が減少するのは常識の事だ。こんな事が分からないとは関電には専門家が居ないと言うことになる。だから、返事が来なかったら、岡山県にも質問状を送ることになる事を忘れないように・・・
9月26日 灯台の設置バッチリ、と言っても肝心な所は協力者のおかげ。「有難い事です」左の写真の紹介。区画51号南西沖から灯台を写した。その向こうに見える所は八家川河口、右端山の麓に見えるのが八木港の灯台。

 もう一つ、左下の写真はPH計で水温も測定した。結果はご覧のとうりですが、この水温計は、数字が少し低めに出るから0.8度たしてください。24,7度これが正確な数字です。
 思っていた水温だった。今までの経験からすると、今年はかなり低めだ。高い年は26度で網を張った事はよくある。水温を気にしていたら、この海では網を張る機会を失う漁場だ。関電の排水があるから特に思う。0.5度ぐらいは高いだろう・・・いや もっとかな?調べようがないんだ・・・
9月25日 今日、いつもお世話になっている方から聞いた話を紹介。「このホームページの更新日の日付けが変わらないから見ていない」ちょっとショックだったが仕方がない説明不足は私の責任だ。一人でも多くの方に見て頂くことが、大事だから、皆さんのお力で広めて頂きたい。そうすれば壊された海も甦ると信じている。
9月24日 昨日、参考資料と言ったが、まだ水温も測ってなかった。26日に灯台を設置する。その日に忘れてなかったら測定をする。また、種網の作り方は、この海と他の海とは大きな違いがあるから参考にはならないと思う。その訳は、関電が吸い込んで吐き出す出す海水は塩分が濃いから干出時間が長い。つまり、乾くまでの時間が他の海とは違いがあると言う事だ。早い話、種網の作り難い海である。関電お前のせいだ
 増設時には、影響は無い。影響が出たら弁償する絶対に迷惑は掛けない。天下の関電だ とまで言ったのを忘れている。まさか、これが嘘だったのか?そうだよな こんな難しい事、漁師には分からんからな。だけど、分かってしまったのだ!!
9月23日 海況を、と言っても港の中最近は北風が良く吹いているから港の中は比較的きれいと言える。また、水温も少しは下がっているだろう。こんな年は早冷年と言って種網作りは困難な年になりやすい。早く水温が下がると少し気温が上がった時に水温が上がりやすいからだ。ノリは水温が1度以上上がると芽痛みを起こしやすいと言う特性を持っている。だから、早く気温が下がる年は、10月後半から11月前半に気温が上がる年がある。私の経験から見える予想は、“先で困難な年になる”だ。このページを見ている方に参考資料として、早く種網を張る事をお薦めします。私は10月1日から張りたいが5日位からになると思う。
9月22日 イヤー 今日は忙しい一日だった。ちょっと疲れ気味かな? まづ、種網は、言う事なし 
すでに3細胞や4細胞が見られる。まだ100枚の持ち帰りで一箇所10cmを見ただけだが予想以上の網である。こんな事を言ったら大きなプレッシャーになるが、関電と下水局の流す残留塩素が明暗を分ける事になるだろう。
 数日の間に関電に「公開質問状」を送る事になるだろう。
 話は変わる。今日の本命の仕事は、漁場の周りを囲う灯台のペンキ塗りとチエーンの整備だが人手が少ないから、キツイ。毎年辞めるものが出るが今漁期で止めてやる。
 今日はもう一つニュースがある。はっきりは分からないが車海老か平目の放流をしていた。姫路市の漁船漁業が行ったようだ。たぶん、車海老だと思う。今頃放流しても、私は獲ることはできないと言う事だ。これでノリまで獲れなかったら、お先真っ暗だ・・・
9月21日 今日、のり研から出していたノリ網に種が付いたとお知らせがあった。明日引き取りに行く。分けあって4回に分けて付けていただく事になっている。明日はちょっと忙しい日になりそう?
9月20日 自民党の総裁選 安部さん。初めから分かっていたが、綺麗な日本を造るそうだが、まさか“塩素”で殺菌する事はないだろうな?この方は、私がパソコンを始めて一番にメールを送ったところが小泉さんのメールマガジンだ。その時に返事を頂いたのが、当時メール担当官の責任者であったのが安部さんだ。その安部さんから、小泉総理にも必ず報告をし、関係している省庁にこの話を振ると返事があったが、5年目だが何も変わらない。よく考えたら党員でもないし献金もしてなかったから無視と言うわけだ・・・
世の中“献金”だ
9月19日 今日は、これからの関電と姫路市にどうすれば分かってもらえるか?作戦を立てた。
その一つを紹介。まづ、関電には質問書を送る予定だ。内容は、今年も海水から次亜塩素酸ソーダを採るつもりか?と言うものになる。詳しくは送ってから、お知らせ・・・
 姫路市には、まだ決定ではないが、署名運動をしなければならないと言うものだ。これも関電も一緒になる。とりあえず関電が先になると思う・・・
9月18日 台風13号、九州では酷い被害が出ているようです。被害に遭われた方には「お見舞い申し上げます」私のところは被害はありませんでしたが今週末、また14号が来ると言っている1日がかりで資材を非難させたが、今しばらくそのままにしておきます。
 左の写真をご紹介。今朝、飾磨港で台風の実況中継を。AまるCが行っていた。テレビでご覧になった方もあるとおもいます。放送を見て映ろうとしてこの後ろを携帯電話で話しまがら通過する車があった。しかし残念ながら映っている可能性は少ない。なぜなら、私が見ていたときは実況放送時間外で、テスト、つまり練習中だったと言うことだ。
また、私は喋りだから当然海の現状も・・・嘘つきやろうの・・・(写真を写しネットで公開する許可は頂いている)
9月17日 台風13号九州上陸少しは気圧が下がったようだが、それでも950hPa聞いた事が無い数字、これからどうなる事か?古い建物がもってくれるのか?屋根が吹っ飛びそうな台風の到来か?夜の10時過ぎから南よりの風が強くなってきた。明日の明け方までが勝負だな・・・
 しかし、台風のコースが日本海、朝鮮半島よりに寄っているようだから暴風圏には入らない。
9月16日 14日の続き。関電が言っている岡山からの低栄養塩説について、これには無理がある。と言った根拠は、9月1日の水産技術センターからの説明に「低層付近のユーカンピアの分布」の図を見れば良く分かる。一月の上旬にはユーカンピアは家島の北西付近の低層に生息している。それと香川県側と淡路島周辺の低層付近にこれがユ−カンピアの広がる元だ岡山県ではない事の根拠と言える。
 また、春には(3月下旬)栄養塩が増えてくるとユーカンピアは元の海底付近に潜むと聞いている。
ユーカンピア以外のプランクトンはDIN2μgat/l まで下がると繁殖しないので、決定的な色落ち被害には繋がらない事から、ユーカンピアが発生するまで栄養塩を減らしている関電の温排水が第一原因と言える。
 この説に文句があるなら聞いてやる「なんでも掲示板」でもメールでも書き込め関電!!
姫路市は有機物を流している最大の施設だからプランクトンに対しては姫路市だ!!
9月15日 アー台風今度は豪いことになりそうだ日本海に入りそう。このコースは最悪と言って良いだろう。強風と高潮だ。早い目に資材の避難をするが、それにも限界がある。全て安全な所に運びきれない。その上、古い建物がある。これが大問題だ。出来るだけ日本から離れて通ってくれ と祈るだけしかない。
 “関電と姫路市が喜ぶだけだ”くそったれー おっと また汚い言葉を発してしまった つい出てしまう 理解してくれ
9月14日 今日は、関電が低栄養塩の海水は岡山県から来ると言っているが、これには、かなり無理がある
。その根拠は、DINで表す数字は無機態三態窒素の合計である。これは、有機物が分解されると次の順番に分解される。「アンモニア態窒素」→「亜硝酸態窒素」→「硝酸態窒素」この中でアンモニア態窒素は長時間持続する事は無い。ましてや、岡山からノリ漁場区画51号までアンモニアのまま流れてくることは無いと言う事だ。流れて来る途中プランクトンに消費されなければ、亜硝酸と硝酸は還元し合い減少しても、アンモニアのようになくなる事は無い。
 言い方を換えれば亜硝酸と硝酸はアンモニアが多くあれば亜硝酸も硝酸も多くある事になるが、流れて来る途中プランクトンに消費され無くなるから、岡山の栄養塩は姫路まで流れて来てノリの色に関係する事は非常に苦しい言い訳でしかない。また、今年9月1日の水産技術センターでの勉強会で頂いた資料を見れば良く分かるデータがあった。関電よ栄養塩は何処が一番多く流しているか分からないんだろう。もっとよく勉強しろ・・・(続きは後日)
9月13日 昨日紹介したウエブサイトお役に立ったかな?これだけ分かりきった事を関電と姫路市は隠し続けて認めないとは情けない話。その上、地元3組合は要望書を提出しただけこれだけ分かっていたら民事で確実に勝てる。組合の看板を下ろせ・・・だ。組合相手に民事に訴えるか?弁護士を捜そうか・・・私にはその権利があるのを忘れるな・・・
9月12日 今日は、関電と姫路市(下水局)が未だに、しらを切っている“塩素”これがどれほど悪いものか分かりやすい企業の公開情報を見て頂こうと思います。下のURLをクリックしてご確認を
http://www.iwasaki.co.jp/product/applied_optics_field/water_treatment_system/uv03.html


紫外線殺菌と比較できると思います。今年の春にも確認しています。逃げられないんだ 関電 姫路市、特にに姫路市はよく認識しなければならない。飲酒運転で事故を起こす職員が出るのは塩素を流して海を壊していても隠蔽すればよいと言う下水局幹部と市長の、浅はかな考えが作り出していると言っても言い過ぎではない。
9月11日 今日は今漁期の準備の進行状況をお知らせ。準備には順番がある。始めは種網干出装置から整備に入るが昨年10月23日の強風でアンカーが吹っ飛んだ時にロープが切れたりし予想外に痛んでいる為この作業が大幅に遅れている。次の段階まで数日かかる見込み。お知らせまで・・・
9月10日 今日応援者から新聞記事を頂いた。今月4日の記事(神戸新聞)記事が少し小さかった事が分からなかったと言い分けをしておきます。この記事は新聞記事のページにアップしています。見るにはこちらこの記事を皆さんはどのように思いますか?昨年までは環境省が窒素・燐の総量規制を行って窒素・燐を減らしてきたのをご存知だと思います。この窒素・燐を増やす目的でダムの水を利用すると言うものです。
 こんな事をするより直接海に窒素・燐を撒く方が早いと思いませんか?環境省と水産庁の考えが違うのも可笑しな事だ。終末下水処理場と関電を改善すれば間違いなく海は甦る。これは私一人ではこれ以上のことは出来ない。一人でも多くの方が訴える事が大切だ。参加者を切望する・・・
9月9日 今日今漁期の区画51号の本張りまでの予定が決まった。漁場の回りに入れるフロートやペンキ塗りの設置までは9月中10月からは種網を作る干出装置設置、種網の張り込み、単張りの張り込みは11月3日(予定、昨年は5日)
 昨日の取り締まり船の説明を信用しない方がいらしたので証拠写真を掲載、今朝写した。これで信用していただけるかな?(このサイトに嘘はありません)
9月8日 今日は飾磨港に水産庁の取り締まり船が夕方入港した。大きな船ウオータージェット36ノットほどの速さで走れると言っていた。漁船の取り締まりも良いが、関電と下水も取り締まれと言ってやったが聞く耳を持ってなかったようだ・・・(船名は伏せておきます)
 明日は、今漁期のノリ網張り込みの予定を決める会合がある。
9月7日 今日環境省から窒素、燐の規制についてパブリックコメントを募集の情報が入ったのでお知らせですが、終末下水処理場は減らさなければならないが、関電は減らしすぎどうするんだ。こんなバカな話はないだろう。海を壊すのは誰だ。俺はこのホームページをパブリックコメントに掲載して抗議する。心ある方はこちらに抗議文を送っていただきたい。内容はこちら→http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7476リンク張っています。パブリックコメントはこちら→http://www.env.go.jp/info/iken.html#431難しく考えないで下水排水は有機物を大量に流し赤潮を発生させているのは事実だ。関電は栄養塩を大量に減らしているのも事実だ。播磨灘はこの二つの施設で確実に壊されている。ご協力を・・・
9月6日 おめでたい日には書き込みは出来ない
9月5日 今日は姫路市が国策に逆らってこの海を壊している根拠を新聞記事のページにアップした。見るにはこちらこの記事を読めば閉鎖性海域の赤潮の犯人が終末下水処理場と言うことが分かるだろう。
 飾磨雨水ポンプ場が如何に悪いことか認識しなければならない。それなのに中部析水苑を増設までしているバカやろうの一言だ。こんな記事まで公開するつもりはなかったが無視をしている限りこれからも公開する。ネタはまだまだある・・・
9月4日 今日は、公開しているデータについて解説。専門家が長期にわたって調査をされたデータは海だけのデータで、その殆どは大学と水産技術センターと関電が積み上げたものだ。ではなぜ調査をしたか?と言う事です。魚が減少した。ノリの色落ち被害と言った。犯人が市、県、関電が犯人と言うことが、早くから分かっているが、調査をした方々はそれを指摘できない立場にある。したがって何時まで調査をしても原因は終末下水処理場と関電が原因者だと公表はしてくれない。と言う事だ。漁師が行動をするまで、海は壊され続けるのは間違いありません。良い例を紹介。私を大学に紹介捨てくれたのはNHKです。調査結果が関電が犯人と判明すると弁護士を紹介すると言って、ニュースとしても放送してくれなかった。関電の影響は計り知れないものがある。
9月3日 「のり養殖技術研修会」のデータをアップして解説を少し加えた。見るにはこちら戻るにはブラウザの戻るでお願いします。説明はあと少し付け加えます。悪しからず・・・
9月2日 昨日の研修会で、はじめの挨拶の時に、こんな説明があったので紹介。「香川県の水試の方との話の中で今年の“いわし”は黄色い色が付いている。こんな年はノリはよく獲れる」と話がありました。と言うものでした。(この話をしてくださったのは左下の写真に映っている方)
 今年は栄養塩が少し多いと言う事だ。また、数も多い魚群探知機に良く映っているのは間違いない。これは残留塩素が瀬戸内全体で減少している。確認はしていないが日本中で減っていると思う。昨年5月に残留塩素の測定結果を公開してからだ。お世話になっている大学のおかげだ。
 だけど、播磨灘は関電が栄養塩をまだ多く減らしている。この悪い奴を何とかしないと兵庫のノリの色は黒くならない。諸外国と競争力強化で設備を近代化しても黄色いノリでは兵庫だけが負け組みになってしまうのは確実だ檄を飛ばしてるんだ・・・
9月1日 水産技術センターで「のり養殖技術研修会」が行われ130名が出席と発表があった。収穫はまーまぁと言った所かな? 特に関電の排水は栄養塩が半減している事やユーカンピアの発生に関係している。など全てではないが、さわりの部分だけ発言してきた。あまり突っ込んだら水産技術センターの方達にご迷惑をかける問題と思うので少しだけの発言で終わらせた。関電に警告する今年のノリ養殖期間は排水する時には“アンモニア態窒素”を元の(吸い込んだ時の量)栄養塩量まで添加して流せと言っておく。
 これは、当然の事だと返事を頂いた。嘘ではない事を言っておく、疑うならセンターに聞けば分かる事だ。また、130名が聞いている。警告を無視するなら、機会があるたび公開していく。
もっと具体的に・・・
 
 海苔産業情報センター代表の話の中に中国のりの一部だけは日本に入っているが後はまだ日本に入ってないと説明があった。これは、中国海苔に問題があるらしい。2チャンネルで仕入れた情報では、あるノリ問屋の言うには、このノリには有害な物質が付いていると言う情報があった。この情報と結びついたと思う。